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5/20 Strip Goes On


5/20、この日がストリップ・ファンにとって特別な日付であることは、もう日付が変わった5/21にTwitterで知った。
3年前の5/20に、広島第一劇場は閉館したのだった。わたしが行けなかった西の劇場。3年前なんてとっくにストリップ・ファンになっていたのにも関わらず、何故か「遠征」というものをしようなんて微塵も考えていなかった愚かなわたし。たくさんの劇場に恵まれた関東住みだからか、あとコロナ禍という理由もあったとは思うが。
もう拝めない女神様も乗った、そして矢沢ようこさんがラストステージを飾った広島第一劇場。


Twitterで数多のストファンや踊り子さんが広島に思いを馳せる中、わたしはこの日は忙しなく、ストリップ劇場をハシゴしていた…


⬆️ 大和ミュージック編、渋谷道劇編、ジャンプしやすいように目次つけました。


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普段仕事のある日と変わらぬ時間に起き、新宿に向かう。関西からはるばる来た初めましてのフォロワーさんと合流し、小田急線へ乗り込んだ。こちらのフォロワーさん、今回記念すべきストリップ劇場初体験👏
しかし向かう先は、SM興行《奇綺SM》真っ最中の神奈川県大和ミュージック…!

新宿-大和間の40分、ガラガラの電車内でフォロワーさんに色々とストリップの話をする。相手からは初体験ならではの緊張を感じられて、古参面おたくはニッコリ
ストリップ劇場で定期的に行われるSM興行というのは、多種多様なストリップショーはもちろん、色んな種類のSMショーも堪能できる。
今回の目玉は、ずっと見たいと思っていた踊り子さんが初挑戦する、切腹ショーである。早乙女宏美さんという切腹ショーのレジェンドより技を伝授?された、踊り子デビュー3年目のまだ若い三月涼々さんを今回見れるのを本当にたのしみに足を運んだ。

11:30過ぎ会場着。テケツ(受付)にて「立ち見になりますが大丈夫ですか?」と聞かれる。承知の上で来てます…😇 激混みになるのは十分予想されていた。平日だからといってナメてはいけない。
開演30分前でも場内は立ち見がズラリ。こんな大和は初めてだった(過去2回はどちらもいい席に座りながら観劇している)
それでも、池袋のSM興行と比べたらまだ可愛いもんだな、なんて思った。池袋ではマジでおしくらまんじゅうみたいなの経験しましたからね。

先に着いていた友人(金髪ギャル)にも合流する。
その友人は去年3月一緒に2泊3日静岡ラブホ遠征に付き合ってくれた、よき理解者である。再会できて嬉しかった。そして何より最近その子はこの1年でどっぷりストリップの世界にハマってくれていたのでLINEでは今やお互いストリップの話しかしてない。
その友人・葉脈が書いた当日のnoteも読んでくれよな。

⬆️ 同じ時間を歩んだ同胞のnoteなので内容はかぶるが、飽くまでもわたし視点でレポートを続けていくぞい


12:00 奇綺SM開演─────


オープニングが始まる。座長の内山さんがスチームパンクなお衣装で登場。
次に横から白いドレスを纏い出てきたのは、なんと、京はるなさんだった!!何回か観劇済みだがここ2年くらいご無沙汰だった踊り子さんである。Twitterは見続けていた。
はるなさん、今日は出演予定なかったはずでは!?と困惑していたら、ご本人が踊りながら「本来であればここで出てくる演者が大遅刻をかましたので、たまたま楽屋に泊まっていた私が出る羽目になりました!」と状況を説明。開幕早々笑いに包まれる場内。
まさかここで数年ぶりに拝めるとは、予期せぬラッキー!

