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100㎞歩いて有酸素運動した結果

どうも!スギモトでございます!

今回はちょっと過去のエピソードとそのときの教訓を皆様にお伝えしようと思います。
有酸素運動について皆様の気づきになれるかも知れない、学び多し超有料級の極秘情報になってますんで、どうぞ最後までお付き合いください!(笑)

有酸素とぼく。

ダイエット中に手軽にできる運動としてウォーキングをされる方も多いのではないでしょうか。

僕も人生で一番体重が重かった時期に、少しでも早く体重を落としたい一心で有酸素運動は積極的に取り入れていました。

とはいえ有酸素運動、実はあんまり好きじゃありません(笑)

なんせ地味ですし、幼い頃は軽い肥満児だったので授業で走らされるのも大嫌いでした。
マラソン大会でもケツから2位の成績を叩き出したこともあり、しんどい思い出ばかりだったんで今でも好きなわけではありません(笑)

そんな有酸素に耐性ゼロだからこそ、トライアスロンだとか、クロスカントリー、アイアンマンレースとかの長距離を力強く走破するバイタリティ溢れる人達に憧れを感じることもあるわけで。

極めつけは、筋トレしている人間ならば義務教育レベルでご存知のマッスル北村氏が残した伝説的な減量エピソードの一つとして有名な
「片道料金だけ持って電車に乗り、遠隔地から走って帰る」
というこのタフネス溢れるエピソードに魅了されたのです。

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当時、大学生だった僕は暇を持て余していたのもあり
「いずれ自分もそんな偉業を成し遂げたいなあ」なんてアホなことを考えていました(笑)

そんな折に何となく読んでいた『トッキュー!!』という海上保安官が主人公の漫画で「100㎞行軍」という訓練が登場します。

これに感化された僕は友人と100㎞を制覇する事を企て、京都の大学に通っていたのでそこからだいたい100㎞の地点を策定し、
春休みを利用して京都から伊勢神宮へと徒歩での参詣を決行することに。

当時Max体重86㎏だった僕はこの100㎞の旅で
「少なくとも2,3㎏は体重落ちるやろ!なんなら5㎏ぐらい落ちてるかも!」なんて期待を胸に意気揚々とお蔭参りに臨むのでした。

いざ、お蔭参り

江戸時代には全国的に伊勢神宮への参拝が庶民レベルでも行われていて、これを「お蔭(かげ)参り」といいました。どうでもいいですね(笑)

何はともあれ前日にトリキで決起集会を行い、明朝6時に東海道の出発地点である京都は三条大橋から約130㎞の旅へと出発しました。

ルートは東海道沿い鈴鹿峠を越えて三重県に入り、関宿から伊勢別街道を南下し、津から伊勢街道に沿ってのオーソドックスなルートを採用。

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このとき僕たちは『トッキュー‼』では100kの距離を一日で走破していたこともあって
「装備はあるけど二、三泊もあればヨユーやろ!」
ぐらいに考えていました。ナメ過ぎですね(笑)
そして野宿を見越して寝袋や諸々を登山用ザックに詰め込んで気分上々↑↑↑

しかし、天候は雨。

初日も午前8時頃には土砂降りになり、京都市を抜ける前に既にずぶ濡れ。
一応撥水素材のマウンテンパーカーを着ていましたが、足元はビチャビチャで滋賀県の大津に入るころには踏みしめる度に靴から水がしみ出すほど。

そんな悪天候に加えて、僕たちは独自に
「ご当地の名物だけ食べて踏破する」
というアホな縛りまで作ってしまいました。

その結果、徒歩なので食事の為だけに大きく道のりを外れるわけにはいかず、たまたまロードサイドで出会った名物だけしか食べられない状況に。

最初は
「これもダイエットになるしまあ、アリかなあ」
ぐらいに考えていましたが、三重県に入る辺りまでほとんど何も口にできない始末。
現地で「銘菓はご当地モノだからOK」という無理くりな救済措置を設定しなければほんとに何も食べられませんでした。

三重県に入ってからは、みそ焼きうどん、手羽先、松坂牛など、美味しいものも食べることができ、伊勢では赤福に手捏ね寿司も頂きなんとかゴール。

結局、連日連夜の雨のおかげで旅程は延びに延び、4泊5日もかかってしまいました(笑)
しかも雨が酷すぎて一回も野宿せず、ただ余計な荷物を持って130km歩かされただけでした(笑)


後から知ったんですが、これって江戸時代の京都からの平均的なタイムのようです。
どうでもいいですね(笑)

100㎞歩いた成果

伊勢神宮への参詣も終え、近鉄の特急に揺られて京都まで戻り、僕は家に帰るなり意気揚々と体重計に乗ってみたのです。
これを楽しみに伊勢神宮までの苦しい道のりを踏破したといっても過言ではありません。

そして気になる結果は、、、

86,2㎏ 「なんも変わってないやん!!!

一人、部屋の中で思わず叫んでしまいました。

3月の雨の中、連日ずぶ濡れになりながら、食べるものまで制限して、膝まで痛めながら歩き切った130km。

体重に変化がないどころか体型も変わってません。
鏡に映っているのは露骨にがっかりした男の顔だけ。

結論として、100㎞歩いてもダイエットにはなりませんでした(笑)

100㎞歩いての教訓

この旅の経験から、ダイエットにも通ずる学びを抽出すると

一念発起して聞こえの良い壮大な行動を起こしても、それが実際に効果のあるものとは限らないし、その行為も『なんとなくよさそう』っていうだけの当てずっぽうでしかない。結果的に費やしたコストに比べて実際の体型に寄与するリターンはゼロ。

ってことが言えます。

要するに、目的にあった相応しい努力をしなければ求める結果は得られないばかりか、時には自分の資源を浪費するだけになるってことです。
だからこそ、はじめに方向性と目的をしっかりと定めておく事、想定される失敗や停滞を計算に入れておく事が重要になるんです。

僕の旅は時間と体力と少々のお金を失っただけで済みましたし逆に貴重な経験をすることができましたが、ダイエットの場合、本気の悩みを抱えていて藁にも縋る思いの方も多いと思います。

そんな状態で一念発起したはものの、知識がない故に無理な方法に時間や労力、お金まで突っ込んで挫折し、自分の無力感だけを大きくしてお終いになってしまわれる方めちゃくちゃ多いです。

これまでダイエットに挑戦して途中でやめてしまった方は程度の差はあれ、そんな経験があるんではないでしょうか。

僕がこうして情報を発信してるのもそういった方に成功してもらって、自己肯定感や自己効力感ってのを上げることでより前向きに人生に臨めるようになるサポートをするためです。

なので自分が抱えている問題やそれに見合った解決までの道のりについてより明確に理解してもらう為に、今後はもっと双方向的な企画を考えています。

僕としても、無策に突っ込んで爆死する人を見てるだけなのは悔しいんで。

「本気で自分を変えたい!」という人にとっての最強の味方になる自負はありますんで、今後の企画の案内を楽しみにしておいてくださいね!
Twitterでも情報は流していきますんでそちらも通知をオンにしていただければ問題ないかと!

最後は真面目な感じになってしまいましたけど、今回はこの辺にいたしまして、何かご質問などありましたら下記までよろしくお願いします。

最後までお読み頂き本当にありがとうございました!スギモトでした!

こちらまで:sugimotodiet@gmail.com



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