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2枚でどうだ〜鈴木さえ子 RCA Dear Heart years


 今日、3月14日といえば「ミュージック・ステディ」〜「POP IND‘S」縁のミュージシャン、鈴木さえ子さんと杉真理さんの誕生日なんですよ。
迷いに迷って、今日は鈴木さえ子さんのRCAレコード時代のアルバム2枚について書いてみることにしました。
鈴木さえ子さんについての記事を割と書いてますが、これが一番リンク先含めていい内容かな?と。

 紙ジャケット盤を手に入れたのは去年だったかな?と思ってましたが、一昨年には既に入手していたんですね。時の流れは早い。
じゃ、行ってみよー。

・鈴木さえ子『毎日がクリスマスだったら•••』(BRIDGE088/BRIDGE)

 鈴木さえ子さんのファースト・ソロ・アルバムですね。1983年にオリジナルが発売されて、メチャクチャ聴きまくりましたし、関連雑誌も極力買いました。まだ私が高校生だった頃のお話です。
ムーンライダーズ周辺の音楽にはまりまくっていた時期でしたから、シネマのアルバムとシングル(「グッバイ・ハートブレイク」は持ってなかったのですが)を集めていましたね。
泉谷しげるさんのバンドに参加していたり、杏里さんの『哀しみの孔雀』や野宮真貴さんの『ピンクの心』にも鈴木さえ子がドラムスで参加していることも知ってました。
雑誌「GORO」の読者でもありましたから、フィルムスがメンバーチェンジをしたことも知ってました。

 そんな中で聴いたり『毎日がクリスマスだったら•••』は衝撃でした。
インストルメンタル曲はYMOなど一部のアーティスト以外は歌ものより下に見ていたんですけど、このアルバムに収録された「フィラデルフィア」などはすごい!と思いましたね。
具体的に頭の中で絵という形が思い浮かんだり、楽器を演奏する姿が浮かんだりしたわけなんです。不思議なことに。
それにサエキけんぞう(当時は漢字表記の佐伯健三)さんの歌詞も素晴らしいわで、感動しまくったわけなんですよ。

・鈴木さえ子『科学と神秘』(BRIDGE089/BRIDGE)

 このセカンド・ソロ・アルバムも夢中になって聴きました。
シングルの「恋する惑星」は多分5月5日発売だったけど、G.W.を挟むというかことで4月下旬に一部のお店には入荷したんです。
この一部のお店というのが曲者で、全てのお店に入荷したわけではなかったのでした。
一日や二日なら我慢したんですが、それ以上かかると判断して、予約したお店以外で買ってしまいました。。
700円は高校生には重い、重すぎましたが、友人に格安で譲ることで決着しましたが。

 ご想像の通り「恋する惑星」はメチャクチャ聴きまくりましたね。
『科学と神秘』はリアル・フィッシュの福原まりさん作曲の楽曲が入っていたり、バンド的な仕上がりの曲も入っていて、取っ付きやすいと思ったんですよ。
このアルバムのプロモーションで深夜番組「11PM」に出演しているのを偶然見て、しかもベータとはいえ録画できたのです。
番組で「血を吸うカメラ」と「フィラデルフィア」が披露されたのを偶然見たクラスメイトが3人も(!)『毎日がクリスマスだったら•••』を購入したオチが付いたことを記しておきます。
この『科学と神秘』は雑誌「POP IND‘S」でピチカート・ファイヴの小西康陽さんと高浪敬太郎(慶太郎)さんが選んたことと、そのコメントに感動した私です。

 鈴木さえ子さんのソロ・アルバムや関連作品は何年経っても色褪せずに大切な作品なのでした。

 ではまたー。


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