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読書日記〜「ロック画報 24」

 部屋の中にある黒と赤の某レコード屋さんの袋を持ち出すと、中にはこの本が入っていたということです。
カーネーションの特集もなんですが、浦和ロックンロールセンターの記事を読みたかったからなんです。
そこには近田春夫&ハルヲフォンの恒田義見さんのインタビューがあったわけでして、近田春夫さんと恒田さんが出演したライヴが最近あったからなのでした。
でも、カーネーションは長い間大好きな。バンドなので、やっぱり特集は読んでしまいましたが。
じゃ、行ってみよー。

・「ロック画報 24」(ブルース・インターアクションズ)

 カーネーションのライヴを初めて観たのは今年に入って買った「TECHII」にレポートが載っていたので思い出したんですが、タイツ主催のイベント「みんなの宝物」でした。
1987年の春かな会場は渋谷のTAKE OFF7のはず。
その直後にあがた森魚さんと鈴木慶一さんのアートコンサートに駒沢裕城さんとカーネーションが演奏で参加したのが次でしたね。
会場はFM東京ホール。これはフライヤー残ってますね。
勿論、アナログ盤のカーネーションと政風会の『DUCK BOAT』をリアルタイムで購入してましたから、大好きなバンドでした。
確かライヴ観た時にはサックスの小汲哲郎さんは脱退していて、TAKE OFF7には棚谷祐一さんと鶴来正基さんが参加してたはず。

 この本が出た当時のカーネーションのメンバー、直枝政広さん、大田譲さん、矢部浩志さんという3人編成時代のライヴはメチャクチャ強力で、サポートに元セロファンのニシイケタカシさんが参加したりしてましたが、爆音でのライヴを展開していて、私がビデオ係を担当した時には三脚で安定しているはずのビデオカメラが揺れてしまうくらいでした。
リハーサルでは大丈夫だったので、本番でのパワーに驚愕しましたね。

 この特集でのカーネーションのメンバー変遷やそれに伴うエピソードがとにかく興味深いです。

 近田春夫&ハルヲフォンのインタビューが掲載された理由は浦和ロックンロールセンターが所有している音源がCD化されて、その中に近田春夫&ハルヲフォンのライヴ音源も含まれていたからでした。
ハルヲフォンのライヴはエンタテイメント性が高かったという知識はあったわけですが、そのユーモア・センスだったり、演奏力の高さは圧巻でした。
そんなことを思い出しながらインタビューを読むととにかく興味深いのでした。
しかし、ロック画報のクォリティの高さは毎号素晴らしいです。

 ではまたー。

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