香盤(タイムテーブル)はこちら。

この日は3日目なので1番右です

オープニングが終わり、すぐトップステージに切り替わる。三月涼々さん、この第1公演目では切腹ショーはやらず、通常のストリップ演目をやるとのこと。演目名的にわたしはあの曲がかかるんじゃないのか…!?とドキドキしていた。案の定かかった。毎度ストリップレポの度思うんだけど、音楽にうるさいオタクわい、演目中のセトリのことも物凄く言及したいのにそれが出来ないの本当にむず痒い。
涼々さん、Twitterは監視していたので雰囲気は知っていたが、いやこれは、大好きだ……
細身の黒髪ロング狐顔お姉さんが大好物わい、好きにならないわけがなかった。そしてダークな演目が本当に上手いと思った。憑依型?っていうのかな。もっと見たい!てかかぶりで見たいぞ!!通常興行でリベンジだ  次の回はこの人がいよいよ切腹するのか…!

2番手、結奈美子さん
2005年踊り子デビュー(wikiより)。ストリップ、SM、レズショー、花電車なんでもござれの大ベテランマルチパフォーマー
見るのはこれで4度目かな?
結さんのストリップは本当にずっと目が離せなくて、ずっとブレることなく楽しいのだ。なんといっても彼女のオープンショー、これはみんな体験するべきですよ…  立ち見でしか見れたことないから、ちゃんと座って見てみたいよ〜
いやあ毎度のことながら結奈美子さんを見たあとはマジで「ストリップを見た!」って感じなんだよな。伝われ。近いうち熱海銀座劇場で拝む夢が叶いますように。
そんでこの結さんの演目中、ずっとわたしの後ろに京はるなさんいた。こんな距離近いのダメだよお… ドキドキするよお…

あとの演者さんはまるで予習なしで挑んで見た。
その中でもわたしが胸を打たれたのは4番手の樹あやかさんとm@ricaさんのチームショー。
簡単に説明すれば和服百合緊縛SMショーだった。
あやかさんのスレンダー和服美熟女感も、maricaさんの切なM女的表情も、ずっとたまらなかった。
SMする前からおふたりの尊いイチャイチャぶりを垣間見れ、そこから職人技の吊り緊縛。
わたしね、自分がSMかじる前に一度見世物小屋イベントで緊縛ショー見てるんですよ。かなり有名な縛り手の方だったと思う。けどね、縛りのフィニッシュに至るまでの行程が眠くてしょうがなくて、あまり盛り上がって鑑賞することが出来なかったのを今でもよく覚えている。かつて緊縛ショーというのはわたしにとっては退屈だったのだ。けど今やわたしもたまに縛られそれを写真に撮られる側となった。
縄の受け手をしっかりやるようになってから拝む緊縛ショーは、あの頃とはかなり違った景色だ。
このショーは最後、縄から解放されたmaricaさんが感情が爆発したかのように、あやかさんに縋りついて泣きじゃくっていた。あれは演技ではないんだろう。泣きじゃくるMを優しく抱きとめるS、そこにはバカデカい愛しかなかった。おれも泣いた。ただでさえ百合豚、SMで愛を強く見せられると泣いてしまう。
わたしも年上のスレンダー女性に縛られてあんな風に溺れてえ~~となった。今のところ男性にしか縛られたことしかないのだが、男相手だとああはなれないので、「貴女の縄でないとダメなんです」ってなるくらいの、年上S女さんに出会いたいもんです。

しかし、久しぶりのSM興行、やっぱり楽しいな。SMショーではガチの絶叫が聞けて毎度耳が幸せ。乳首に針刺されて叫ぶこださん、蝋燭&鞭をくらって叫ぶえだまめさん、素晴らしい絶叫をありがとう…🙏

時間はだいぶ押している。それぞれの演者さんのポラ列が毎回すごい。「ポラ列最後尾」の札はじめて見たぞ!

