見出し画像

花田裕之/ロージー~隠れ名曲、名演コレクション。

 昨日はROCK'N'ROLL GYPSIESのアルバムから作詞が大江慎也さん、作曲が花田裕之さんという「GOOD TIME(TO LOVE YOU)」を取り上げました。

 こうなったら今日も関連するバンドというか、参加している人々は一緒だけど、ソロ名義で発表された作品を取り上げてみます。あ、これは手抜きではないです。というよりも、もしかしたら最終回が近いからかもしれませんね。まだ自分でもわかりませんが。。

・花田裕之「ロージー」 from single 「Love Hurt」(TOCT-4005/東芝EMI)

 これはお察しの通り、ルースターズのデビュー曲を取り上げたものです。このCDに入っているもうひとつのライヴ・テイクはルースターズのラスト・アルバム『FOUR PIECES』からの「鉄橋の下で」ということを付け加えておきます。

ジャケットにある通りプロデュースは小西康陽さん、共同プロデュースが花田さんという体制で制作された作品です。
小西さんと花田さんの関係はピチカート・ファイヴ『女王陛下のピチカート・ファイヴ』収録曲の「新ベリッシマ」で花田さんがギターを弾いたことだと思われます。
ルースターズを解散した時期に花田さんのソロ・アルバムを小西さんがプロデュースするという情報が流れましたが、色々なことがありまして、花田さんのファースト・ソロ・アルバム『Riff Rough』は布袋寅泰さんプロデュースとなりましたが、小西さんは「あの娘には判らない」で歌詞を提供したのでした。
その後も花田さんと小西さんの交流は続き、ピチカート・ファイヴのライヴで花田さんがギターを弾いたりしています。

 実はこのライヴがCD化されたテイクでして、冬場の屋上でのセッションは映像としても発表されています。
ちなみにサポートのキーボーディストは石井為人さん(井上大輔さんや鳥塚しげきさんに早見優さんなどのサポートを担当し、NHKの番組やCM音楽などで活躍)。
CDでは歌詞の一部に修正を加えていますね(かつてルースターズ『ルースターズ』の定番シリーズでの再発でも同じ部分に修正が
入ってました)。
この日、他に演奏されたのはニール・ヤングの「シナモン・ガール」があります。

 ROCK'N'ROLL GYPSIESの映像で残されているものはルースターズ時代の楽曲が多いんですが、花田さんが歌うニール・ヤングも素晴らしいですね。

・ROCK'N'ROLL GYPSIES 「ROSIE」from live album 『WHO THE FUCK IS ROOSTERS?』(DLCI-2013/)

 ROCK'N'ROLL GYPSIESが正式なバンドとなった初ライヴの模様をライヴ・アルバムとして発表したもの。
初期のルースターズの曲とROCK'N'ROLL GYPSIESを名乗る前の花田さんのソロ・アルバムからの楽曲が半々で収録されています。
個人的には屋上でのセッションの方が好みですねぇ。

 ちょっと反則気味の選曲ですが、今回は名演の方に主を置いた内容ですね。
次が最終回?にはしない予定ですが、どうなることか?もしかしたらまた花田さん絡みの作品を取り上げるかも?多分、ないとは思いますが。。

 ではまたー。

この記事が参加している募集

#思い出の曲

11,341件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?