ゴンザレスP

35歳リーマン、心は永遠の17歳。 留学先だったスペインバルセロナ時代から男性不妊治療…

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35歳リーマン、心は永遠の17歳。 留学先だったスペインバルセロナ時代から男性不妊治療(乏精子症)に取り組んでます。精索静脈瘤手術後に顕微授精。成功、2021年7月に女子誕生。 【精子濃度推移】術前1万個/ml→術後1ヶ月300万個/ml→術後2ヶ月250万個

最近の記事

精索静脈瘤手術と手術後の雑感

日本が誇る最先端男性不妊医療のおかげで、ついに精子濃度の極端な低さ、精子運動率の悪さの原因が精索静脈瘤にあることが判明。今回はその手術の概要や、当日に経験したこと・思ったことを書いていこうと思う。 精索静脈瘤手術の概要とりあえず初診での先生の触診で、どうやら私は精索静脈瘤なる、左キンタマの表面にできたコブのようなものを持ち、これが男性不妊症患者の3割が持つものだということが判明。 今のままだと顕微授精もできないのでとりあえず手術しますか?と言われ、概要を聞いてみると ・費

    • ついに男性不妊症との対峙(クリニック選び、不妊原因特定)

      新型コロナの蔓延から逃げるように(結局逃げられてないが・・・笑)どたばたとスペインから日本へ脱出した我々夫婦は、スペインで尻切れとんぼになってしまった私の男性不妊症の不妊治療を日本で再開することにした。今回は、そんな我々の日本での不妊治療の前半ともいえる、私の男性不妊の解析・手術をつづっていきたい。 クリニック選び結論、我々は汐留にある「リプロダクションクリニック東京」に通うことにした(URL→http://www.reptokyo.jp/)。 何度でも繰り返したいのだけ

      • 日本への緊急帰国、そして日本での不妊治療再開に至るまで何を考えたか

        日本帰国後のちょっとカオスな生活新型コロナウイルスの猛威から非常事態宣言が発令されたスペインバルセロナから大慌てで逃げ出した我々夫婦(2020年3月)。 当時は「まぁ流行病なんてすぐ落ち着くだろう」とタカをくくり、最低限の着替えだけテキトーにキャリーバッグに詰めて帰国(今振り返ればありえない)。なんなら、久々の日本でうまいメシやらを楽しんで、落ち着いたタイミングでバルセロナへ帰国して、私の留学先卒業までの時間を使ってヨーロッパ旅行でも楽しもう~なんて考えてた。 そんな状態

        • 不妊治療@バルセロナ 中断、そして緊急帰国

          年始から仕事で新しいプロジェクトがスタートし、イミフな専門用語と久々のビジネス英語に悪戦苦闘している間に、こんなに時間経ってしまった。。。前回はバルセロナで猛威を振るったコロナにより、予定よりだいぶ早く帰国することになってしまったくだりでした。これが昨年2020年の3月頃のお話。 その時点で妻は数週間にわたり排卵誘発剤を毎日お腹に注射する日々を続けており、使用済みの注射針を入れる箱は満杯。すっかりバルセロナの地で顕微受精を進める覚悟でしたが、非常事態宣言が発令されるバルセ

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          乏精子症発覚、その後

          またもや前回から3ヶ月以上の時間がたち、つに年が明けてしまいました。明けましておめでとうございます。 昨年はコロナ真っ只中でのスペインからの帰国、間髪入れず日本での不妊治療再開、転職、その上にステイホームと盛りだくさんの1年でしたが、持ち前の楽観主義とマイペースな妻のおかげで楽しく過ごせました。 コロナはまだまだこれから感染本格化ですがどんな時でも楽しみを見つけて生きていくしかないですね。 さて、スペインの不妊治療日記を再開します。前回は、私が精液検査をしてそのなかにほ

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          不妊治療スタート、まずは異国スペインでの病院探し

          前回の投稿から3ヶ月近くも時間が経ってしまいました。。。 あの後私は新しい会社に入社し、会社の誰にも会ったことがない&オフィスにも行かないという、もはや自宅警備員さながらの様相でひっそりと新入社員研修を受け、リモートで振られる案件に取り組んでおりました笑 初めての給料を見てようやく入社できていたことに安堵。だって契約書すらまだ交わしてないし、、、 さて不妊治療本編はというと。 前回の投稿で、留学先の友人から医療通訳の方を紹介してもらったことは書きましたね。 ものすごく物腰

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          スペイン バルセロナでの不妊治療を始めるまで

          こんにちは、ゴンザレスPです。 今日はスペインでの不妊治療を始めるまで、を書いていきたいと思います。 僕と妻は3年前の2017年に結婚しました。 結婚当時、子供のことをどう考えていたかというと、「あまり真剣には考えていなかった」というのが真かもしれません。 結婚する前からお互い子供は欲しいねぇということは言い合っていたし、両方とも二人きょうだいだったこともあって、「子供二人はできたらえーな」なんてことを特にプランもなく言い合ったりしてました。 ですが、当時僕は会社の

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          これまで・そしてこれから

          初めまして。ゴンザレスPです。 現在34歳・既婚・子供なし・東京都内に住むサラリーマン(正確には転職待ちなので6月中は無職)です。 このnoteでは、主に3つのことを書いていきます。 1つ目は、男性不妊のこと。 僕は2017年に結婚しましたが、当時2018年夏~の留学を控えていたこともあり、受験対策などにかまけて子づくりをしていませんでした。 詳細は後述しますが、2019年に1年間かけて子づくりに挑戦したものの、いっこうに妊娠せず、夫婦ともに検査したところ、僕はほぼ

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