15:50 遅れて第2回公演目が始まる。
いよいよ本日の大目玉、三月涼々さんの切腹ショーだ。かつて浅草でのサディスティックサーカス(見世物小屋イベント)でみた早乙女宏美さんの切腹ショーも衝撃だったが、結論、涼々さんの切腹もたいへん良きものでございました。涼々さんの哀愁、勢いもなんていうか「解釈一致」ってやつで、初陣とは思えぬ良い切腹だったと思います。血が大袈裟に出ないのとか、涼々さんの「お゛…ッッ」ってかんじの控えめな悶絶声もたまらんかった…  故に、本当に近くで見たかったよー( ; ; )かぶりで涼々さん見たい。涼々さんのこれからに期待大でございます。

涼々さんのポラタイムとなり、ここで西のフォロワーは次の用事に向かうためバイバイ。良い初ストリップ劇場体験になったといいな。

金髪ギャルふたりと次の結奈美子さん&今賀はるさんのチームショーを見たら外出して喫茶店に行こうと話し合う。そうしていると開演前からわたしらの前にいた、白髪の紳士が「前に椅子置いといたから座って近くで結さん見るといいよ」と言われる。その紳士が用意したキャンプ用の小さい折りたたみ椅子、先刻までそこには演者のえだまめさんが座っていた。ご厚意に甘え、わたしはそこで結さんのボディをかつてないほど近くで拝むこととなった。
この紳士とはポラタイムの時などよくお喋りした。矢沢ようこさんデビュー時からストリップファンらしい。やはり長年のスト・ファンの方とのお話は楽しい。引退されたわたしの女神様の話もできて嬉しかった…

結奈美子さん&今賀はるさんチームショー
めっっっちゃアクロバティックだった
見応え抜群である。はるさんの褐色肌と結さんの白い肌の対比がサイコーで終始うっとり
強い信頼がないとこんなショーはできないよ…
それはそうとしておれはもっと結さんのソロショーを見ねばならない。いつかドリンクサービス(隠語)の恩恵を受けるために…

17:00 大和ミュージックを後にして近くの純喫茶フロリダへ。平日のまだ夕飯には早い時間、喫茶内は3組くらいしかいなくて思う存分金髪ギャルたちとストリップ・トークができた。

本来であればそこから1人で渋谷道頓堀劇場に向かうはずが、上記に貼ったnoteの著者である同胞の金髪にわたしは悪魔の囁きをしたため、嬉しいことに3人で大和から渋谷をハシゴすることになった!悪魔の囁きに乗せられ、これから天使を見に行くのだ。

なんだかんだ電車で1時間かかる道のり。4時間睡眠マンのわたしは座りながらうとうとしてた。なかなか乗ることのない井の頭線。渋谷駅の手前にラブホ街で有名な神泉(かみいずみだと思ってたけどしんせんだった)駅があるじゃないか!またとないこの機会、せっかくなら円山町ラブホ街を通りながら劇場に向かおうじゃないか。渋谷駅から劇場向かうよりずっとずっと歩きやすくて楽しかった。


19:30 渋谷道頓堀劇場着。


4回目公演には余裕を持っての到着だ。道劇はじめての同胞を引き連れゆっくりロビーを見てから地下へ降りる。そもそもわたしという悪魔が、車で帰宅しようとした地方民のふたりを誘惑し渋谷に誘ったのは、香盤が香盤だったからである。5人香盤のうち「るあん」さん、「箱館エリィ」さん、このふたりはわたしがスト客1年生の時からずっと推し続けている重要人物である。この2人が被ってる週なんてやっぱり行かなきゃ駄目っしょ!!

