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sukebezizy
2023年5月29日 20:16
定年退職後は、読書の嗜好は完全に、古典にシフトしております。今の世の中に支持されているベストセラーに興味がないわけではないのですが、どんな名著と評判の書であっても、言ってみれば、評価されているのはとりあえず今の時代だけ。そこへいくと、古典の場合には、「時代の荒波に揉まれても、生き残り、読み継がれている」という実績があります。そこに、時代を経ても色褪せない普遍の真実が発見できれば、これは、
2023年5月10日 23:00
1915年に発表された、文豪夏目漱石のエッセイです。「青空文庫」からダウンロードいたしました。今から、100年以上も前のエッセイですが、かなり共感できて驚きです。当時の学習院大学の学生たちに講演した内容を、一冊の本にしたものです。言ってみれば、これから日本のエリートとなっていく学生たちに向けた、漱石渾身の人生訓ですね。自分の道を見つけられず、不本意のまま教師の職についていた若き日の漱