Suedehead/三島

1997年製 【誰かわたしに別の宇宙をくれ────でなきゃ、わたしは参ってしまう。】 …

Suedehead/三島

1997年製 【誰かわたしに別の宇宙をくれ────でなきゃ、わたしは参ってしまう。】 音楽と映画と性と。過去に書いたものを供養したり。🇬🇧旅の忘備録も

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「I Keep Mine Hidden」

お気に入りの詞をまとめるだけのページ。 わたしが暗い言葉を口にしなくて済んでいる理由は、これらの詞がついていてくれるからです The Smiths暗いやつ、陰気なやつと僕のことを呼ぶがいい きみをつけまわして6年も費やした 5秒間だけ時間をくれたら 僕の人生を話してあげる (Half a Person) ほとんど何も無い僕の人生だけど 好きにしていいよ、きみのものなんだから 僕は黒い服を着るんだ だって僕の心はいつも真っ黒だから 僕のことがちょっとおかしく見えるのだと

    • Do I wanna be your dog?

      矢張りSMの世界は奥が深い! SにもMにもなり得ないわたしは結局傍観者というポジションで落ち着いてしまうのかと思ったが、人間は変われるのだ。素晴らしい。 正直今年に入ってから暫定1位といっても過言では無い、そんなドスケベ体験ができたと思う。 何がすごいって、服も脱いでない性器も出ていないそんな状態であんなにエロいことが起きるってことが!性的興奮というより感動が勝つ。すごいぞ、SMの世界! ここからはざっくりとした忘備録。 【ダイジェスト:縄→口輪→くすぐり→釜飯】 15

      • Salfordの夜

        まもなく夜零時。 パブの上にある部屋を借りている。独房のような狭さだが、この空間は今のわたしには天国だ。 逃避の旅も残り10日を切った。あっという間だ。 3年ぶりの渡英で、しかも3週間なんてそこそこ長い期間、19歳の時の短期留学ぶりである。 日本に帰りたくて仕方なくなる不安があった。 それがどうだ、日本食は恋しくても、日本に帰りたいとは微塵もならないもんだ。日本での親しい人たちをこっちに連れてきたい気持ちはあるが。 わたしは今いるイギリスという不思議な島国が、心底好きで仕方

        • わたしの容姿のはなし

          わたしは背も低く、顔立ちも地味です。 小さくて、それぞれ形が違う両の目は、視力も壊滅的に悪い。先天性の瞼の疾患のおかげで、年々瞼が落ち、目はこれからも小さくなっていきます。目をかっ開こうものなら、額には濃い皺が2.3本できてしまいます。 目と眉毛の感覚も狭いものだから、広範囲でのびのびとアイメイクができている方々を見ると少し憂鬱です。そんな、綺麗なアイシャドウを大盤振る舞いに塗れるような瞼の面積が、わたしにも欲しかった。 鼻も口も、小さくて大嫌いです。 顔面加工アプリで鼻を

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        「I Keep Mine Hidden」

        マガジン

        • ゆめ
          3本
        • 逃亡記録【2020年3月】
          4本

        記事

          2023年7月岐阜遠征ダイジェスト

          2023年7月28.29日 目的巡礼地 1. 美濃加茂市にある昭和ラブホ「源氏」 2. 岐阜市にある東海地方最後のストリップ劇場「まさご座」 過去の遠征で群を抜いて不運のよくばりセットって感じだった。 クソと最高をだいたい時系列順にまとめたよ。 同情してください お前が悪いは禁句です 【ここがクソ!】 ・行きの高速バス、コンセントがない ・モバイルバッテリー持ってきてない ・眠れない(恒例行事) ・前日から唇に違和感 ヒリヒリぼんぼんしてる ・名古屋に30分以上遅延で

          2023年7月岐阜遠征ダイジェスト

          #27 Take me to the haven of your bed

          塾の先生を辞めて高等遊民(ニート)生活を満喫している。 最低でも月一くらいで更新したいと思っていたnote。社会人のときは忙しさ理由にサボりまくっていたが、なんだこのニート、全然筆を取りやがらねえ。重い腰ならぬ、重い指。 何も書かん、映画も観ない、ろくに本も読まない、勉強も続かない、 3月は37時間もTwitterに費やした週があった。キモすぎる。 簡単な娯楽であるSNSやYouTubeばっかり開いてしまうの本当に辞めたいのにな。これじゃただの現代人だ、嫌だ嫌だ。おまえが

          #27 Take me to the haven of your bed

          #26 Is that too much to ask?

          「誰がこの私のひたむきの愛の行為を、正当に理解してくれることか。いや、誰に理解されなくてもいいのだ。私の愛は純粋の愛だ。人に理解してもらう為の愛では無い」 わたしは太宰の『駆込み訴え』が好きだ。夜な夜な朗読してしまうくらい好きだ。 けれども、自分があのイスカリオテのユダにこれまで感情移入するなんてことは、今回限りにしておきたい。 本来これはある人に宛てた「恋文」になるはずだったものだが、此度目出度く振られたということで、飽くまでも失恋の記録として残す。 いや、恋のつもり

          #26 Is that too much to ask?