ステージでは3回目公演トリの夕鶴さんがダンスショー真っ最中だった。場内は落ち着いており、私達3人でゆったり並んで前から3列目の座席に座れた。
暫くして、ダンスショー中の夕鶴さんが暗転した舞台から困惑の声を出す。
どうやら照明トラブル。こちらも上記の友人のnoteをご参照あれ。メインの照明のブレーカー?が落ちてしまったようで、暫くパフォーマンスは中止にせざるを得ないレアな状況になった。ここまでの照明トラブルは私的には初だったかも。
スタッフさんたちがあくせく照明を戻すため奮闘する中、明るくなったステージの幕からひょっこり顔を覗かせる夕鶴さん。しばらく踊り子さんとのトークタイムが始まった。こんなことなかなか無いんですよ。この時点でもう、今日大和からハシゴして来てよかった…ッッ!!となりましたね。夕鶴さんの口から、今週のメンバーとのやりとりとか色々聞けて嬉しかった。特にエリィさんがありえん量の肉食ってたって話。こういうステージ外の話、本当にありがたいなあ。

一生懸命場を繋ごうとする夕鶴さん、しかし一向に復旧しない照明。これ大丈夫か?4回目公演できるのか?とこちらも不安になってくる。
そして我々に気を使う夕鶴さん、「こんなだらだら喋ってたら飽きられちゃうかな。一旦引っ込みますね。みんなロビーでスマホ見たりとか、タバコ吸ってきたりとかしてきてください」と残し、一旦舞台裏へ。もっと自由にお喋りしてくれててよかったですのに…

一旦何人か客が場内から出ていく。
しかし一息ついたのも束の間、舞台照明が復旧してないにも関わらず幕が開いた。夕鶴さん再登場か?と思いきや、そこにいたのは、

思いっっきり楽屋モードの寝巻きを着たるあんさんとエリィさんだった…………………!!!!後から続いてまた夕鶴さんも出てくる。
突然現れたパジャマ姿の推しふたりに、オタクは大困惑する。
踊り子モードとは全く違う、オフモードのふたり、すっっっっっげえ可愛い──────────(昇天)
動揺を隠しきれないオタクわい、隣に座る同胞・葉脈ちゃんにしがみつき「どおしよ、まって、たすけて、やばい、どうしよお…」などと語彙力ゼロのオタクムーブをかます。いやほんとに素でこうなっちゃうんだって。あと動揺&推しふたりの余りの可愛さにちょっと泣いてた。オタクってね、推しが可愛くて泣くんですよ。知ってました?
そんな限界オタクをよそに和気あいあいとトークをはじめる麗しい3人の踊り子さん。え、4回目公演中止になってもこの光景眺めていられるならもうそれでオールオッケーなんですけど!?
これは後から知ったことだが、客席で慌てふためくキモ・オタ俺の様子は、エリィさんからは全く見えてなかったらしい。助かった。夕鶴さんも言ってたけど場内が通常照明に照らされている時、ステージからの踊り子さん視点では客の顔は大変見えずらいとか。
パジャマ姿(灰色のパーカーっぽかった)のるあんさんが足までパーカーにすっぽり突っ込んだ状態でちょこんと体育座りをしていた。
オタク「ンギャ カワイッッ」←死に際の鳴き声

暫くしてそのまま「踊り子のサイン入りポスター獲得じゃんけん大会」が始まった。これ参加するの多分3回目とかだったと思う。相変わらず惨敗。くそう、いつかはGETしたいぜ。
しかし一向に復旧しない照明、そこに「社長」と呼ばれる人がなかなか古い照明器具を持ってやってくる。「照明なんてやるの100年振り」みたいに仰っていたがたしかにその方には貫禄を感じた。かつて歴代の踊り子たちを照らしたであろうその大きく古いメイン照明器具、これを使って公演を再開する。そうと決まったら、なんだか踊り子さんたちの士気が高まり場内全体もそわそわし出す。なんだか特別な一夜になりそう!
踊り子モードでない、オフモードの推したち。本当にこんなのを長々と拝めることないからほんっっっっっっとうに疲れながらも来てよかった……………ッ!!!!!!

