tinderで出会ったすきぴの話①




同い年のすきぴとは8月にtinderで出会った。

何通かメッセージを重ね、平日に飲みに行くことになった。
場所は私の住む最寄り駅。



第一印象は、「でかい!」



身長188cmで色白で鼻筋が通っていて、

まじでかっこいいと思った。





よくあるチェーン店にはいって、ビールを飲んだ。


色々な話をしていく中ですきぴが超高学歴であることを知った。


私は好きなタイプを聞かれたら1番に「頭のいい人」と答えるくらい、
ドンピシャ。



当たりがきた私は嬉しくて嬉しくて嬉しくて、

ついハイペースで飲んでしまった。




すきぴの性格はというと、クールというか、あまり表に感情がでないというか、
何を考えているか分からないと感じた。



まぁ私の趣味である海外旅行も好きそうだし、何より同い年だし。


でもその場は盛り上がりにかけいたというか

あえて言うけど、だいぶ微妙であった。



けれど、私の中では天才きた!わくわく!!!!!!!!

と心躍っていた。


そのあとはコンビニでお酒を買って公園に行った。




私は社会人一年目で、すきぴは学生で、なんかこういう飲み方って久しぶりだなと思いながら公園で色々話した。


あまり何を話したか覚えていないけど、好きなyoutuberの話をしたことだけは覚えている。

すきぴが大好きなyoutuberがいて、あまり有名ではないけど、元彼もそのyoutuberが大好きだったから私も偶然知っていたのだ。


そこから割と打ち解けた?気がする。(多分)




もちろんすきぴのことはドストライクでテンション上がってたけど

ここから書くことが私が割と好きになったきっかけだと思う。




すきぴが終電をなくしたの。

私はもうテンション爆あがりだったけど、いつもの


「え?!終電なくしちゃったの?!?!」
「どうする、、?大丈夫?」
「私あんまり自分の家に人いれないからね!」
「初対面の人家にいれるの初めてだよ、、(ぴえん)」


みたいな茶番をしっかり行い、

家に連れ込んだ。



そのときの私の頭の中は
「わーーーーいドストライクとやれる!らっっっきー💗」

と私の中の私がベリーダンスを踊っていた。




踊っていた。

踊っていた。

踊っていた。



にも関わらず。
彼は手を出してこなかったのだ。


私はベッドの横に布団を敷いてあげたのだが、

もうそのまま就寝。



その日は何もなく終わった。


驚き。というか悔しい。

そりゃそうだ。女が男を連れ込んで、やれないんなんて。


ありえないでしょう。



悲しい。女としての魅力がないと言われたのと一緒。


タイプだったというのもあるけど
なんとなく、その日から気になり始めたんだと思う。




すきぴは朝8時くらいに家を出ていった。

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