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今日の一曲~THE 東南西北/ため息のマイナー・コード編。

 昨日、10月14日生のアーティストの曲を続けましたが、それは私も同じ誕生日だったからなのです。
一昨日の有賀啓雄さん(1964年)と昨日の永作博美さん(1970年)の間、1966年10月14日生が私の生年月日です。

 実は私と同じ生年月日(!)に生まれたアーティストがいるんですよ。
そのことをTwitterで知ってやりとりするようになったというのはちょっといい話ですよね。
その人は大好きなバンド、THE 東南西北のキーボーディスト入船陽介さんです。
今回、入船さん作曲の「Charmin' Chime」を選ぼうと色々探したけど見つからなかったので、東南のメインのソングライターでヴォーカリストの久保田洋司さんと安部OHJI隆雄の共作曲「木枯らしの少女~BAD GIRL,But Girl」(名曲!ドラマの主題歌に使われ、シングル・カットされています)もどうやらない。。となったので、彼らのデビュー曲「ため息のマイナー・コード」を選びました。

・THE 東南西北「ため息のマイナー・コード」 from album 『飛行少年』(32DH 391/CBSソニー)

 この曲は彼らの記念すべきデビュー・シングルで12inch盤なのでした。ダンス・ミックスやダンス・ヴァージョンではない12inchシングルは割と珍しかったので印象に残っています。
編曲はムーンライダーズの白井良明さん。
彼らのファースト・アルバムには作詞に松本隆さん、作曲にはNOBODY、南佳孝さんに中崎英也さんの名前があります。
このアルバムの白井さん以外のアレンジャーはShi-Shonen、リアルフィッシュの戸田誠司さん、中崎さんに新田一郎さん(!)が担当していますね。
中崎さんはWITH(デビュー曲の「MAN+WOMAN=100%」は山本達彦さんがカヴァーしていました)が解散した後で、斉藤由貴さんに曲を提供し始めるちょっと前かな。
新田さんは彼らのマネジメントをアミューズがやっていたから故の起用ですよね、多分。

 その後、アレンジャーとして(元シュガー・ベイブやソロとして活動した)村松邦男さんや(Live PSY・Sやプロデューサーとして活躍した)安部OHJI隆雄さんも参加するようになったんです。
ファースト・アルバムからプロデュースは彼ら自身で、ディレクターはハウス・ディレクターの今泉雅史さんが担当しています(同時期だとPSY・SやHOUND DOGも今泉さんが担当していました)。
THE 東南西北(以下、東南と表記します)はテレビ出演も結構多かった記憶があります。
「レッツゴーヤング」(NHK総合)出演時の映像です。

 司会は太川陽介さんと石川ひとみさんの時代ですね。
生演奏で初々しい感じがまたいいですね。
か彼らのデビュー・コンサートは確か日本青年館で行われたんですが、「ミュージック・ステディ」にレポートが掲載されていて、妙に印象に残っているんですよね。

 同世代のメンバーによるバンドと大好きなアーティストの方々が関わっていることによって、『飛行少年』をリアルタイムで買ったことを思い出しました。
このアルバムには彼らの代表曲「内心、Thank You」も収録されていますね。
「内心、Thank You」は大学の友達の間でも人気ありましたけど、個人的には「ため息のマイナー・コード」の方が好きでした。

 1991年に彼らは一旦解散したのですが、2000年ちょっと過ぎに『ゴールデン・ベスト』が発売された頃から徐々に活動を再開したと記憶してます。
彼らは新録のアルバムも発売してますよ。ちょっと聴いただけなんですが、彼らの持ち味のフレッシュさが失われていないのが嬉しいですね。
ライヴはこの状況下ではあまり行われていないようですが、再開されたら観てみたいと思います。

 ではまたー。

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