澄香@カレー部長

飲める… スパイスカレーは飲める… カレーに目覚め、通ったお店は80軒以上✨ 〜一皿…

澄香@カレー部長

飲める… スパイスカレーは飲める… カレーに目覚め、通ったお店は80軒以上✨ 〜一皿から始まる出逢い〜をコンセプトに、カレー部を発足!現在部員60名。 12年勤めた保育園を辞め、 一人前のカレー部長になるまでの記録です。

最近の記事

スルメ女が釣れる場所はどこ??

食べて。 私を食べて。 食べたら分かるの。 だって私はスルメ女だから。 保育園の先生を夢見て、やっと働き始めた20代前半。働くのも、先生になるのも初めての経験。毎日行くだけで必死で、クタクタになって、気が付いたらリビングで転がっている毎日だった。 保育士にとっての問題点は ・給料が低い ・重労働 最大の問題は、 自然な出逢いが全くないこと。 社内恋愛をしたいなら、恋愛対象を女性にするしかない。 学生時代の友達(もれなくみんな保育士)と土日になると、飲み会

    • 人類最大の謎の答えを言う。浮気の基準はクリーム玄米ブランではかる

      誰もが解けない謎。 人類最大の謎を今問う。 どこからが浮気ですか?? ケーキを囲み、かわいいくまさんが描いてあるラテをすすり、 女子が3人も集まれば繰り広げられる話題。 何をしたら、浮気か…… 長年聞かれるこの謎に、私の答えを言う。 私が、浮気されたと思う瞬間は クリーム玄米ブランを見て、他の女を思い出した時だ。 「ねえ、お腹空いてる?」 「……空いてる」 「やっぱり」 35歳。立派な大人になっているはず。身長も172cmもあって、どこからどう見ても私は大人だ。だ

      • 怪しすぎるカレー屋に行った話

        怪しい。 もっと興味そそられる言い方を考えたのだけど、見つからなかった。 本当にそう思ったから素直に言う。 怪しい。 入りづらい。 ここまでの思いをしてまでも、冒険に行くのは、数々のゴリ推しがあったから。ということと、カレー部長としての使命でしかなかった。 「ここ知ってる?」 カレー屋さんを見つけると、友達がLINEをしてくれることが増えた。 店を回り、インスタに投稿して、部活まで作ってしまった。ごはんに行こうとすると友達から 「カレーにする?」と聞いてくれるほどになった。

        • 婚活女子。モテ期ってあるの…?

          どうしよう…… どうしよう…… 遂に、遂にこの時が来てしまった。 欲しくて、欲しくて仕方ないこのきもち。 しばかわ すみか 35歳女子。 最大のモテ期来てます。 世の中には男がいないのではないか。というかいないんじゃないか。と途方に暮れる。ぼーっとしていると、皮肉にも目の前を、さっと1人の男性が横切っていった。確かにいるの。だけど、私を好きになってくれる男性はいないの。 土日連続当たり前。飲み会をはしごして、 聞きたくもない話を一生懸命聞いて、 連絡先だけが増えていく。

        スルメ女が釣れる場所はどこ??

          婚活女子が、ペンギンに激しく憧れた理由

          石原さとみもいい。 北川景子もいい。 菜々緒もいい。憧れの女性を思い浮かべることをもう何度したことだろう。 同じ日本人、女、30代。 大きくくくれば、一緒。だけど、収入、キラキラ感、美人度。ここまで違うのは、不公平過ぎると呪った。 彼女たちみたいになりたい。なったら、飲み会に行って、必死にお皿を配ったり、聞きたくもない道の駅の話に 「そうなんですかー!!」なんて愛想を振りまいて、頷かなくてもいい。 いいなー……美女。 いつも思っていた私は、今猛烈にうらやましいと思っているもの

          婚活女子が、ペンギンに激しく憧れた理由

          華金を喜ばなくなった理由

          待って、待って、待ち続けた。 この日の為に私は頑張っていた気がする。 朝からうれしくて、夕方の解放感といったら!! 待ち焦がれる金曜日。記事を書いている今日は金曜日なのに、平常心なん自分。 カレー部長生活になって変わったのは 金曜日を待ち焦がれなくなったことだ。 だるい…朝からだるい。 休みの日は早く起きられるし、時間はあっという間に過ぎていく。なのに、なぜ、平日はすぐに終わらないんだろう。 のろのろと起きると、お天気お姉さんが 「おはようございます!」 と笑いかけてくれ

          華金を喜ばなくなった理由

          手に入れたくて仕方ないものを、手に入れた現実

          好きで好きで仕方ない。そんな人の近くには寄らないほうがいい。 手が届かなくて、会いたくても会えない。苦しいのだけど、叶わない夢だからきもちが強くなる。 寄れば寄るほど、イメージと違う相手のアラが見えてくるかもしれない。こんなはずじゃなかった……。気落ちするかもしれない。嫌いになってしまうくらいななら、遠くから見てずっと好きでいた方がいい。 手に入れたくて仕方ないものを手に入れた瞬間、こんなもんだったのかとびっくりしているのが、今の私だ。 思えばほんの小さな願いだったんです

