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あがた森魚祭ふたたび


 あがた森魚さんのCDもよく聴くわけですが、最近よくやるのは某大手動画共有サイトで映像作品の予告編を見るのがとにかく楽しみです。
まずは森達也さん監修、竹藤佳世さん監督のの「あがた森魚ややデラックス」から行ってみよー。

 矢野顕子さんと鈴木慶一さんのコメントが象徴してますね。
特に矢野さんの「素晴らしいソングライター」ということは見逃されがちですよね。
鈴木慶一さんの「脳内乱暴度が高い」はファンとの交流などではなかなか出てこない部分ですから、この作品で見てほしいところですかね。

 これまた森達也さん監修の「あがた森魚惑星漂流60周年!」行ってみよー。

 この映像でコメントしているのははちみつぱい〜ムーンライダーズのメンバーであり、あがたさんたちと雷蔵を結成した武川雅寛さんと、映画「福田村事件」の森達也さんです。
こうして見ると武川さんも森さんもまだ若かったんだなあ。。
森さんがあがたさんを評する内容が矢野さんと被ってしまうのもまた興味深いです。

 中川五郎さんが森さんの本により、「福田村事件」の歌を作り歌ったことが脚本家チームの耳に入ったことが映画化のきっかけになったことは色々な場面で語られていますが、その曲をあがたさんと一緒にやっていたとは。。
ちなみに中川さんはあがた森さんがURCレコードの早川義夫さんに歌を聴いてもらおうと訪れた時、たまたまその場にいたことはかなり有名なエピソードですね(その時、細野晴臣さんも一緒にいたとか)。
そんな中川五郎さんとあがた森魚さんの「1923年福田村の虐殺」です。

 
 後に中川さんがボブ・ディランの歌詞の和訳を手掛けるようになったり、あがたさんがボブ・ディランの「ハッティキャロルの淋しい死」をデビュー作である『蓄音盤』で録音したりととにかくやたらに興味深いです。

 映画「福田村事件」について考えると、森達也監督とあがた森魚さん、中川五郎さんに水道橋博士といった方々の名前が未だに浮かんでくる私です。
作品としての力と様々な出会いがそうさせると今更ながら思った私です。

 ではまたー。

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