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あぁ、いずれは海外移住するんだろうなと感じてしまった理由3つ【地震・景気・教育】

20代の頃、バックパッカーとして海外を40カ国ほど回って気づいたのは日本の素晴らしさだった。外に出たことによって気づく日本の良さ。

ぼくはもう一生日本で暮らしていくんだ。そう思っていた。


なのに最近、「あぁ、もしかしたらぼく、いずれ海外に移住するのかもなぁ」と直感的に感じてしまったので、理由とともにざっくりとここに記しておく。

まず前提としてぼくは経済学者でもないし未来預言者でもないので不確実で安直である点はもろもろご了承いただきたい。ぼんやりとそのようなことを考えた(というか思いついたレベル)だけの話でございます。

「あぁ、なんかいずれ海外に移住しそうだなぁ」と感じたのは大きく分けて3つの観点から。それぞれ「地震、景気、教育」といった視点から掘り下げたい。

地震について

日本は言わずとしれた地震大国だ。なんでも、世界中で起きている地震の約20%が日本で起きているらしい。どれだけ地震大国なんだ日本。これからも日本に住むのなら、地震とうまく付き合っていくほかない。

そしてとある情報によると、今から40年以内に南海トラフ地震が起きる確率は90%で、その規模は東日本大震災の比ではなく甚大な被害になると言われているとのこと。活断層ではなくプレートのひずみによる地震はある程度予測はできるとのことで、40年以内に起こることはほぼ確定(?)らしい。

そうなると生活基盤は地震とは無縁の国で暮らしたほうがいいのかなぁ。地震がない国ってたくさんあるしなぁ。と思ったり。地震はやっぱり怖い。

今後の経済景気と衰退について

これももう言わずもがなだけど、今後日本は少子高齢化に拍車がかかる一方だし、国家としての衰退は逃れられない。経済も良くなる兆しがなく、未来が見えない。平均年齢48歳と言われる日本で生活基盤を築くよりも、平均年齢が20代で勢いのある東南アジア諸国で暮らしたほうが良いのではないか、などと思ったりした。

マレーシア在住で主に教育について発信されている野本響子さんのnoteマガジンやVoicyを拝読、拝聴して常々感じていることなのだけれど、この記事はとても参考になった。(※有料です)
未来よりも過去の思い出にすがる人たちがボリュームゾーンの日本だと新しい技術や変化への対応にうとく、革新的なことは起こらないと。

たしかに変化はこわいし安定していたいと思うのが人間の性だけど、国家レベルでそうなってしまうとちょっとなぁ……なんて思ったり。

教育について

これも野本響子さんの日頃の発信を見ていてよく考えるようになった。日本の教育は果たしてよいのかどうか。今後自分達世代の子どもはどこで育てていくべきなのだろうか、と。
ぼく自身10代の受験生の頃から日本の義務教育や受験システムに違和感を覚えていたので、今後のことを考えると「日本の教育システムの変革を待つよりも海外に行ったほうがいいのかもしれない」と思うようになった。

以下は考えるきっかけになったnoteマガジン。またしても野本響子さんです。とてもためになる示唆に飛んだ情報をシェアしてくれます。Voicyもおすすめです。(なんかまわし者みたいになってきた)

まとめ:あらゆる可能性を否定せず、「フッ軽」でいきたい

ぼくは20代の頃世界一周を3回していて、今まで40カ国ほど放浪していたから海外で暮らすことにあまり抵抗はない。でも当時ぼくが旅して感じていたのはむしろ「日本の良さ」ばかりだった。
治安の良さ、衛生環境の良さ、食の安全性やクオリティなど、「やっぱり日本が最高だよな〜」と何度も思った。2年間世界各地を旅した後、東京に帰って実家のリビングでぬくぬくと温かい味噌汁とご飯を食べていたときに「やっぱりぼくは日本が一番いい」と心の底から思った。

それでも時代は変わる。これからも予測できないこともたくさんあるだろうし、今言われていることが実は正しくなくて真逆に進むことだってある。大事なことは「絶対この道でいこう」とむしろ決めつけないことだ。

地震が起きると知っていても、景気後退で少子高齢化が進んで子育てしにくいと知っていても、それでもやっぱり今でも日本は好きだし、住み続けるのかもしれない。不確実な未来に必要なのはいつだって臨機応変に対応する力だ。

かつてバックパッカーとして身一つでどこにでもいけるようなフットワークで生きていけたらと思うけれど、それは独り身ならではの特権だっただけなのだろうか。

そして「フッ軽」(フットワーク軽い)という死語を使っている時点で、ぼくも変化に疎いおじさんの一人なのかもしれないと気づいてしまった今日このごろ。柔軟に生きていきましょう。

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