「あきらめる」ことで「ダメな自分」に向き合うことができ、自己肯定感が上がった
私は自慢じゃないが、自己肯定感が人一倍低かった時期がある。
その頃の私自身は「コンプレックスの塊」という言葉では足りないほどに、どす黒い自己嫌悪を募らせていた。
なぜ自己肯定感が低かったのかというと、その理由はいたってシンプル。
幼少の頃より「人よりも勉強やスポーツが苦手だったから」だ。
ごく普通の公立小学校に通っていた私だが、小学5年生の頃にクラスで下から2番目という素晴らしい成績を残している。
スポーツもそうだった。年に一度のマラソン大会は最下位の常連、よくても下から