3回目トリの夕鶴さん、3曲目から再開。すぐ切り替えが出来るってすごいなあ。
早速葉脈氏は夕鶴さんのステージに魅せられ、ポラに並んでいた。

その間、わたしはロビーで暇を潰そうとした。階段を上がっているとき、丁度ストリップはじめての女性客ふたりがおずおずと入ってきたのを見た。
階段前のステージ写真を見にいらしたので「これ、この後やる演目かもしれないのでネタバレになっちゃうかもです」とおせっかいをしに行ってしまった。
軽く会話をしたところで、下から大音量で音楽が流れる。夕鶴さんのポラタイムが終わったのだ。
「まもなく4回目公演が始まります!お早く!」
自分だけ駆け足で場内へ戻る。

20:30頃 第4回目スタート
元の自分の席の前、かぶりの後ろが空いていたので同胞らと移動する。チラと後ろを振り返ると先程の一見さんふたりが立ち見していた。他にも座席空いてるから座って見たらいいのに〜!
トップステージを飾るは去年末デビューしたばかりの北乃美夜さん。あ、すごく好みの演目でした(眼鏡地味女学生が大好物なので)そして良きオナベ… 乙女心が刺激される選曲もありがとう…
2番目は今週デビューの北原あやのさん。Wポラ進行だったので、この2名のポラタイムになったとき、またさっきの一見さんふたりに話しかけちゃお〜と思っていたら、アレッいない!?待ってまだ行かないで!!
階段まで追いかけて「もう帰っちゃうんですか!?」と引き止める。「え、もう終わったのかと思って…」ですよねー!進行とか何も分かんないよね!一見さんこれですぐ帰っちゃう人マジで多そうだから劇場側でもっと軽く説明してくれたらいいのになあと常々思う  入場時でストリップはじめての人というのが分かるなら尚更

違うんです今はふたりずつパフォーマンスしてからまとめて写真タイムでして、その後の3番4番さんはわたしが5年見続けてる推しさんたちなんで、お時間余裕ありましたらぜひ見てってー!的なことを引かれない程度に説明する。「そうなんですね!時間は全然余裕なのでもっと見ていきます!」ヨカッター!ありがとうありがとうありがとう
おふたりを引き連れて場内に戻ると、なんと今度はわたしの前の席、かぶりつきが一人分空いているではないか!迷わず座る。
一見さんふたりはそのまま前から3列目、わたしらが到着したとき座っていた場所へ。あまりグイグイ話しかけない方がいいのか…?と思いつつも、おれは道劇では毎回一見さんの若い人にガンガン話しかけに行ってしまう。てかわたしの推しまで見て!って引き止めるの前回もやったな…
一見さんふたりのうちの一人は岐阜出身の方で、なんと、まさご座の近くに住んでいるとか!羨ましすぎる!「絶対地元帰ったらまさご座も行ってみます」とお言葉をいただいた。ぜひ~~~!!
色々ストリップの話をしているうちに北乃さん北原さんのWポラタイム終了。
さあ、いよいよ…!推しふたりが連続でご登場だ!
そしておれが今!座っているのは!かぶりつき!最前列で推しちゃんのボディを堪能するなんて… 10回に1度くらいの奇跡なんですよ。どきどきだ。

3番  るあんさん  踊り子8年目
演目は「SMile hAPpy」。これを観るのは2度目かな?とても元気いっぱいでハッピーな気持ちになれる演目です。Twitterで告知されてたので絶対またみたい!と思って来たのだ。わたしはるあんさんが踊り子4年生の時からなんだかんだ推させてもらっているので、もう彼女の踊り子人生の半世紀を目撃した者となっている。だからその、見始めた頃と比べると本当に成長がすごくて。この演目を見ながら「こんなにキレキレに踊る人だったっけ!?」と目をぱちくりさせていた。キレキレに踊る人は見てて本当に飽きないなあ。るあんさんの羽のように軽そうな体が舞台の上で跳ねる。おれたちの心も跳ねる。SHAKE×2するのマジで楽しかった~~~  るあんさんはアングラ寄りのダークな演目だったり、静かで神秘的な演目がどうしても印象強いのだが、彼女の表現する「陽」もたまらなく好きだ… まだまだギャップ萌えで苦しむことがありそうでオタクは幸せです。

