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生まれて初めて「物語を完結させた」感想 + 小説を書こうか迷っている人々へ(創作大賞2024)

 人生で初めて、小説を完結まで書くことができたのでその感想を書いてみたい。

↓拙作です。もしお時間あれば是非

 今年の4月下旬からnoteを始め、創作大賞2024なるものの存在を知り
 勢いで5月の頭から小説を書き始め、5月6日のオフラインイベントにも参加してモチベーションを爆上げし、昨日7月6日にその作品が完結した。

↓このイベント。本当に勉強になりました。YouTubeのアーカイブも残ってます

 私は現在30代半ばだが、ずっと小説というか「物語を作ってみたい」という憧れはあった。
 それは10代前半の頃からだ。
 小さい頃は漫画家になりたいと思っていたが、画力が幼稚園生から向上しなかったこと、また当時はあきらめが早かったこともあり、自分にその道は無理なのだと早々に諦めていた。

 憧れているなら、何かしらでも作ってみればよかったのだが
 なんとなく昔からメンタルブロックというか
「自分に小説なんか書けないだろう」という謎の思い込みがあり
 色々と自分に言い訳をして挑戦すらしてこなかった。

 中でも、とにかく「完結させる」ということは、まるで出来る自信がなかった。

 しかし、数年前の転職を機に
「とにかく行動する」ということの大切さを身に染みて実感したので
 今回も「とりあえずやってみよう」ということで執筆を始めてみた。

 文章の書き方、作法などはサイトを見て勉強しながら手探りで作っていった。

書いてみたら、とにかく楽しかった


 この記事で言いたいことは、本当にこれに尽きる。

 特に「これは……!」という展開が思いついたときの快感はすごかった。
 中でも最終話を書いたときの脳汁はすごかった……。

 少し時間が経って冷静になって
「あれ? 思ったより……」と思うまでがワンセットだったが、それでもこの感覚は忘れられない。

 自分の小説の完成度は、他の人が読んでどう思うかは全く分からないが
 少なくとも自分は書いていて楽しかった。
 およそ20年間憧れていたことが今できているという喜びがあった。

 だから、これで終わりではなく、今後も何かしら作品を作っていきたい。

この「楽しい」という気持ちを忘れたくない


 もしかしたら、自分には才能がないかもしれないし
 今後もずっと何の成果も残せないかもしれない。

 未来のことは分からないが
 書くときのこの「楽しい」という気持ちだけは忘れたくない……と思うのは甘いのだろうか?

「初心忘るべからず」という言葉があるが
 きっと私は今、色々な意味でこの「初心」を持っている状態なのだろう。
 それはきっと、とても恵まれている状況に違いない。
 そんな現状を忘れないという意味でも、こうして今の気持ちを書き記したい。

 話は変わるが
 今は、とりあえず一作を書き上げ
「これから締め切りの7月23日までどうしよう」
 ということで少し悩んでいる。
 少なくとも、小説をもう一作書く体力はおそらくない……恥ずかしながらこの一作を書き上げるために既に睡眠不足気味なので。

 であれば、残りの時間はこの「ツイスト・イン・ライフ」の推敲や修正に専念するのがいいのかな。

おまけ:小説を書こうか、迷っている方々へ


 繰り返しになりますが、私は書いててめっちゃ楽しかったです。
 もし迷っているなら、やってみた方がいいと、雑に背中を押したいです。

「書き続けるか、続けないか」とか
「完結させられるか、させられないか」とか
「内容がおもしろいか、おもしろくないか」とか
 後のこととか、あんまり深く考える必要なくて
 一度経験するに越したことはないかな。と、私は思いました。

 私は運よく、勢いで書き終えることができました。

 あえて、小説を書き終えたばかりの初心者の立場として、こんな記事を書いてみました。

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