          手に入れたくて仕方ないものを、手に入れた現実

          人の子の成長とヘチマ…

          しまった……。 心の声が漏れてしまいました。たった1人でぽつんと座っているリビング。大きすぎる画面は、眩しい光と笑い声を放っている。年齢に合わないくりくり目玉で、バシッとスーツを着こなした彼は、ひょろりとした色白の相方にしみじみ言う。 「ヘチマと人の子の成長は速い」 「ほんとにそう!!」 納得してしまった。博多華丸大吉のネタの一部。 大好きなのだ。このネタは。笑いというより、共感が止まらないから。 子どもの成長は、本当に早い。 大人の1年と、彼らの1年は濃度が違

          人の子の成長とヘチマ…

          理性よ。サヨナラ。

          旨味 コク 食事のおいしさを決めるものが もう一つあるとしたら…… 背徳感だと思う。 体に悪いのは分かっている。 だけどうまいんだよね。 深夜のバラエティーで語っていたのは ”深夜に食べすぎちゃう芸人” 夜に食べるのは から揚げ マヨネーズポテト アイスに、はちみつ… 確かに体には悪い。 だけど彼らは楽しそうで、とっても元気。 おなかが空いてくるくらい。 にこにこしている彼らは、人として輝いていた。魅力的過ぎた。 食事は栄養だけじゃなく、楽しく食べることも大事な意味が

          理性よ。サヨナラ。

          14と聞いて何を思い浮かべますか??

          ”14” という数字を聞いて、どう感じますか? 多い? 少ない? 何の数字かによりますよね。 14は 私が8月中に食べたカレーの回数です。 下っ腹が張る日が続いて、 んー……これは太ったのか便秘なのか一体何なんだろう……と考えていると、健康、料理に詳しい看護師の友達にサラッと言われました。 「すみちゃん、カレー食べすぎじゃない?」 …… そうかな?そんなに食べている気はしないんだけど。 家に帰って手帳を見返し数える。 1,2,3…… 14。 多いわ。 手作り、

          14と聞いて何を思い浮かべますか??

          誰か…大量の紙をお金にする方法教えてください

          ああ…こういうことなのね… 分からないことが、分かってスッキリした、心地よさはない。 知らない方がしあわせだったかも。 見なくてもいいものを見てしまった。 大好きな子の、必死の息継ぎ顔を見てしまったみたいな感覚になった。 そりゃ少ないよね。 こんなに引かれてたら。 大量の紙の束を前にして、ナゾが解けた。 ああ……これがお金だったらいいのにな。 保育園を辞めて2か月が経つ。会社、学校に属していない生活をしたことがなかった私にとって、初めてのこと。 卒業してから12年間、保育

          誰か…大量の紙をお金にする方法教えてください

          仕事はやりたいことじゃない

          「大きくなったら何になる?」 もう何回聞いてきたことだろう。職業柄(といっても前の話ですが) こども達に質問する機会が多かった。 誕生日を迎えると、必ずと言っていいほど、こども達に夢を聞いてきた。 私は出逢いが変わってから、この質問をすることにギモンを感じ始めていた。 仕事はやりたいことではないからだ。 ある程度の年齢になると、大人はこどもに夢を語らせたがる。 「大きくなったら何になりたいの?」 当たり前に聞かれるから 「はなやさん!」 「けーきやさん!」って答えてきた。

          仕事はやりたいことじゃない

          カレーとは身近にあっていいもの

          40種類のスパイスを配合した本格カレーでございます。 ゾウの置物 木目調の扉 そして40種類のスパイス… これはうまいに決まってる。 本格派過ぎる。 雰囲気や言葉の印象は限りなくイメージをつけさせますよね。 たくさんのスパイス=おいしい そう思っている方は多いのではないでしょうか? 食べるだけならいいんです。 ただ作ろうとすると集めるのは大変… カレー4人分を作るのに使うスパイスは 多くても大さじ2~3杯。 スパイス大袋を買ってしまったら、もう毎日食べないと消費できない

          カレーとは身近にあっていいもの

          安心して浮気できる理由

          安心して浮気できるのは、結局帰れば、待ってくれている家があるからだ。 さんざん遊びまわっても、帰る場所がある安心感。 別の言い方をすれば、保険みたいなものなのかもしれない。 私にとっての家は… ”カリーみよし”だ!! 店でカレーを食べるようになったきっかけを作ってくれた。 大通りから一本入った路地。こんなところに店があるのか? 注意して見ていないと、通り過ぎてしまうほど ひっそりとたたずんでいる。 木目の看板には店長さんのダイナミックな手書きで バイト募集中! の張り

          安心して浮気できる理由

          カレー部長誕生

          の、飲める…。 発酵料理教室の先生が作ったカレーを食べながら、 「まいうー!!」とカレーをかきこみ 「カレーは飲み物」と宣言するグルメタレントさんの顔が浮かんでいた。 何だ…これは…今まで食べていたカレーは カレーじゃなかった。新しい食べ物に出会った感覚だった。 カレーと言えば母がルーをパキパキ割って作るカレーしか食べたことがなかった。 先生が作ったのはスパイスカレー。ルーを使わず、スパイスと野菜、肉だけで作る。余計な脂がないから、サラサラと食べられてしまった。 う、うま

          カレー部長誕生