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発達障害と双極性障害とアタシ⑫【自分を受け入れる】

アタシは発達障害と診断されて10年くらい、双極性障害と診断が追加されて4年くらい経ちます。そして、障害者手帳を取得して5年くらい、障害年金を受給し出して2年くらい経ちます。

最初は、「自分が障害者だなんて」と、中々受け入れられませんでした。
でも、社会生活を普通には送れないし、自分は一体何者なのか??って随分悩んだ気がします。悩んだ末に、パチンコに依存しかけた事もありました。
今は止めてますけどね。

親にも「なんだこいつ出来損ないだな」と思われ、会社では人間扱いされない。転職活動では「精神障害者なんて」とか言われるし。消えて無くなればどれだけ楽だったのかと思う時期もありました。

でも、アタシは4年前に休職し、リワークという施設に通い出してから前にも書きましたが380度、1回転してさらに20度考え方が変わり、そういう考え方をするのを止めました。いや違うな、自然と考え方が変わっていったんじゃないかと思いますね。

様々なプログラムを受講して、自分を見つめなおしているうちに、自分を受け入れられるようになったんです。そして、考え方の癖やものの捉え方がポジティブになったように思います。

出来ないことは沢山あります。でもちょっとだけど出来ることもある。何も出来ない訳じゃない・・・。それでいいんじゃないかと。自分が出来ることなんて大したことじゃないかもしれない。それでも自分がしたことで喜んでくれる人もいる。十分じゃないか・・・。

アタシは偉人になろうとしているわけじゃないし、そんな器も能力もない。何かを成し遂げなければ生きている意味などないのか??そこは人それぞれでいい気がするなぁ。

アタシは傍から見れば、「チビ」「デブ」「ハゲ」の冴えないコワモテのおっさんで、何なら精神障害以外に糖尿病でもある。インシュリンは打ってないけどな。会社である時、「〇〇さんはそんなにいろんなもん背負ってて、生きてて幸せなの?」と聞かれた事があるけど、即座に「幸せですよ(*´▽`*)」と言いましたよ。「どんなネガティブな要素もアタシにかかれば絶好のお笑いネタです。面白いかどうかはともかくですが」とも言いました。

例えば、ハゲの事を弄られれば、「アタシは祖父、父、アタシと3代続くハゲのエリートですから」と返しますし、ポッコリお腹を叩かれながら「デブだなコノヤロー」と上司にからかわれても、「このお腹には夢と希望が詰まってるんです」と返します。面白いかどうかはともかくですが・・・。

ある休日出勤の日、スマートカジュアルで会社に行ったら「似合わねー」と言われましたが、「アタシに似合う服なんて多分無いです。だから、アタシは自分が着たい服着て自己満足してます。それでイイと思ってます」と返したら相手はポカーンとしちゃいました。それくらいで丁度いい気がします。

自分の出来ることも、出来ないことも、好きなことも、苦手なことも、全部受け入れた上で、日々自分と真剣に向き合えば必ずいいことがあるとアタシは信じています。だから、かつての自分のように悩んだり苦しんだりしている人に「自分を受け入れてみよう」と声を大にして言いたいです。そうすれば、考え方や物事の捉え方も変わって、イイなあと感じる事がいっぱい増えると思うんですよね・・・。



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