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台湾環島冒険記 プロローグ

「台湾環島(Taiwan Huandao)」は読んで字の如く、日本語で「台湾1周」を意味します。 日本1周、世界1周・・・ 「1周」にロマンを感じる人は多いのではないでしょうか。ご多分に漏れず、私も「1周」のロマンに惹かれた1人。そんな「環島」のロマンに惹かれた若者の冒険記です。はじまりはじまり。 仕事にも慣れてきた社会人2年目のある日 「台湾を自転車で1周してみたい!!!」と急に思い立ちました。 冒険に出たい。 誰も自分のことを知らない場所に行きたい。 1人で自分とじっ

    • 高校時代に感じた「生きづらさ」

      今年から職場が一緒になった、高校の同級生とご飯を食べてたときの話。 とりとめもない自分語りです。御容赦ください。 「あんまり母校のこと、好きじゃないんだよね。」 私がそう告げると、彼女は驚いた顔をして、 「すけくんは、母校好きな人間かと思っていた。」と呟いた。 高校時代を振り返ってみると、私は成績もかなり良い方だし、友達も(それなりに)いたし、文化祭の劇でも主要なキャストを演じさせてもらった(自慢っぽくてやだな…) 。だから、私が「高校リア充」、母校大好き人間だと、その子

      • 2022年2月21日(1日目)鹿児島県志布志市~鹿児島県鹿児島市 83.23km

        2022年2月21日(月)全てが未知、全てが往路の自転車旅が始まりました。 ルールは簡単。たった2つ! 1 九州の最果てにある鹿児島県志布志港から、下宿のある京都まで船と自転車だけで帰ること。 2 できる限り、地元の温泉に入り、地元の美味しいご飯を堪能すること。 さあ、行ってみよう! 大阪南港を出発したさんふらわあが鹿児島県志布志港に乗り付けました。 サンフラワーをバックに愛車のGIANT Escape R3をパシャリ。 青に透き通った南国の空は、長旅の明るい行末を現して

        • とある男

          1990年代、国鉄からJRに移行したばかり時分のこと。 電車の乗務員をしている、とある50代の哀しき男の物語である。この男はある事情を抱えていた。 この男、40代で長年勤めていた会社をリストラされ、なんとかJRの乗務員に再就職したという。しかし、仕事の覚えが悪く、乗客への対応も誤った対応を連発するので、ベテランの乗務員からは叱責され、20代の乗務員からは陰で笑われる有様だった。 それだけではない。この男、仕事でミスを連発した悲しさからなのか、前職でリストラされたショックか

        台湾環島冒険記 プロローグ

          文章とは人を写し出す鏡である

          みなさまはいかがお過ごしでしょうか。 長く冷たい冬を抜けたこの地でも緊急事態宣言が発令されて、春の陽気とは裏腹に再び暗い日々を過ごすことになりそうです。 いつになったらこのコロナ禍は収束するのか? いい加減イヤになってきます。 さて今日は用事を頑張ったので、休憩がてら文章を書こうと思います。 久しぶりに自分が通っている大学の同窓会誌に目を通していました。さすがは文学部の関係者とあって、皆文章が巧みで、内容も豊か。言葉遣いから知性を感じさせます。なんだか、その人の文章を読ん

          文章とは人を写し出す鏡である

          私の「推し」 youtuberのパーカーさん

          お久しぶりです。 2021年ですね。今年の初っ端から緊急事態宣言が出て、予測不可能な1年になりそうで戦々恐々としています。なんとか、不確実さに満ちあふれた1年をなんとか生き残れたら、それで今年の目標は達成かなと思っています。 突然なんですが、パーカーというyoutuberをご存じですか? 私が生まれて初めてできた「推し」の人物なのです。私の「推し」について雑に語っていこうかなと思います。結構乱雑な文かもしれませんが、お許しください。(「推し」という言葉は便利なもので、「好

          私の「推し」 youtuberのパーカーさん

          ある日のファミマでのはなし

          最近、昔の自分を振り返ることが多いんですよね。その時に、浪人中にファミマで働いていた自分を思い出しました。そこで、僕が浪人中にファミマで働いていた時の自分語りをしようと思い至りました。もしお時間があれば、お付き合いいただけたら幸いです。 初めて僕がアルバイトをしたのは、18の春。 受験した大学に全部落ちて、「浪人生」になった僕は予備校に通いながら、最寄りのファミマで早朝バイトとして働きはじめた。多くの同級生が晴れて大学生になるのを横目に、僕は浪人生コンビニアルバイターとして

          ある日のファミマでのはなし

          さいきんのこと

          お久しぶりです。 食べる量がめっきり減って老いを感じている今日このごろです。 みなさんはいかがお過ごしですか? 人と他愛もない話をするとき。 家から近いけれど、行ったことがない場所へ行くとき。 本を読んでいて、思いがけない発見をするとき。 先生の雑談に耳を傾けるとき。 子どもが楽しそうに遊んでいる姿を見かけたとき。 いつもより料理を美味しく作れたとき。 美しい花や風景を目にしたとき。 挙げればキリがないですけど、最近は小さなことにも心が動かされることが多くなった気がしま

          さいきんのこと

          香港デモを見た日の日記

          逃亡犯条例に反対するデモが2019/8/19に香港の中心地で行われていたのを見たときの感想です。8/19に書いたものを後に部分修正したもの。状況は大きく変わっていると思います。  「香港のデモ」というと暴力を伴うものという印象を持っていたが、思いのほか平和裡に行われていた。また、雨にも関わらず、道路を埋め尽くさんばかりに集う黒服集団には、時代のうねり・人々のパワーのようなものを感じずにはいられず、鳥肌がたった。「雨傘」 というデモの象徴物を使用しての行進により、さらに力を得

          香港デモを見た日の日記

          9月入学について思うこと

           9月入学を安倍首相や全国の知事が提起し、政府内でその検討が進んでいる。①子どもの学びを確保する、②学習格差の是正、③グローバルスタンダードに合わせることを目的として9月入学の導入が提案された。しかし、私は9月入学の来年実施には反対である。理由は大きく2つ。①教育現場の混乱、②「グローバルスタンダードに合わせることで日本の国際化が進む」という前提への疑問である。今回は、来年の9月入学導入ができない理由の説明ではなく、すべきではない理由の説明に努めたい。  第1に教育現場が混

          9月入学について思うこと