4番  箱館エリィさん
こちらのエリィさんもるあんさんと同じく8年選手。推し同士が同期だったの知った時の嬉しさよ…
ストリップについて語る時再三わたしは申し上げておりますがこのエリィさんを見ていなければわたしはストリップ劇場に通おうなんて思わなかったことでしょう。感謝してもしたりない、わたしのスト客人生において重要すぎる踊り子さんです。
エリィさんはその、ネタ演目がたいへん豊富な踊り子さんである。こんなことまでストリップでやってしまうのか!と毎回驚かされたくさん笑わせてくれる、びっくり箱のような人だ。
しかしこの時はネタに走ってはいない、真面目な(?)演目だった。エリィさんは登場から最後までずっと眩しい。そして何より、筋肉!素晴らしい筋肉の持ち主なのだ。肉体美と溢れんばかりのユーモアを兼ね備えている上にめちゃくちゃ可愛いんですよ。箱館エリィさんをまだ見たことないそこの貴方、はやく箱館エリィさんを見なさい。
躍動する筋肉、そして美しい健康的な肌を伝う汗!これこれこれ~~~!いつもの道劇のメイン照明とは違う、イレギュラーな照明演出で輝くエリィさんの汗はまたこれ格別に美しかった。うっとり。横に座っていた紳士は静かに涙を流していた。ストリップ劇場、大の大人が全然泣いてる面白い場所なので本当に行った方がいい。これも劇場の醍醐味だと思う。そしてこのとき横で泣いていた紳士が実はまだ会ったことのない相互フォロワーさんだった、というのは後ほどTwitterのやりとりで知る(笑)

演目が終わり、オープンショーにて元気いっぱいで再登場するエリィさん。おれはここで泣きました。エリィさんが元気いっぱいで踊り子さんをやってくれている、この事実だけで泣けてくるんです。これ読んでる彼女を見守ってきた同胞たちよ貴方達なら分かるだろう   かぶりから楽しむオープンショー、最高やな。近い近い近い。こんなに近くでおまんこ見させてもろてええんですかとか思うけど、別にまんこが見れなかろうがシンプルにこの距離の近さは死にます。勘弁してください、おれを見ないでください。
けどエリィさんはおれを見るなりびっくりした顔をして「待って、いたの!?今気付いたよー!」ととびきりのファンサをくれる。限界のおれはぺこりとお辞儀をすることしかできなかった。

るあんさん&エリィさんのポラタイム。
ふたりの列に並ばなくちゃいけないから、はやく涙拭いて席を立たねばならぬのに。動きたくない〜…余韻に浸っていたい…
べそべその状態で席を立ちかばんから財布を出そうとする。後ろに座っていた一見さんふたりが、「引き止めて下さりありがとうございました!」「とても楽しめました。素晴らしかったです」と去り際に挨拶をしてくれた。
「こちらこそ、わたしの大好きな踊り子さんたちを一緒に見てくれてありがとうございました…!」泣き顔のまま挨拶を返し、バイバイする。こういう出会いがあるから、ストリップ劇場が大好きだ…

先にエリィさんのポラ列に並ぶ。
エリィさん「ごめんオープンのときにやっと気付いた!笑」
わし「大和でSMみてから…ハシゴして来ました〜」
ポーズはまたしても肩・腕の筋肉を見せつけるようなポーズをお願いする。
もっと色々言いたいことあったはずなんだが
わし「なんかもう、エリィさんが元気でいてくれるだけで、それだけでいいです」
エリィさん「私もね、同じこと考えてますよ〜 元気にしてるかなぁとか、元気そうでよかったなあって」