          #25 Death in うぐいす谷

          20歳のわたしは処女であった。 なう、これを書いているわたしはコロチン3回目の副反応でぽやぽや微熱状態だ。 無駄に健康な肉体を持っているため滅多に熱に浮かされることはないが、こういうときは決まってあの鶯谷での最悪の一夜が脳を過る。 今から書くものは、結局は、有り触れたロストバージン・レポートでしかないだろうが、それでも書く。 処女じゃなくなった時、わたしは誓ったのだ 「セックスなんて二度としねえぞ!!」 ※以下、本当に品がない 18歳で大学デビューにより初めての彼氏

          #25 Death in うぐいす谷

          #24 陥没しそうな過去から

          2022.01 祖母没について記したnoteはこれ ‪陥没した未来から‬ ‪陥没しそうな過去から‬ ‪陥没中の今から‬ ‪陥没間際の今から‬ ────有頂天『箱(永劫回帰)』より

          #24 陥没しそうな過去から

          #23 Useless Coma

          「いったい何が貴方にとって不快なの?何が一番怖いの?」 「ああ先生。この目が、自分のものじゃないみたいで、怖くて仕方ないんです」 先日24歳になった。だのに今の自分ときたら、他人を前にして脚をバタつかせてバカみたいに泣きじゃくっている。これでは初めて歯医者に来た子どもと全く同じじゃないか。 長年放置してきた先天性の眼瞼下垂の手術。部分麻酔のためバリバリ意識がある中、これから俺は両目蓋を切られたり縫い付けられたりする。目が覚めたら全てが終わっている手術ならどんなによかった

          #23 Useless Coma

          Thursday 21.10.2021 From the one you left behind

          日付が変わって1時間経過、自分の誕生日になっていたということにまったく気が付かなかった 退勤して帰宅後のいつものルーティーン 生徒に「先生あした誕生日でしょ!?おめでとう!」とちゃんと言ってもらったのに こんなのは初めてかもしれない いつも歳をとるその時はoasisとかビートルズとか特別な曲を聴いていたのに 忘れていたなんて もうそんな歳になってしまったのか もう何もめでたくない そうは言っても人からの祝福は確かに嬉しいものだ だから何だかんだ毎年そわそわして 日付が変わる

          Thursday 21.10.2021 From the one you left behind

          #22 ただいま朝日が埋葬されました

          これより、自分は「うぶな少年」または 「羞じらう少女」となる 深夜2時をとっくに過ぎた頃でしょうか。 真暗にした自室には、私と、美しい友人が在りました。 友人は私と同い年の女性で、大学1年の時からの付き合いでございました。彼女は長い間交際相手の男性と同棲しています。程よくオタク基質で、性に前向きで、聡明な女性でした。 以前より、お互いを「そういう目」で見ていたのは自覚しておりました。彼女は私の姉のような人で、いつも私が欲しい言葉をくれる、大切な友人です。 ですから、ベッド

          #22 ただいま朝日が埋葬されました

          #21 Just wishing that I had just something you wore

          誰しも、人間一人くらいを飼える経済力があったら人生って素敵じゃないかしら。 人生最大の失恋をした、と思う 少なくともここ5年で一番苦しんだ。 わたしは自分のことを愛しすぎているため、 「わたしはこんなひどいめにあって辛いです」ってことをせかいじゅうに言いふらしたくてたまらないのだ だから、自分の身に起こった全てのことは、ここで消化するためネタにしていく。 わたしは過去に恋愛関係にあった人間との写真やLINEのやりとりは、基本消さない。インスタの投稿も。全てわたしが生きた

          #21 Just wishing that I had just something you wore

          #20 好きな子と観たい映画⑩選

          タイトル通り。 去年に引き続きプレゼンしたくなったので、します。 「俺が」 好きな子と観たい映画だからな!!!※ハッピーな映画をあまり見ない人間のセレクトです ドゥンドゥンいくぜ! ①『ファイト・クラブ』1999🇺🇸お前らは、歌って踊る、世界のクズだ。 まず僕は、この映画を見て盛り上がれる人間としか仲良くできない。と思った 男達が拳と拳で語り合う、みたいな熱い映画…だと思ったらとんでもねえカルト映画だったわ。タイラーのカリスマ性にひれ伏せ。 新社会人としての人生が

          #20 好きな子と観たい映画⑩選

          #19 Why are you on your own tonight?

          散々可愛がってきた自分が、社会ではただの「使い捨ての駒」だと気付かされた 絶望はしないがだからといって希望はあるか? 少しずつ自己が崩壊していく音がする 「必要なのは自己改善ではなく、自己破壊だ」と、タイラー・ダーデンは言う 自ら望んで破壊できるならいい でもこれは全く望んでいない勝手な崩壊だ 「わたしはこんな人間だったか?」 社会に出て、スーツを着て電車に乗る日々を送るようになって、気付かされてしまった "最高なわたし"の賞味期限は過ぎたんだ お陰様で卑屈な文章だけは筆

          #19 Why are you on your own tonight?

          #18 幾千の愛の言葉より

          わたしは60~90年代のロックバンドのおたくである。つまり、推している方達のほとんどが40代以上で、最年長は既に75歳を超えている。故に、「生きてるだけでありがたい」「死ななければそれでいい」という思いが他のジャンルよりも(こういうオタクの言い方したくないんだけど)先行してしまう。 「推しグループが解散してしまう」とか「推しが芸能界引退する」とかで嘆いてる人に、わたしは今まで「いいじゃん、別に死ぬわけじゃないんだから」と軽くあしらってしまっていた。比較的若い年齢の推しをもつ

          #18 幾千の愛の言葉より