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突然ですが、その文章「誰」に向けて書いていますか?

皆さんはSNSをどれくらい頻度で見ていますか?
または、更新していますか?

私はプライベートでは、一番長いものからTwitter、Instagramを主に利用し、noteもSNSとしての側面があると思うので、ここも一日の中で大分と時間を使っている場でもあります。

さて、今回のタイトルですがギョッとされた方は、いませんか?「一体、どういう意味なんだろう?」「そのタイトルこそ誰のこと?」のような。

今回は「自分=書き手」に向けたタイトルとして、書いてみました。

普段の私は「読んでもらっている方」「キーワードやタグから見つけてくれた興味ある方」へ、ターゲットを意識して分かりやすく、時に楽しく書くようにしています。これは、私自身が文章を書くコツのひとつでもあります。

では、なぜ、今回そのようなタイトルにしたかというと、Twitterやnoteなどの文章を紡ぐ場で、よく気になることがあるからです。それは「主語」がない文章が溢れていることについてです。

「主語」の在り方を見直してみませんか

先述のように私が文章を書く時は、それがオンでもオフに関わらず、必ず相手を想像しながら書いています。時には、声に出して話しながら打っています。noteでは今読んでいる「あなた」に向けて。

ネットの世界だと想像の届かないところに、届く面白さもあります。それもいいところですよね。でも時に、書き殴った文章によって、無関係な方の心を疲弊させてしまうことってあると思いませんか。むしろ、経験された方も多くいるのでは。そうならないためにも、自分が思っているように届くために、心掛けて書くのは大切なことだと思うんです。

「書き手」が文章を書く理由とは

人が「書きたい」という衝動に駆られる時というのは、必ずしも良いことばかりではないので、時には「ストレスの発散」だったり「ストレスの共有」が目的になって衝動的に書く場合があると思います。

私自身も学生の頃は、そういう使い方をしていました。しかし、衝動的に書いた文章には「主語」が抜けている時があり、結果的にポジティブな印象よりも「誰に向けて書かれたものなのだろう」という疑問不安「読み手」に伝わり、ネガティブな印象を残すことになりかねません。

そういったときの文章って良くも悪くも情が込もっていて、きれいごとが並んだ文章よりも、時に惹かれるものがあったりします。ですが、書いた本人はすっきりしても「読み手」に不安を感じさせてしまう可能性が大きいのです。そのような文章は「読み手」を悲しませたり、怒らせたり、想定外の行動を起こさせるなど…。果たして、それは書いている時の「あなた」が望んでいたことでしょうか?

文章は特に「優しく易しい」を心掛けたい

私は「読み手」を意識して、言葉選びをされている方が好きです。日記、エッセイ、物語やライフハックなど、ジャンルを問わず、私がスキなどのアクションを起こす記事は、必ずこれが共通しています。

私が考える文章とは、「書き手」が共有したいという気持ちから、言葉というフィルターを通して、紡がれたものが文章として発信されるものだと思っています。このような文章には「言葉選びが素敵だな」「こんな視点をもっているんだな」と、気づきを得るものが多いです。

ただ、そこまで行き着くには「書き手」の温度感やテンションが正しく伝わる工夫が不可欠なんじゃないか、と思うのです。それは「書き手」の本性が見えない分、文字だけでは伝わりきらない感情があるからです。

投稿をきっかけに、悲しい結果を起こしてしまわないための配慮や努力を、心掛けようとするだけで、温かみを感じられる文体になります。「優しく易しい」と意識するだけで、それがたとえ、ネガティブな内容であろうと、届く人にはきっと届くと思います。

「アウトプット」は相手に伝える手段

SNSと付き合っていく上で、私もいつ「炎上」を起こすか分かりません。それはきっと「経験不足」や「知識不足」などで誰にでも起こりうることだと思います。その対策のひとつとして、「主語」をはっきりさせるという心掛けは、文章を書く上で大事なのではないかというお話でした。

例えば、同じ趣味や目標でつながった人同士でも、なぜか疲れてしまう。本当に不思議なことです。自分は自分。他人は他人。分かっているのに、弱っている時に、急に目に入った文章で居心地を悪くしてしまう。皆さんも経験したことありませんか?

私はこのような経験によって、昔、Twitterのアカウントを変えたり、Facebookを止めたりしました。配慮に欠けた文章を見ると傷ついてしまうからです。それが、私個人に対しての言葉でなくても。

だからこそ、私は言葉選びには特に気をつけたいのです。アウトプットとは感情をむき出しにするのではなく、「相手に正しく伝える」ことだから。無意識のうちに「弱った相手=読み手」を傷つけないために、できることをこれからも心掛けたいと思う今日この頃でした。

あ、私は元気ですよ!今回の内容が上手く伝わっていたら嬉しいです。私も書くことを鍛えている途中ということ。これからも頑張ります!笑

では、また!

読んでくださってありがとうございます!それだけで嬉しいです。 楽しくゆるく、ときに真面目に。これからもよろしくお願いします🍀