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60秒で読めるコンテンツ VOL.32〜育児休暇の葛藤/飲み会なんて嫌いだ!/働き方改革の落とし穴/【コラム】働き方改革に苦言~

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1.育児休暇の葛藤

1.育児休暇の葛藤

当たり前が当たり前じゃない
小山商事、社長の小山は5人の子育てを終えたベテラン。周囲から「5人も育ててすごい」と褒められるが、小山は「当たり前」と鼻で笑う。しかし、その苦労は誰よりも身に沁みている。
ある日、若手社員の大山が育児休暇の相談に訪れる。小山は、法律的にも気持ち的にも十分な休暇を与えたいと思う。しかし、人手不足が深刻な小山商事にとって、大山の不在は大きな痛手となる。
求人を出しても、零細企業への応募は少ない。大山に「親を頼れないか」と提案する小山だが、「面倒をかけたくない」と断られてしまう。
「親を頼るのは当たり前、それが家族だろ!」
小山の言葉に、大山は反論する。「そんな考え方は古い」。
時代とともに家族の形は変わり、育児に対する考え方も多様化している。小山は自身の経験と価値観を押し付け、大山との間に深い溝を作ってしまう。

それぞれの事情
小山は、大山との会話が頭から離れない。
「親を頼るのは当たり前」という自身の考え方は、本当に正しいのだろうか?
小山自身、子育てに追われる中で、親に頼らず頑張りすぎた結果、夫婦関係が悪化した過去があった。
一方、大山は、共働き夫婦で、妻の実家は遠方。義両親に頼るのは難しい状況だった。さらに、大山自身も親に頼りたくないという気持ちがあった。
小山は、大山の気持ちを理解しようと努力を始める。

暗中模索
小山は、人手不足解消のために、様々な方法を模索する。

  • 育児中の社員が働きやすい制度の導入

  • シニア人材の活用

  • 業務効率化のためのIT導入

試行錯誤の末、小山商事は少しずつ変化していく。
育児休暇取得者が増え、社員のワークライフバランスが改善。業務効率化により、人手不足も解消され始めた。

驚きの変化
数ヶ月後、大山は育児休暇から復帰。小山は、大山の成長に驚く。
育児を通して、コミュニケーション能力や時間管理能力が向上していたのだ。
大山は、小山に感謝の言葉を述べる。
「育児休暇を反対せずに、むしろ応援してくれたおかげで、父親として、そして社員として成長できました。」
小山は、大山の言葉に、自身の価値観が大きく変わったことを実感する。
「当たり前」は存在しない。それぞれの事情や考え方を尊重し、柔軟に対応することが大切なのだと。

そして未来へ
小山商事は、育児に優しい会社として評判になり、優秀な人材が集まるようになる。
小山は、かつて「古い」と否定された自身の経験が、会社を成長させる糧となったことを喜ぶ。
時代は変化し、家族の形も多様化する。
小山商事は、その変化を受け入れ、誰もが働きやすい環境を目指し続ける。

社長の気づき
小山は振り返る。「当たり前」という考え方は、時に人を傷つけ、可能性を制限してしまう。多様性を尊重し、柔軟な対応をすることで、個々の能力を最大限に引き出し、社会全体を成長させていくことができるのだと。

2.飲み会なんて嫌いだ!

2.飲み会なんて嫌いだ!

新入社員歓迎会
春爛漫の季節、古田と今川は同じ会社に入社した。新入社員歓迎会と称する飲み会が企画され、課長から参加を打診された時、二人の反応は対照的だった。
「喜んで参加します!」と即答する古田に対し、今川は「残業代が出ないのに、なんで仕事が終わってから付き合うの?俺は嫌だ!」と断固拒否。課長の「飲み会はコミュニケーションなんだよ」という諭しも虚しく、今川は頑固な態度を崩さなかった。
それぞれの道
月日は流れ、数年後。古田は持ち前のコミュニケーション能力で周囲を巻き込み、係長に昇進。一方、飲み会を拒否し続けた今川は、相変わらず平社員のままだった。仕事は真面目にこなすものの、孤立を深め、評価は上がらない。
ある日、大きなプロジェクトが立ち上がった。古田はチームリーダーに任命され、持ち前のコミュニケーション能力でチームをまとめ、見事にプロジェクトを成功させた。一方、今川はチームの一員として参加するも、孤立し、自分の意見を主張することもできず、埋もれてしまった。

