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ケースから一掴みの5曲~鈴木さえ子編。

 梅雨明けしたからなのかメチャクチャ暑いです。。あまりに暑いので、少しでも涼しくなるような音楽を選びます。
今回は悩みに悩んで(いつも通りか?)、鈴木さえ子さんの5曲を選ぶことにします。
その前に以前書いたさえ子さんの記事をまず紹介しますね。

 この記事、Twitterでさえ子さんからリアクションされた時はビックリしてしまいましたね。
ひたすら恐縮した記憶がありますが、以前書いたGO→ST通信の記事も読んでいただけていたことに更に恐縮しまった私です。

 この記事も書いてから1年以上過ぎてしまったので、手直ししたい部分や追加したい情報もあったりするんですよね。。 
この辺は優先的にやってみたいと考えてます。

 相変わらず前置きが長いな。。と自覚したので、話題を「ケースから一掴みの5曲」に戻します。
今回はシングル・カットもしくは先行シングルの5曲としますか。

 それじゃ行ってみよー。

・鈴木さえ子「毎日がクリスマスだったら」
from album 『毎日がクリスマスだったら・・・』(BRIDGE088/ブリッジ)

 このアルバム、発売は1983年7月21日なのですが、シングル・カットされたのは、ちょっと時間が経ってからの11月21日なんですよね。
当然、クリスマス・シーズンに合わせた発売です。
ちなみにプロモーション用のシングルとして、この曲とカップリングに「蒸気の立つ町」が収録されたシングルが存在していますね。
そして、1987年のアルバム『スタジオ・ロマンチスト』ではXTCのアンディ・パートリッジのプロデュースで再録音されているのでした。
その際のタイトルは「I WISH IT COULD BE CHRISTMAS EVERYDAY IN THE UK」ですね。

・鈴木さえ子「恋する惑星」
from album 『科学と神秘』(BRIDGE089/ブリッジ)

 この曲はアルバム『科学と神秘』の先行シングルとして、1984年5月5日=(wikipediaには間違いが書かれてますね)に発売されました。
よくあることですが、一部の店舗ではG.W.中の発売ということで、少し早めの4月下旬には店頭に並んでいましたね。
それと、シングル・ヴァージョンはイントロがアルバム・ヴァージョンに比べて短くなっています。おそらくシングル・ヴァージョンは未CD化のはずです。
(こうして見ると、P.V.にはアルバム・ヴァージョンが使用されていますね)

 この曲にはP.V.が存在して、ディレクターは立花ハジメさんでした。
ちなみにアルバム『科学と神秘』のアート・ディレクションもハジメさんです。

・鈴木さえ子「夏休みが待ち遠しい」
from album 『緑の法則』(MDCL-5007/MIDI)

 この曲もアルバム『緑の法則』の先行シングルですね。
シングルは1985年6月10日発売で、アルバムは7月21日発売でした。
カップリングの「Come Wonder With Me(THE END OF SUMMER MIX)」はこの紙ジャケット盤にボーナス・トラックとして収録されています(以前リリースされた『MIDI SINGLES』が初CD化でした)。

 日本青年館での「『緑の法則』コンサート」は7月7日に開催され、大人数バンドの東京マザーズがバッキングを担当しています。
ムーンライダーズからは鈴木慶一さん、武川雅寛さん、白井良明さんが参加し、リアル・フィッシュから矢口博康さん、渡辺等さん、福原まりさんが参加しています。
他にもパーカッションに小野雅司さん、トロンボーンに宇都宮明美さん、ギターにエキゾティックスの柴山和彦さん、ドラムスに石坪信也さん、コーラスにチルドレンの根岸道郎さんという顔ぶれの大編成のバンドでした。

・鈴木さえ子「HAPPY END」
from album 『 スタジオ・ロマンチスト』(MDCL-5009/MIDI)

 この曲は元々12インチとして発売された曲で、『MIDI SINGLES』シリーズにシングル・ヴァージョンが収録されています。
この曲もプロモーション盤が存在していまして、7インチ盤のA面に通常のヴァージョン、カップリングにはモノラル・ミックスが使用されています。

 アルバムに収録するにあたって、アンディ・パートリッジがギター・ソロをダビングして、グレン・トミーがリミックスをしたのでかなり印象が変わっていますね。
ちなみにオリジナル(シングル)・ヴァージョンのギター・ソロはステレオ・ブラザーズ(白井良明さんと柴山和彦さん)によるものでした。
松尾清憲さんのライヴやレコーディングに柴山さんが参加するようになったのは、さえ子さんのライヴに松尾さんがゲスト出演して、「愛しのロージー」がピッタリはまったからなのです。

・鈴木さえ子「'84 日清チキンラーメンCMソング」
from best album 『The Very Best of Saeko Suzuki』(MDC8-1115/MIDI)

  さえ子さんのシングルはてっきり5枚出ていると思って、書き始めましたが4枚しか出てなかったんですねー。
カップリング曲の中からか、オムニバス収録曲から選ぼうかなと思いましたが、結局はベスト・アルバムのみ収録の「'84 日清チキンラーメンCMソング」としました。
このベスト・アルバム発売前にCM曲が収録されたプロモーション用のカセットテープ『PROFILE』(SAEKO-1/MIDI ~『HAPPY END 』発売時に制作されたもの?)が初出だと推測できます。

 さえ子さんのCM曲集もいつか発売してほしいものです。
作曲、編曲に携わった作品だけではなく、楽器やヴォーカルで参加した作品を含めるとかなりの数になるはずですから、なんとか実現してほしいと思うのでした。

 明日も「ケースから一掴みの5曲」をやりたいと考えてますが、例によって何も決まっていません。お楽しみに。



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