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第1回M-1グランプリ感想

Netflixにあった第1回M-1グランプリを観てみた。

M-1グランプリは島田紳介の発案で2001年に始まった漫才の日本一を決める大会。

第1回目ということもあり、島田紳介さんや松本人志さんを初め、全員がかなり緊張した様子。

また生放送ということもあり、慣れていない感じが伝わってくる。

菊川玲さんの無茶振り(漫才を終えたコンビに無言でマイクを向けたり)

進行役の方が「中川家とアメリカザリガニ」と言おうとしたら「中川家と今田家(うろ覚え)」と呼んだり、ハリガネロックをアメリカンロックと呼んだり、てんやわんやな大会だった。

てんやわんやな大会を見て、私は完璧な構成じゃなくてもいいんだと勇気をもらえた。


話が少し変わるが、審査する制度が今とは異なっていた。

一般審査として3都市(東京、大阪、福岡)の一般人100人ずつで300点。

特別審査員7人100点ずつで700点。

合計1000点。

笑いと向き合ってきたであろう特別審査員と一般審査員の意見が異なる場面が何度かある大会だった。

出場コンビは以下の10組み。(順位順)

中川家
ハリガネロック
アメリカザリガニ
ますだおかだ
麒麟
フットボールアワー
キングコング
チュートリアル
DonDokoDon(ぐっさん)
おぎやはぎ

古い番組を見るのはどうかと思う人もいるかもしれないが、今でもテレビでよく見かけるコンビが多く、若い世代の方でも楽しめる第1回だったのではないかと思う。

有名な芸人たちが出ているが、当時は若手であまり笑えない部分もある。しかし20代前半で笑えるネタを作れる事、本当にすごいなと感心した。

2001年から今に至るまで彼らがどれだけ努力したのかと思いを馳せる。


最後にはあまり喜ばないイメージの中川家が泣いて喜んでいる姿にこみ上げてくるものがあった。

進行はグダグダになったりする場面もあったが、まさかM-1で感動するとは。

島田紳介さんの大会への想いも感じる良い大会だった。


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