さいきんのこと


お久しぶりです。
食べる量がめっきり減って老いを感じている今日このごろです。
みなさんはいかがお過ごしですか?


人と他愛もない話をするとき。
家から近いけれど、行ったことがない場所へ行くとき。
本を読んでいて、思いがけない発見をするとき。
先生の雑談に耳を傾けるとき。

子どもが楽しそうに遊んでいる姿を見かけたとき。
いつもより料理を美味しく作れたとき。
美しい花や風景を目にしたとき。

挙げればキリがないですけど、最近は小さなことにも心が動かされることが多くなった気がします。もちろん辛いこととかイヤなこと、劣等感を抱くことも多いですけれども。

以前は遠いところへ旅行に行ったり、賑やかな空間にいたりと刺激の多い日々を過ごしていました。しかし、1年ほど前から引きこもり期間+自粛期間に入って、そういう機会も減って、ひとりでいる時間が増え、殻にこもるような日々を過ごしています。

刺激の多い毎日は、とても楽しくて充実していました。でも私は要領が良くないので、小さなよろこびや自分、自分の周りに対して鈍感になっていきました。

その点、ひとりでいると自分やその近くに目が行くので、自分のイヤな部分もよく見えるのですが、そのぶん小さなよろこびに気づくこともできます。ただ、私が引きこもりや自粛をしているときは、自意識過剰になっていて、自分が見えなくなっていたために、「ひとりでいる」ことの良さを実感できていなかった気がします。

私の周囲はもとの日常に戻りつつあり、(ちかごろは世の中の雲行きが怪しいですが)ようやく私も「ひとりでいる」ことの良さを少しずつですが実感できるようになりました。紆余曲折ありましたが、以前より少しはマシな人間になれているのかなあと思うこのごろです。

ではでは

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   京都 真如堂のもみじ

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