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TOEIC800点を最短で取るための勉強法

2023年2月26日のテストで遂にスコア800点に到達しました。

ここまでの道のりを振り返ると、もっと早くやっておけばよかったと思うことがいくつもあります。

今回は社会人が最短でTOEIC800点を取るための方法論について、実体験も含めてまとめてみたいと思います。

1.自分が勉強しやすい環境と習慣を作る

社会人は当たり前ですが平日仕事があります。

僕の場合、平日の夜は仕事で疲弊しており、十分な勉強時間を確保できないことが多くありました。

なので、業務開始前の朝にまとめて勉強時間を
確保するようにしていました。朝起きて歯磨きをしたらすぐにシャドーイングを開始し、習慣的に行動することを意識。

また、始業前のギリギリまでリスニングの勉強を行い、始業後もポッドキャストのABCニュースを聞きながらメール処理を行っていました。

週末は御徒町駅近くの珈琲館やベローチェが適度な混雑具合で集中力維持にはちょうど良く活用することが多かったです。

語学にかかわらず勉強を行う際は、
集中力が高まるスイッチの入れ方・時間帯・場所を模索し習慣化できると、生産性高い勉強時間を手に入れやすいと思いました。

2.『1億人の英文法』を読んで基礎を固めなおす

自分の場合、中学英語の基礎からinputしなければいけない状況でした。

英語の基礎固めとして下記2冊を読んだのですが、『一億人の英文法』のほうが、原理原則の説明が網羅的で、各品詞が持つイメージまで説明してくれているので視覚的にわかりやすい内容になっていました。なので、個人的には本書がベストと感じています。

基礎固めとして『一億人の英文法』を読み、
TOEIC公式問題集にとりかかる前に参照できる状態にしておくと文法観点での手戻り・思考停止を最小限に抑えることができると思います。


ただし、1点補足したいのは書籍の内容を隅々まで理解・記憶する必要は無いということ。

『一億人の英文法』は約650ページある大作。全ての英文法ルールを覚えておくのは難易度高すぎますし、TOEICに必ずしも全て必要な訳ではありません。

なので、参照する頻度が高い内容のみ、付箋を貼っておくなどして、いつでも参照できる状態にしておくのがオススメです。

自分は品詞、文型、分詞構文、代名詞、前置詞、接続詞など重要度が高い基本事項はnoteでまとめたりしていました。

3.プロのアドバイスを踏まえて、最適な練習方法やテキストを決める

勉強を続けていてもスコアが伸びず悩む時期が自分にはありました(600点台から700点台にいけないタイミングなど)。

そのような時に、語学学習を行っている知人友人にアドバイスを求めたのですが、いずれも彼/彼女側の経験値を前提にしたアドバイスで自分の能力値に合わせた最適解なのか分かりませんでした

上記を踏まえて、悩んだ結果、スタディサプリのコーチプランを利用しプロのアドバイスをもらうことにしました。

模擬試験結果をベースに専属コーチからアドバイスをもらうことで現段階のTOEIC L&Rにおける弱点が把握でき、最適な練習方法を見つけることができました。

ちなみに副次的な効能として、スコアを伸ばすための方法論が論拠をもって理解できるので、心理的な不安が無くなり勉強に集中しやすくなりました

スタディサプリのリンクも貼っておきます。
(アフィリエイトリンクは入ってないです)

またTOEIC対策本については英語系youtuberの情報も適宜参考にしていました。

特に日本で社会人として働きながら英語学習をされているHaru englishはテスト対策に関して参考になる内容多く、よく見ていました。

TOEIC対策本のテキスト選定はスタディサプリのプロコーチも自分が読んだ本しか推薦しないので、英語系youtuberの紹介本も参照しつつ、総合的に判断していくのが良いのかなと思いました。

4.買ったTOEIC対策本を使い倒す

自分が使ったテキストは下記。


コーチやハイスコアをとっているyoutuberは満点が取れるまで何度も対策本を使い込んでいると言っていました。

コーチからは最低10周は公式問題集をやって、内容を即時的に理解できる力をつけましょうと言われていました。
(正直そこまではできてません)

TOEICは時間との勝負なので、例えばリスニングであれば0.1秒でパッと理解し正答できるかどうかが重要。

理解から回答までの瞬発力を鍛える上でも、対策本や模試を1回やって終わりではなく複数回やって完璧な理解と回答できる力をつけるのは必要だと思いました。

自分もハイスコアを取るために継続していかねばならないポイント。

5.シャドーイング&ディクテーションによるスコアアップ

日々の英語勉強においてシャドーイングとディクテーションが果たす力は大きいと思いました。

シャドーイングは音声を聞いた後、即座に復唱すること。こちらを行うことで、リンキング(音の連結)、リダクション(音の脱落)、イントネーション・アクセントを正しく理解できるようになります。

また、ディクテーションはその意味を「聞こえた英語を一語一句書きとる」勉強法。

個人的には英文構造・文法の理解が深まることが最大のメリットだと感じており、継続的に実践することでリスニング&リーディング力両方に効果があると感じています。

シャドーイングはTOEIC関連のテキストだけではなく好きな映画や音楽も教材にして楽しみながら、気軽に継続するコツのような気がしています。

映画は『ショーシャンクの空』の台本和訳本を読んだりしています。ティム・ロビンスやモーガン・フリーマンの台詞を字幕なしで観れるようになりたい!と思い買ったのですが、名シーンは何度でも観れるので勉強にはピッタリです。

音楽は和訳してシャドーイングの材料として使ったりしています。映画と同じで好きな曲は何度でも聴けるので楽しみながら使えます。

6.200問を回答し切る体力をつける


TOEIC L&Rは全部で200問あり、テスト時間は約2時間。長期の集中力と適切な時間配分を求められます。

そのため、模試は本番同様に約2時間ぶっ通しで行い、認知負荷に耐えられるテスト体力をつけることをオススメします

また、リスニングテストでは1つの問題でつまずいたり、マークミスしたりして、次の問題にスムーズに移ることができず、連続的に聞き取りに失敗してしまうことがあります。 

そんな時でも瞬時に問題を見切ったり、気持ちを切り替えていくアクションが大事になると感じています。

テスト本番に慣れる為の準備は十分に行なっておくと当日リラックスしながら実力を発揮できると思います。

7.タイムマネジメント力を上げておく

タイムマネジメントは特にリーディングで求められます。

75分間で100問回答が必要であるため、時間配分をミスるとpart7の回答をただただ塗り潰して終えることになってしまいます。

なのでpart5(10分)→part6(8分)→part7(54分)などで時間を区切りつつ、必要に応じて捨てる問題なども意識しつつ回答していかなければなりません。

本番までに制限時間内で正答率を上げる訓練をしておくことが理想だと思います。

8.効率的な回答方法を理解しておく

本質的な英語力から離れてしまいますが、TOEICのマーク形式での回答を効率的に
行う為の方法論は複数あります。

1分1秒が大事になるTOEICテストにおいて、
知っておいて損はない内容だと思います。

個人的に9.マークシートちょい塗りは聴き取り時間の十分な確保のために重要なテクニックだと感じています。

あとペんてるは今年11/20のテスト前に書いました笑。

9.最後に

最近ではDeepLなど翻訳ツールが進化しており英語力やTOEICの必然性が問われることが多くなっているような気がします。

一方で個人的にはTOEICはモチベーション維持であったり、実用的な英語力をつける為の手段として依然有用性が高いと感じています。

語学はほぼ趣味のような部分もありますが、引き続き趣味と実益を兼ねてハイスコアが取れるよう勉強を続けていければと思います。

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