本を買い漁ってひたすらよみふけっていると「谷の時期」なんだなと気づく話
先日、ワーママはるさんがVoicyで「絶不調のときの過ごし方」について話されていた。
絶不調への対処法は「インプット系」か「アウトプット系」に分かれるという。
お酒を飲んだり、美味しいものを食べたり、買い物をしたり、自分に何かを「入れる」タイプか、それとも自分の中にある排泄すべきなにかを「外に出す」タイプか。外に出す方法は例えばお風呂に入って汗を出すとか、断食をして体内をきれいにするとか、持っているものを捨ててリセットするとか。
他にはあまり深く考えずよく寝るようにしたり、あえて人と会って元気をもらおうとしたり、逆に意識的に会わないようにして日々を静かに過ごす人もいる。
自分の場合はなんだろうと考えた時、「いつもより本をたくさん買い込んでひたすら読みあさる傾向がある」と気づいた。
喉が渇いたら水を飲むように
お腹が空いたら何かを食べたくなるように
頭や心の調子が悪い時にこそ、本が読みたくなる。
頭と心に栄養を入れたくなる。
ある人は、「落ちこんで読書ができる時期と、ハッピーで読書ができない時期がある」と言っていた。
右肩上がりで好調のときよりも、なんだか最近低空飛行だなと思っているときのほうが、内容が深く理解できる気がする。それはきっと「今のままではまずいから、なにかしらのヒントがほしい」と考えているからだろう。
逆説的ではあるけれど、本をたくさん買って一心不乱に読み込んでいるときって、谷の時期なんだなぁ〜と気づかされる。
絶好調のときって、たしかにあんまり本を読んでいないかも。(過去の人生に絶好調のときがあったのかどうかはノーコメント)
健康な時はお酒も飲むし、ジャンクフードやお菓子も食べるけど、病気になった途端に栄養バランスや摂生について真剣に考え出すのと同じなのだろう。
このnoteを読んでいる皆さんは絶不調、またはいわゆる人生の「谷の時期」に突入した時、どんな行動を取る傾向があるだろうか。
親しい友人に聞いてみたら「筋トレ一択」と言っていた。
・身体が鍛えられる
・エストステロンがでて幸福度が上がる
・無心でやれる
と言っていて、メリットしかなかった。ふむふむ、いい過ごし方だなぁ。人によって取る行動が違うのも面白い。ひたすら嵐が通り過ぎるのを待つようにじっと引きこもっているという人もいた。それはそれで、正解なのかもしれない。
とりあえずいまは、たくさんの活字に触れて、英気を養っている。
「本を買って読む」という気力が残っているから、きっとまだまだ大丈夫だ。
娘のオムツ代とバナナ代にさせていただきます。