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獲物の分け前〜「ロックジェット VOL.74」

 新年度最初の買い物はこれだったら嬉しいなというものが買えました。やっぱり嬉しい。
表紙はザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトさん。
勿論、ザ・ブルーハーツも大好きですし、水道橋博士の同級生だったこともあって、親近感をもっています。
でも、ヒロトさん目当てで買ったのではないんですよ。

 この号を買わなければ!と思った理由は、先月末に手に入れたシーナ&ロケッツ『#1 スペシャル・エディション』にメチャメチャ感動してしまって、ブックレットに再掲された鮎川誠さんのインタビューをオリジナルの形、というか発表された形で欲しくなったからなんですねー。
じゃ、行ってみよー。

・「ロック・ジェット VOL.74」(シンコーミュージック)

 この号からシーナ&ロケッツのアルバムごとのインタビュー連載が始まって、幻のファースト・アルバムと呼ばれた『#1』について触れられたわけなんです。
『#1』はなかなか複雑な状況下で発表されたアルバムで、セカンド・アルバムの『真空パック』の発売を前提にしたアルファレコードのスタッフの尽力もあって、発売されたことは知識としてありましたが、詳細な部分はこのインタビューで知った記憶があります。
結局リアルタイムではひたすら熱心に立ち読みして、頭の中に叩き込んだのでした。
今よりずっと貧乏でしたからね。

 シーナ&ロケッツ『#1』のスペシャル・エディションを入手して、リアルタイムで聴いた中学生の頃を思い出したりしたことを一週間位書いてしまいましたね。
そんなこともあって、新年度最初の買い物はこれにとうしてもしたかったという。
で、熱心に立ち読みした時期のことを思い出したり、雑誌ならではの活字の組み方が縦組みなのが嬉しいわけなんです。
文字の大きさや鮎川誠さんの写真がインサートされているのも素晴らしい、と。

 そして、ほぼ記憶に残っていなかった甲本ヒロトさん、町田康さん、木暮武彦さんのインタビューも素晴らしいです。
これからこの号は手放すことなく、大切にし続けていたいです。ありがとうございます。

 ではまたー。

 

 

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