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352日目 婚期逃したねに最高の時間を過ごしたからいいのと返すために。

風邪をひきました。いえ、もしかするとコロナかもと不安です…。

数日前から具合が悪そうな彼にポカリと温かいものを作っていたところ、案の定移りました…。

今日はこれの352日目です。

うっかり私の方が重症化しそうです…。コロナぢゃないといいのですが。

ということで昼まで毛布に挟まれていたにも関わらず、8時にはベッドへ。カズレーザーさんのお悩み解決YouTubeを何本も見て、noteの関連記事を見たり、初めてコメントしたり。

たくさん学びがありました。

根本的なことなんですが、プロポーズを勝ち取るという考え方自体が、おこがましいんぢゃないかと、1年も経ってようやく気づいたんです。

AちゃんはBくんのことがすきです。そして、Aちゃんが美人で性格が良く、みんなに大人気です。でも、BくんはAちゃんをすきになりませんでした。

たとえばの例ですけど、こんなこと世間一般的には溢れてるし、Aちゃんがいくら努力したところで、Bくんの気持ちは変わらないなんて、よくある話だなぁって。

もちろん、Bくんを振り向かせたいと頑張るのは、それはそれで素敵な事だし、Aちゃんの人間力を上げると思います。

でもBくんが振り向くか振り向かないかは、Aちゃんの頑張りとは比例しないし、もはやまったく別の次元の話。それなのに、この部分を根本から私、誤解してるんぢゃないかなって。

上手に言えませんが、なんかそんな気がしたんです。

「幸せな家庭を築きたいなら、結婚する気がない男とは別れろ」というnoteを見て、なんだかムズムズしました。

もちろん一理あると思いますし、なにを幸せと思うかは人それぞれ違うわけだから、そのほうが賢いのかもしれません。

何度、自分自身に問うたか…。子どもが産めなくなってからじゃ遅いって何度も何度も自問自答して。

弟に子どもが産まれてからはなお、期限を決めたほうがいいだとか、今すぐ別れるべきだとか、悩みに悩んできました。

悲観的になる日もあるし、なんなら結婚できない、子どももできない。それ、生きてる意味ある?って思う日もあります。上がったり下がったり、明日はまた言うことが違うかもしれません。

でも、私は彼と結婚したくて、彼は結婚したくない。ただそれだけのことであって、それ以上でもそれ以下でもなくて。

彼が結婚したくないのと私の価値は関係ないし、大切にされてないわけでもない。ただ、思ってることが今違う。ただ、ただ。それだけなんぢゃないかなって。

仲睦まじい両親を見て育ち、結婚が正義、結婚してパートナーを見つけることこそが人生においては大きな意味を持つと考えてきました。

結婚=大切にされている、と。

でも、元旦那と結婚していたときとは、比べものにならないくらい、私は毎日満たされていて、衝突もなく、不満もないのです。

仕事が大好きで時間がなく、愛情表現が下手な彼にイライラする日もあるし、セックスの頻度を不満に思うし、のらりくらりと結婚話をかわす彼。何度別れてやると思ったかわかりません。

でも、私の咳で起きた彼は、私の頭を撫でまたすぐ、いびきをかきはじめ、そんなどーでもいいくらい小さなことを幸せに思うのです。

殺傷事件のニュースを見て、「こわいね。なんで人を殺そうと思うのか、意味がわからない。嫌な人がいるなら離れて暮らせばいいだけなのに」というと、彼が「結婚してたとき、この人さえいなければ、死んでくれたらって思ったことあるよ。」って。

いつも怒ることは恥ずべき行為だといい、喜怒哀楽をあまり表に出さない彼。その発言にびっくりするとともに、彼の人間らしい部分が見え、なんだか嬉しくなりました。

多分お互いに知らない部分がまだまだたくさんあって、子どもを作ったり家族になったりする前に、私たちはまだ2人でやるべきことがあるように思いました。

多分私が結婚して子どもがほしいのって、結婚=正義みたいな周りからの影響と、本能的に子どもを産みたいだけぢゃなくて、結婚すれば、子どもができれば、彼はずっと一緒にいる理由ができるからなのかもしれません。

要するに、彼の気持ちに対して、不安をもってるんぢゃないかなぁって。逆に、私が彼に対する気持ちが続いていくという自信もありません。

だから、結婚したいんだろうなって。そんな不安がある段階でする結婚は、私たちには悪なんぢゃないかなと。

結婚できない人の言い訳と捉える方もいると思いますが、私たちが結婚するベストな時期は、今ではないんだと、自身なりに理解できたのです。

そして、人とは違うし、比べる必要もない。

私たちの問題なのだから、よくある期限を決めて付き合うのも、取り入れないことにします。今幸せなのだから、なぜその幸せを自ら打ち切るのか意味不明わけわかめです。

私は幸せになりたいのであって、結婚して子どもが欲しいのはその過程の一イベント。目的ではないのだから。

今結婚してくれない彼にとてつもなくモヤモヤしてて、幸せを感じられなくなってはじめて、別れて別の人を探す選択肢を検討したらいいんぢゃないかなって。

もちろん出産に期限はありますが、それでもいま毛布と毛布に挟まれ、彼が薬を買って帰ってきてくれる。喉痛いけど幸せだなって。

何年かして結婚するかもしれないし、結婚しないかもしれない。未来を悲観しても、未来にならないとその答えはわからないわけで。

言葉数の少ない彼ですが、結婚の話をすると、言葉を選んでちゃんと私の気持ちに向き合ってくれます。忙しいながらも、仕事の合間を縫って帰ってきてくれます。

愛されている理由探しばかりして、欲しがって、欲しがって、1人で疲れて、悲観して。新しい人を探すんだとか思う日も、彼が笑うと、まあいいかと今日まできました。

5年後10年後、結婚しなくて若い彼女ができて振られて、散々な思いをするかもしれません。

あの時別れてたら、と後悔するかもしれません。

なにが正しいかなんてわかりません。

だから、もし別れる日がきたときに、でも一緒にいる時間とても幸せだったからいいの「へへっ」って心の底から言えることを目標に生きていこうと思います。

いつか誰かがそんな私を笑うなら、「人生において、こんな幸せな時間があなたにあった?」と笑い返してあげますわ。

352日目の教訓

誰かのアドバイスは誰かが正しいと思っていることであって、自分にとって正しいかどうかは自分にしかわからない。

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