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読書日記〜平田順子「ナゴムの話」

 2024年最初の記事は昨年末に偶然ケラさん関係の配信番組を見ることが多くて、久々に読んでみるかと手に取った本のお話です。
某大手動画共有サイトで配信している番組を見る合間に勧められる番組で、昨年末になぜかナゴムレコード関連の方々中心だったわけなんですよ。
所謂「ケラさん逃げて」事件やナゴムレコードからレコードをリリーフしたアーティストに関するエピソードが面白くて、読み返していたら色々思い出したりしたわけです。
じゃ、行ってみよー。

・平田順子「ナゴムの話 トンガッチャッタ奴らへの宣戦布告」(太田出版)

 んーと、まず「ケラさん逃げて」事件のことを急に思い出したのか、からですね。
某大手動画共有サイトでプロレスだったか、プロ野球の番組を見ていたら、合間にケラさんとピエール瀧さんの「ケラさん逃げてから30周年」だったような番組が紹介されて、ついつい聴いてしまったわけです。
電気グルーヴのANNリスナーでしたから、砂原良徳さんの「ケラさん逃げて」発言は勿論しっていたわけですよ。
で、配信番組を聴いてないみると、逃げるような行動をしたのがTHE FOOLSの川田良さんで、川田さんがグレートリッチーズだったか、ポテトチップスのサポートをしていた時期に起こった出来事だったと今更ながら知ったわけです。
で、この本を引っ張り出して、まず確認したのはグレートリッチーズのページだったんですが、「ケラさん逃げて」事件については触れていますいなかったのでした。うーむ。

 それに、たまの結成から「イカ天」出演くらいまでのエピソードをコミカライズしたものを連載開始から面白く読んでまして。
リアルタイムで吉祥寺にあったデパートでアルバイトをしていた私のところに色々な情報が入ってきたのを思い出したりしていたんですよね。
吉祥寺のライヴハウスでたまがライヴをやるというので凄い騒ぎになったとか、後に私が就職したライヴハウスが入っている会社では「イカ天」出演前にはかなり悲惨な動員だったとか教えてもらいましたね。

 ちなみに私が当時好きだった、今も大好きなバンドもナゴムからレコードをリリースしていたんですよね。
カーネーションとGRANDFATHERSなんですが。ナゴムからレコードをリリースしていてもナゴム臭は少なかった印象があるんですよね。
ナゴムギャルに対していい印象持ってなかったのは、松尾清憲さんのLIVE INNのゲストがケラさん抜き出しての有頂天と、ケラさんだった時、松尾さんの演奏を聴いてなかったり、ケラさんの出演が終わったらほとんどが帰ってしまったりということがあったからなんですね。
思い出したら、当時の怒りも思い出しそうになりました。そんな感じ。
この本買った理由にはカーネーションやGRANDFATHERSの項を読み返したり、ドレミ合唱団についても確認したかったからでした。

 30年以上昔の話が中心なわけですが、未だに私のテンションを上げてしまう内容の本です。素晴らしい。
2024年はこれまで通り、毎日更新することを目標にして、記事の内容も更に充実させることができたらいいなと思っています。

 ではまたー。

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