🙏🙏🙏🙏 圧倒的…ッッ!太陽………っ!!!
500円払って交わすこの時間、かけがえがねえ~~~~(号泣)また逢う日まで、お互い元気でいましょう…!
そして余韻も程々に反対側のるあんさんのポラ列に急いで合流。葉脈氏とかわりばんこでエリィさんるあんさん行き来である。なんて贅沢なおれたち。

るあんさんを前にしてまたしても上手いこと言葉が出てこない。毎度のことながら悔しいぜ。
わい「るあんさん、ありがとうございます…いつも本当に」←間違って何故か初手からお礼をかますおたく
るあんさん「こちらのセリフですよ〜!いつも見てくれてありがとうございます」
写真は、なぜかこの時のわたしはツーショを撮りたくなってしまった。基本踊り子さんとツーショ撮る時は自分の後ろに並んでいる方にカメラを預けて撮ってもらうのだが、わたしで丁度ポラ列ラストだったのだ。
わい「ツーショしていただきたいのですが、えっと、どうしよ」
るあんさん「セルフィーにしましょう〜 おいでおいで」
わい「ホア!? セルフィーでしゅかあ!?フシュ」
一糸まとわぬ妖精るあんさんに肩を抱き寄せられる。
るあんさんがおれに触れてこんなに顔が近くに、待って待ってこれ駄目あかんしぬしんじゃう待ってごめんなさいゆるして
わい「シンジャウ…シンジャウ…」パシャー📸
るあんさん「あ✨いい感じに撮れましたよお」
わい「ハヒ」

おっ、おれの人生をメチャクチャにしてくれーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!泣泣泣泣泣泣泣泣

一気に気持ち悪さが全開のレポになりましたが、ほんとにこんな感じだったんだ。包み隠さず伝えるぜ。

2人の別タイプの推しとの交流を堪能し、抜け殻になってしまった。しかし、こいつは次の日普通に8:30に起きて仕事へ行かねばならない。金髪の同胞らより一足先に、退散することにした。先程撮った写真たちが印刷完了するまでロビーで10分程待った。
写真を回収し、足早に渋谷駅へ向かう。まもなく終演なので、道頓堀劇場のネオンが消えている。これを見るのは何回目だったかな。
あー ストリップ漬けの1日だった。最高だ。
当日終えてからの踊り子さんたちのツイーチェもご参照あれ。

わたしら客にとっても、踊り子さんたちにとっても特別な楽日になったようで、こんなんハッピーでしかないじゃんね。今日という日を抱き締めたいぜ

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最寄り駅ついて、チャリを回収して、家まで6分くらいの道のりを、「ストリップを見に行きたくなる曲」プレイリストを流してチャリを漕ぐ。そこでかかった2曲はどちらも今現役でがんばっている踊り子さんのOP曲だ。ストリップっていいな。ストリップが見たいな。ストリップ劇場に行きたいな!
2軒はしごして行ってきたばかりでもこんなことを考えてしまう。

ストリップを見たあとって一番ストリップ見たくなりますよね。\わかる〜〜!/  
ひとまず充実しすぎた一日のレポは一先ずこれでお終い。すぐに後日談も書く予定です。
まさかの1マン字超えちゃったからね!終わるよ!


5/20 とタイトルに入れ冒頭で広島について触れたというのに結局またこいつは長々と読みづらい文章でレポを引き摺ってしまった。もう1週間経とうとしてるんだわ😅
しかし通勤時間片道1時間半の寝不足限界社会人、マジで平日は何もできないし電車で気絶するくらいなので大目に見てほしい。


さて、来月、特に6結は行きたい劇場が3つほどあるぞ困ったな。困ったなあ…(でれー)🤤
もっと生命力を!この頃こんな渇望ばかりだ。
ストリップ劇場という生命力溢れる場所に負けないくらい、わたしもそんな日々を、人生をやっていかねば。

お粗末!

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