最近の記事

間違いだらけの焼肉屋

とにもかくにも胃がもたれている。 緊急事態宣言真っただ中に新店オープンのチラシをもらい、「こんなコロナ禍によく飲食店なんか始めるもんだね」と言いつつも、20パーセントオフの割引券がついていたのでいつかいってみようと家の「当面必要ポケット」に入れておいた。 暖簾の向こうは横幅の狭い通路がおよそ1500ルーメンでライトアップされ、5メートルほど奥へ行ったところに店舗の入り口がある。      

    • モテなくてよかった

      仕事で飲む用事があったが19時には帰れるので帰ってから焼きそばでも作ればいいか、と思っていたら旦那が早く帰ってきた。19時にこれから帰りますとLINEをしておきながらすでに気持ちは(帰らなくてもいいか…)になっていたので、当たり前のように寄り道した。自分には甘くするように心掛けている。 旦那はよく会社の飲み会で「1次会で帰る」と言って帰ってこない、ということがよくあった。子供も小さかったので「帰ってくると思ってるのに帰ってこないのはしんどいから最初から帰ってくると言うな」と

      • 全身全霊生粋の文句

        いつもお世話になっております。 仕事メールを送る時に「いつも」で「いつもお世話になっております」が出るようになっているので、これから文章を書くぞという時はなんとなく「いつも」と打ちたくなってしまう。会社のパソコン以外は設定してないのでもちろん今は「いつもお世話になっております」と律儀に打っています。 身バレも厭わないほどにムカついた事案が最近ありまして、運動会の場所取りの順番のくじ引きのことなんですが。もともとうちの学校は平日のど真ん中に保護者を呼びつけてくじ引きを行うん

        • お気持ちJAPAN

          出先でたまたま猿回しをやっていた。というか猿回しをやりそうな気配があったので、是非とも見たいと最前列センター待機してたら割とすぐ始まってくれたことによって見れた。15分くらいだったけど。 一通り猿と演者さんが頑張っていよいよ大技ですよというときに、最後まで見たら「お気持ち」でお金を下さい、という意味あいのことを言われ(あ、そうか、大道芸だもんね。タダじゃないよね)と財布にある50円以上の小銭をかき集めて、それは1000円にも満たないけど家族にそれぞれカゴに入れるように配った

        間違いだらけの焼肉屋

          保険証単体で失くす人

          職場のお隣さんが「保険証だけで失くすってことはないから、他にもいろいろ失くしてるってことですよね?」と言った。 たぶん財布に入れてあるから他にも失くすと思ったんだろうけどなぜ「保険証だけで失くすことはない」と言い切るのか聞いてみたら、その人は家族一人一人の保険証と診察券を個別に、専用の収納アイテムを用意してそこに収納しているとのことだった。 それはめちゃくちゃしっかりしている。病院の領収書なんかも1年分全部とってあ

          保険証単体で失くす人

          なんで離婚しないんですか?

          私も多くはないが言われたことがあるし、言われてる人もよく見かける。ツイッターで夫の愚痴を呟いてバズッた人には必ずと言っていいほどよくつくリプライだ。 「うちは〇〇するようにしてるので夫はいつも△△してくれます。」の自称良妻だけどその実誰からも感謝されずで自尊心こじらせてる女(偏見)や、「男の対応普通じゃね?この程度でヒス起こす女キモい」と女叩きすることで女に相手にされないけど結婚とか面倒だし逆によかったわの自分奮い立たせ勢(偏見)など、伸びた愚痴ツイートにはいろいろなリプラ

          なんで離婚しないんですか?

          カッティングボード

          ニトリで買いものをした。 丸太を薄切りにした、直径15センチ厚さ2センチくらいのもの。食べ物を盛り付ければオシャレになりそうだし、鍋敷きにも使えそう。商品名には【カッティングボード】と書いてあった。 帰って旦那に「ニトリでいいカッティングボードがあったから買ったよ」と見せたら「あぁ、いいじゃん。ちょっとしたもの切るのに便利だし」と言われたので反射的に 「え?!だめだよ」が口をついて出た。 「なんで?まな板でしょ?」

          カッティングボード

          ロメインレタス

          シーザーサラダ、というものが定着して久しいが、そうは言ってもシーザーサラダがメジャーになってからはまだ20年も経っていないような気がする。 今でこそレタスにシーザードレッシングがかかっていれば人はそれをシーザーサラダと呼ぶけれど、私が初めて食べたのは「ロメインレタスのシーザーサラダ」という名称のものだった。 まだ高校生か大学生くらい、とにかく10代だったと思う。当時田舎のスーパーにはズッキーニもゴーヤもベビーリーフもパクチーもない、誰もが知る定番野菜だけを毎日食べていた田

          ロメインレタス