社畜だった私が仕事を辞めた理由。〜余計なお世話とありがた迷惑〜

こんにちは、
いきなり寒くなりましたね〜鼻水ダラダラです笑

仕事してた頃は、指定の制服だったのと、職場がめちゃ寒かったので、毎朝最低気温・最高気温とにらめっこして制服の下に着込んだりしてました😅懐かしい〜
それでも動くと汗かいて冷えちゃうし…女性の体には優しくない環境でしたね😅

さて。私が仕事を辞めた大きな理由の一つは、婦人科疾患だと前回書きましたが、婦人科疾患の大きな敵は、冷えとストレスだとわたしは思ってます。スーパー勤務はこの2つと切っても切れない間柄…本当にしんどい笑

中でも決定打となったのは、一緒に働いていた上司の言葉でした。19年12月に卵巣と子宮の調子が悪いことを含めて退職の意向を伝えた後、売り場で品出しをしていたわたしのもとにやってきた上司は、明るい口調で「せっかく社員で働けてるのに辞めちゃうの?勿体なくない?結婚してもさ、子どもができるまで続けたら?お金も貯まるしさ♪」と言ってのけたのです。
多分売り場じゃなかったら泣き散らかして殴ってました笑
当時34歳という年齢、過去に子宮頸がんの検診に引っかかったこと、30歳の時にホルモンバランスの乱れから体調を崩したこと、たとえ過去の体調不良を知らなかったとしても、何故卵巣が腫れている状態で仕事を続けさせようとするのか、理解に苦しみました。
その上司も2児のパパ。私の2歳年上でほぼ同世代。考え方の違いに愕然としました。
すべての女性が、避妊しない性行為をすれば妊娠すると思っているのか。この時問い詰めれば良かった。どうせ辞めるんだし。
でも出来なかった。分かってもらおうとも思わなかった。
その上司の口癖は「嫁が早く帰ってこいってうるさいから帰るわ」「子どもとの時間大事にしたいから、あとよろしくね」と言った感じで、必ず【家族】のことを絡めてくる人でした。それはいいんです。家庭を大切にすることはいいこと。でも、その分の皺寄せは私たちに来ました。ここまでやらないと帰れないボーダーラインがあって、それがどう頑張っても終われないのに、「部下使ってなんとか頑張ってよ。社員でしょ?」と言われたこともありました。あなたが手伝ってくれれば私は1時間も2時間も早く帰れるのに…。(勿論この残業に給料は発生しません)
休日出勤しても、サービス残業しても終わらない仕事。助けて欲しい・手伝って欲しいと声に出して要望しても、帰ってくる言葉は「自分が休みたいなら、部下を休日出勤させてやらせればいい」でした。悲しみというか、呆れました。この人から見たらわたしも[部下]だから。働き方改革って何ですか?ワークライフバランスって何ですか?『この人が家族との時間を過ごすために、私は自分のプライベートを削らなければいけないの?』そう考えてしまいました。

もう辞めた身なので、この時の上司が今どうなってるのか、どうしてるのかは知りません。それでも、あの時言われた言葉はきっと一生忘れない。
どうか、これから人の上に立つ方達には忘れないでいて欲しいです。「子どもができるまで仕事続けたら?」なんて軽々しく言わないで欲しい。欲しくても出来ない人がどれだけ苦しんでるか、毎月生理がきて落胆する気持ちを、少しでいいから考えて欲しい。
自分には出来るかもしれないけど、同じように全員ができるとは限りません。フルタイム、時短、パート、アルバイト、働き方がたくさんあるのならば、それを選ぶのは本人の自由。大卒だから必ず正社員で働かなければならないわけではない。自分の身体のこと、生活環境、将来設計、そこにきちんと向き合えていれば、どんな働き方したっていいと思う。

も一つオマケ。
仕事辞めた後、私は失業手当を受給しながら自分に合う働き方を探すつもりでした。そのことを別の上司に伝えたら「失業保険なんか人間をダメにする制度だからそんなもんアテにするな」と言われました。遠慮なくアテにして職探ししました笑。税金も払わなきゃだったし。

今思うと、わたしが働いていた会社の人達は、自分たちの仕事にとても誇りを持ってきたんだなと思います。【この会社で・この役職で働いている自分、すごい‼︎】的な。それはとてもいいことだと思います。自己肯定は大事。でも、それを周りに押し付けてはいけない。同じ会社で働いてるからと言って、会社が好きな人・仕事が好きな人・忙しいのが好きな人、ばっかりではないです。家族のため、自分のため、仕方なくこの会社に入り、仕方なく働いてる人だってきっといる。

自分の価値観を押し付けずに、お互いを尊重し合って働ける環境になりますように。すぐには無理だと思うけど😅人は人、自分は自分。

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