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ヨーロッパの玩具屋さんの話。

初めまして。イタリアで彫刻をやっている杉本ユニです。

ボクの趣味の事を書こうと思います。ボクにとって趣味は本当に重要で絶対に切っても切れない関係だと言えます。

それは玩具です。具体的に何かジャンルがあるわけでもないんです。とにかく玩具が好きなんです。ガンプラやミニ四駆でもロボットでも車でもプラレールにシルバニアファミリーでもボードゲームでも何でもいいんです。とにかく玩具を見ているのが好き。言うなれば「玩具屋」に行くのが大好きなんです。

そんな趣味のせいかイタリアに留学した後もかなり玩具屋に行くんです。イタリアの知らない街に行った時はもちろんドイツ、フランス、イギリスの玩具屋さんもアートの勉強を口実に常に移動コースに組み込んであります。自分自身、こんなことをしている時間の余裕も金銭もないんですがとにかく見て回っています。

その中でボクが感じたヨーロッパの玩具屋さんの特徴をあげようと思います。

1、ヨーロッパは個人経営がまだまだ強い

これは日本に比べて圧倒的な印象です。家族経営している玩具屋さんが本当に多い。もちろんショピングモールやチェーン店もありますが日本にもかつて存在した「街の玩具屋さん」がまだまだ存在しています。やはり個人経営なので商品のラインナップにかなり差がありますがこれも愛嬌で非常に面白いです。全く新商品を取り扱ってない店も結構あって「ボクにお店くれないかなぁ?」と内心思っています。

2、子供向けとハイエイジトイは全く別世界のモノ。

日本だと家電量販店などでもはや玩具コーナーは全てがごっちゃに販売されていますがヨーロッパでは今でも子供向けと大人向けは大きく分けられています。子共向け→玩具屋、大人向け→オタクショップ、という棲み分けが強い印象です。ヨーロッパのオタクショップに行くと日本で売っているハイエイジ向けトイをやっと発見出来るという感じです。でも品揃えから見ても正直、需要はないのかなぁ、、と思ってしまします。日本の商品ということもありますがいかに日本の大人がよく玩具を買う国だというのを改めて痛感しました。

3、知育玩具が強い。

ボクが日本にいた時はボーネルンドのショップが増えてきたりと知育玩具が増えてきた印象でしたがヨーロッパは本当に知育玩具専門店が多いです。田舎こそ少ないですが都会では素敵な店舗を発見する事ができます。仮面ライダーも今でも好きですがボクがもし親になるなら知育玩具を買いまくりたいですね。自分用に。

という事で現時点でのボクの行ったことある国の玩具店ランキングを書こうと思います。

1、ドイツ、ベルリンにある元トイザラス。

本当に元トイザらスという店内で商品のラインナップも日本に負けていませんでした。NERFのラインナップが凄くてマジで買いそうだったんですがグッと我慢しました。

2、イギリス、ロンドンのHamleys

これは日本でも有名かもしれません。広い店内はもちろんですが1番の特徴は店員のパフォーマンスです。各店員さんが自分が担当する玩具の魅力をパフォーマンスしながら店内を歩いています。そのため凄い明るい雰囲気でホント、買いそうだったんですがここでもグッと我慢して帰りました。面白かった思い出は店員にイタリア人がいてロンドンあるにも関わらず大声のイタリア語で歌を歌いながらてドローンを操縦しまくっていたのが凄い面白かったです。さすがイタリア。

3、ベルリンにあるプラモ屋

またもドイツのランクイン。しかしこのプラモ屋は本当に渋かった。現代の日本のプラモ屋と違いキャラクター商品がほとんどありません。THE 模型店という感じで飛行機や戦車、兵隊のミニチュアなど豊富で渋いラインナップが感動でした。すみっこにロシアのプラモ?とか売ってたり結構面白い。そしてショックだったのが海外のメーカーの日本がモチーフのシリーズ。戦国時代が第二次世界大戦の日本人のプラモが意外とたくさんあるんですが驚異的なビジュアルでした。本当にここで皆さんにお見せできず心苦しい。(笑)

いかがだったでしょうか?

ボク自身は日本という玩具天国に生まれた人間なので正直、物足りない時は多いんですがこういう視点から外国を楽しめるのも楽しいですね。全く知らないキャラクター商品を発見したりした時は笑顔になれます。いくら厳しい環境とは言え理屈抜きに楽しめる時間は必要だと思いました。

海外経験のあるみなさんにもこんな経験はあるでしょうか?もしよかったら教えて下さい。それではまた。

杉本ユニ

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