ROCK'N'ROLL GYPSIES/GOOD TIME(TO LOVE YOU)～隠れ名曲、名演コレクション。

　「隠れ名曲、名演コレクション」は案外間が空いてなくて、前回は8/15の大江慎也さん「SAY HELLO!」なんですね。
ルースターズ関連は割と色々な企画で取り上げてますが、まだROCK'N'ROLL GYPSIESは取り上げてなかったんですねー。自分でも結構意外です。

　まずROCK'N'ROLL GYPSIESについて簡単に説明すると、花田裕之さんがソロ・アルバムを発表した時のタイトルが『ROCK'N'ROLL GYPSIES』だったのを、バンド名にしたのが2001年10月14日の北九州博覧祭でのライヴからだったとされています。
メンバーはヴォーカル＆ギターに花田裕之さん、ギター下山淳さん、ベース井上富雄さんにドラムス池畑潤二さんという元ルースターズのメンバーで揃えた形です。
彼らのファースト・アルバムに歌詞を提供したのが、これまた元ルースターズの大江慎也さんだったという。

・ROCK'N'ROLL GYPSIES「GOOD TIME(TO LOVE YOU)」from album 『 Ⅰ FIRST』(UPCH-9059/ユニバーサルミュージック)

・10:28～「GOOD TIME(TO LOVE YOU)」。この時点ではベーシストが井上富雄から市川勝也に交代している。

　ROCK'N'ROLL GYPSIESのスタジオ・ファースト・アルバム『Ⅰ FIRST』がリリースされたのは2003年6月18日だったから、本格的に活動を始めた2001年10月から2年近く時間が経っていたのでした。
そのアルバムのために歌詞を大江さんに依頼して、大江さんの中で何かが刺激され歌詞を何曲分かファクスで送ったのです。
そして、ROCK'N'ROLL GYPSIESのライヴに大江さんが飛び入りで「恋をしようよ」「LET'S ROCK」「撃沈魚雷」を歌っていますね。

　2004年のフジロックでルースターズのオリジナル・メンバーでのライヴが実現しています。
これがラスト・ライヴという話でしたが、手応えを掴んだこともあってなんでしょうね、度々4人でのライヴを実現させています。

・大江慎也＆花田裕之「GOOD TIME(TO LOVE YOU)」from live album 『 ORIGIN DUO～counterattack 大江慎也＆花田裕之 ACOUSTIC LIVE』(POCE-3515/ユニバーサルミュージック)

　2005年の440(four-forty)での花田さんのソロ・ライヴに大江さんがシークレット・ゲストとして出演した時のライヴ盤。
このライヴ盤での「GOOD TIME(TO LOVE YOU)」は大江さんがリード・ヴォーカルという珍しいヴァージョン。

　更に翌年の2006年には大江さんのソロ・アルバム『THE GREATEST MUSIC』のレコーディングを花田さん、井上さん、池畑さんの4人で録音しています。

・大江慎也「GO FOR THE PARTY」from album 『THE GREATEST MUSIC」(POCE-9692/ユニバーサルミュージック)

　とにかく好きなこの曲のプロモーション・ビデオです。
ルースターズのオリジナル・メンバーによる録音だと思うと更に感じるものがありますね。

　現在、大江さんはソロ以外にもバンド大江慎也＆Super Birdsで活動をしています。
花田さんはROCK'N'ROLL GYPSIESとソロでライヴ活動をしています。
井上さんはソロ・アルバムを発表したり、佐野元春さんや布袋寅泰さんなどのライヴやレコーディングにベーシストとして参加しています。
池畑さんはROCK'N'ROLL GYPSIESにドラマーとしての活動も盛んです。
下山さんはROCK'N'ROLL GYPSIES、ソロや色々なプロジェクトに参加していますね。

　ルースターズやROCK'N'ROLL GYPSIESのメンバーの活動の充実ぶりにはちょっとビックリしてしまいますわ。
しかも、こんな組み合わせが実現するのか！というプロジェクトも多いのがまたすごい、と。
個人的には大江さん、花田さん、井上さん、池畑さんに下山さんの5人での活動を期待しているのですが｡｡

　明日も「隠れ名曲、名演コレクション」を考えていますが、まだ具体例が思い浮かびません。頑張って明日中に書けるよう頑張ります。

　ではまたー。