リブランディングの裏側 Vol.6｜理想の社会から考えるバックキャスティングでビジョンを作ってみた

こんにちは、クリエイティブ室のゆいです🐱

8月終わりももう終わろうとしていますが、みなさんどうお過ごしでしょうか。私は一歩外に出るとバテバテになるので、家でクーラーをガンガンにかけて過ごしています...😅（弊社はリモートワークなので、普段はお家で仕事をしています)

熱中症には気をつけてお過ごしください☀️

前回のおさらい

少し前に書いた、ミッションの作り方の記事を覚えていますか？

ブランドのコアとなるミッション（スマルナの目指す世界をどうやって作ったのか）というお話なので、まだ読んでいない方はぜひ読んでみてください✨

今回はその続きのビジョン（目指す世界を実現するために私たちがすること）をどのように作ったのかというお話です。

👇 はじめから読む方はこちら

一般的なミッション、ビジョン、バリューって？

そもそも「ミッション・ビジョン・バリューって何？」という方もいると思いますので、まずは前回の記事に書いていたミッション・ビジョン・バリューの説明をしていきたいと思います！

Google検索をするとよく出てくる説明がこちら👇

ビジョン（vision）とは実現を目指す、将来のありたい姿のこと
ミッション（mission）とは企業が果たすべき使命であり、存在意義 
バリュー（value）とは組織の共通の価値観
引用：ビジョンとは。ミッションとは。バリューとは。経営理念とは。わかりやすく解説

スマルナのミッション・ビジョン・バリューの日本語訳

スマルナのミッション・ビジョン・バリューを日本語訳にしたのがこちら👇

ミッション：スマルナの目指す世界
ビジョン：目指す世界のために私たちが実現すること
バリュー：私たちが大事にする価値観

詳細を知りたいという方は前回の記事で桃太郎の例を用いてわかりやすく記載しているので、ぜひ読んでみてください😊

そして、今回はビジョン（目指す世界のために私たちが実現すること）を作った過程をお話していきます💡

スマルナのビジョンはバックキャスティングから生まれました👏

ビジョンを作る方法を模索するため、メンバーと話をしていくと前回の桃太郎の話もあり、

ビジョンは目指す世界のために実現すること

という話ができました。

そこで、未来のスマルナの理想形を思いっきり詰め込んだものから現在へと逆算してみると、何かビジョンにつながるヒントが得られるのでは？と思い、未来から今を振り返る方法でビジョンを作ることになりました。

（後で代表の石井より、この方法をバックキャスティングと言うんだよと教えてもらいました😂）

バックキャスティングとは？

詳しく調べてみると、Google先生からこんな回答をもらいました。

未来のある時点に目標を設定しておき、そこから振り返って現在すべきことを考える方法。
コトバンク バックキャスティングの意味

未来と現在を行き来する…… 🤔
タイムトラベラーかな……（と、冗談はさておき）

さっそく、未来のあるべき姿を目標にするということで、将来こうなっていたらいいよね、こんな社会を作れたら素敵だよね、そのためには何をすればいいかなという想像をたくさんして、とてもワクワクしながらみんなでシートに記入をしていきました😆

7〜10年後の社会

私たちは、7〜10年後の社会をミッションを達成している＝理想の社会になっている、と定義しました。

なので、ここに入る目標はミッションと同じ

全ての人のココロとカラダが健康で、ワタシらしい人生を選ぶことができ、それがあたり前になっている世の中

です。

さらに、全ての人がココロとカラダが健康という社会では、

隣に困っている人がいたら、自分の知っている情報を共有したり、何か行動をすることを促し合っているのでは？

と想像をし、

自分の知っていることを発信し、それを周りの人に伝えることができる人が多くなっている

ことも理想として記入しました。

ここからさらに「3〜5年後の社会」「1〜3年後の社会」を逆算して考えることで、一番遠い5〜10年後の大きな目標を達成するために実現していくべき内容を具体的に考えていきます。

4〜6年後の社会

生理や避妊に対する知識を持てて、何か行動を起こすための判断ができる、行動を起こせている人が多くなっている社会

自分の知っていることを発信し、それを周りに伝えられる状態になるためには、その人自身が正しい知識を持っていることや、困ったときに行動できている（医療機関の受診や相談など）だろうと考えました。

1〜3年後の社会

知識や情報をカンタンに知ることができる

知識を持ち、困っていることに対して行動ができている人が多い社会になっているためには、そもそも正しい知識や情報に簡単にアクセスできる環境が必要だろうと話しました。

これで、理想の社会までの道筋が立てられました🙌

現在

そして、現在。私たちはわかりやすくて正しい医療情報が手に入りづらく、まだまだ生理や避妊に悩まされています。

これを目指す世界を実現するために私たちは何をしていくべきなのかを次の章で書きました。

スマルナの目指すビジョン

ビジョン（目指す世界を実現するために）

バックキャスティングで見えてきたことは、目標にたどり着くまでに、大きく分けると3つのステップがあり、それを一つずつ意識し、取り組むことが大切なのだと感じました。

❶ まずは知る。
↓
❷ その上で体験してみる。行動してみる。
↓
❸ そうすれば、隣の人が困っているときに
伝えられ、助けられるようになる。

この3つのステップを経て、ココロとカラダが健康でワタシらしい人生を選べる世の中を作るために

私たちは生理や避妊で悩む全ての人のサポーターになろう！

と話をして、ビジョンが決定しました💡

まとめ「より良い社会を作るために私たちに何ができるのか」

未来を想像し、目指す目標から掘り下げるバックキャスティングでビジョンを決めたことにより、私たちが目指す本当に理想の社会は何なのかという話から、今するべきことを言語化できたように思います。

今、会社やサービスのミッションやビジョン作りに悩んでいる方はぜひバックキャスティングで考える方法も試してみてください👍

これからも、私たちスマルナは

ココロとカラダが健康でワタシらしい人生を選べる世の中を作る

をミッションとし、ミッション達成に向けて、走り抜けていきたいと思います🏃‍♀️

👇 次回の記事はこちら

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イラスト:icon8