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山根栄子 VS GIRL GIRL GIRL/隠れ名曲、名演コレクション。

 昨日の岩本千春さん「キス」で隠れ名曲、名演コレクションが72回目だったんですね。
一応建前としては同じアーティストはできるだけ取り上げないというのと、記事の並びは何らかの関連があるアーティストの作品を取り上げるようにしていました(パール兄弟のみ水道橋博士のイベントと絡めたので、例外的に2回取り上げましたが)。

 そろそろアーティストを選ぶのに苦労してきましたし、もうひとつの企画「ケースから一掴みの5曲」と被ってしまったり、混同してしまっています。。ごめんなさい。

 岩本千春さんつながりの作品というのは難しいと思ってまして、ちょっと苦しいか?と悩みそうになっていたら、小西康陽さん作詞・作曲・編曲だったことを思い出して、小西さん絡みのユニットや提供曲ならまだまだ続けられるなと元気を取り戻しました。
すみません、ここまでは例によっての前置きです。。

 小西さん、というかピチカート・ファイヴがCBSソニーからコロムビアへ移籍した時期、小西さんがソングライターとしても、新しいプロジェクトを立ち上げるプロデューサーとしても注目され始めたのであります。

 個人的に印象に残っているのは、パール兄弟を勘当(兄弟ということで脱退ではなく、こう表現された)された窪田晴男さん、音楽プロデューサーとして活躍中だった桜井鉄太郎さん(高嶋政宏さんとのR.P.O.ではアルバムとシングルを発売して、そのマニアックさに注目が集まりました)が、窪田さんが持ってきたラジオショーという企画に乗ったのが、FM 横浜での「GIRL GIRL GIRL」だったのです。

・桜井鉄太郎(?)「Baby Baybridge」

 まずは桜井さんがヴォーカルの「Baby Baybridge」から紹介します。
ちなみに桜井さんは『GIRL GIRL GIRL』のアルバムではTodd Rundgrenの「Does Anybody Love You」をカヴァーしていたのですよ。

・山根栄子「Baby Baybridge」

・山根栄子 VS GIRL GIRL GIRL「Baby Baybridge」(TODP-2303/東芝EMI)


 ちなみにこちらは元UGUISSの山根栄子さんのヴォーカル・ヴァージョンです。
UGUISSにはギタリストの佐橋佳幸さん、キーボーディストの柴田俊文さん、ドラマーの松本淳さんが在籍していて、このお三方は渡辺美里さんのバックを担当していた時期があります。
松本さんはその直後にチューリップに加入していますね。
現在、佐橋さんと柴田さんは山下達郎さんのツアー・メンバーとして活動されていたり、多方面で活躍中です。
 あと、山根栄子さんは2012年に亡くなられて、UGUISSが復活した時には渡辺美里さんが代わりにヴォーカルを担当しました。
 
 そして、山根さんはソロ・シンガーの山根麻衣(麻以)さんの妹で、山根麻衣・窪田晴男ユニットでCDをリリースしていることも関係しての参加なのでしょうね。

 えーと、実はこの曲も大好きな曲なんですが、個人的にはもっと好きな曲がありまして、そちらにしようとしたら、YouTubeにアップされていなかったので、「Baby Baybridge」を選んだというわけです。

・GIRL GIRL GIRL homme「弾丸を噛め(ORIGINAL)」(KTDR-2074/KITTY RECORDS)

 この曲がとにかく好きなんですよ。
ミニ・アルバムにはよりサイケデリック風味なヴァージョンが収録されていて、これまた最高なんですよね。

・GIRL GIRL GIRL homme「弾丸を噛め(Psychedelic O'clock Version)」from mini album『ガール・ガール・ガール・オム・ビス』(KTCR-1249/KITTY RECORDS)

 GIRL GIRL GIRLシリーズは東芝EMI~徳間ジャパン~キティ・レコードとレコード会社が変わったり、元々がラジオ・プログラムですから、音盤化が困難な作品があるので、ひとつ配信という形でもまとめて聴くことができれば素晴らしいと思うわけですよ。
なかなか難しそうですが、ひとつよろしくお願いします。

 明日は小西さんの作品にするか、窪田さん関係の作品、もしくは桜井さん絡みにするか、すぐに見つかりそうなもの優先に考え中なのでお楽しみに。

 ではまたー。


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