後悔と葛藤
昇進祝いの席で、古田は今川を誘った。

「一緒に飲みに行こうよ。」

今川は複雑な表情で、こう答えた。

「…俺は…飲み会は嫌いなんだ。」

古田は、今川が飲み会を拒否したことで、コミュニケーションの機会を失い、成長のチャンスを逃したことを知っていた。しかし、注意しても聞き入れないだろう。今川のことは気にしないことにした。自業自得だから、今更後悔しても遅い。

自業自得の結末
数年後、会社は大きな改革を迎え、飲み会は廃止された。古田はコミュニケーション能力を活かして、新しい職場で活躍を続け、課長に昇進する。一方、今川は平社員のままだ。古田の出世を目の当たりにして、ようやくコミュニケーションの重要性に気づき、積極的に交流を始める。しかし、今更、交流を始めても遅い。人からの評価は簡単に変わらないものだ。自業自得!

3.働き方改革の落とし穴

3.働き方改革の落とし穴

消えた残業代、消えた希望
北川は、大手食品会社ノースリバー食品に勤める真面目なサラリーマン。長年、会社のために尽くしてきた彼は、周囲から信頼される存在だった。しかし、働き方改革の名の下、残業時間が大幅に削減された。給与の大部分を占めていた残業代が減り、北川家の生活は苦しくなっていく。
同僚たちは、こっそり副業で収入を補っているらしい。しかし、北川は社則で副業が禁止されていることに従い、不正な手段で稼ぐことに抵抗を感じる。

起業への決意、そして葛藤
このままでは、家族を養っていくことができない。北川は転職先を探していた。今より条件が良いところが見つからず、起業という選択肢を真剣に考え始める。しかし、安定したサラリーマン生活を捨てることへの不安は大きい。家族の反対も予想される。
それでも、北川は決断する。「会社に頼らず、自分の力で道を切り開くんだ!」。彼は、長年培ってきた食品開発の知識と経験を活かした事業計画を練り始める。

試練と成長
起業準備は、想像以上に困難だった。資金調達、商品開発、販路開拓…全てが初めてで、壁にぶつかることばかり。それでも、北川は諦めずに挑戦し続ける。
そんな彼を支えてくれたのは、妻と娘の温かい励ましだった。「お父さん、頑張って!」。家族の言葉が、北川の原動力となる。

夢への飛躍
試練を乗り越え、北川はついに起業に成功する。彼の作る無添加の健康食品は、口コミで評判を呼び、販売数は日に日に増えていく。
会社員時代には味わえなかった達成感と充実感。北川は、自分の力で道を切り開いた喜びを噛み締める。

恩返しと教訓
軌道に乗った会社を経営する傍ら、北川はかつての会社で働き方改革を推進していた上司に連絡を取る。「あの時、副業禁止という壁にぶつかり、起業を決意しました。今では、会社員時代よりも収入が増え、家族も喜んでいます。副業は、社員の創造性を育む土壌にもなるんですよ。」
上司は、北川の言葉に深く感銘を受けた。会社は、副業禁止の社則を改定し、社員の副業を積極的に支援する制度を導入する。
北川は、自身の経験を活かし、講演やコンサルティング活動も行うようになる。「会社に頼らず、自分の力で道を切り開くことは可能なんだ。」
彼の挑戦は、多くの人々に勇気を与えた。

4.働き方改革に苦言

4.働き方改革に苦言

近年、政府主導で推進されてきた働き方改革。長時間労働の是正、ワークライフバランスの向上など、その目的は崇高なものだ。しかし、実際に改革が進められる中で、様々な問題点が指摘され始めている。

まず、労働時間の適正化。残業時間の削減は、労働者の健康面や家族との時間確保という点ではプラスに働いている。しかし、残業代が減少し、収入が減少したという声も多い。時間の余裕ができたのは良いが、「金がなくて何もできない」という状況では、生活レベルの低下を招き、満足感は高まらない。
その結果、副業を始める人が増えている。本業だけでは生活が苦しいという状況は、働き方改革の本来の目的とはかけ離れていると言えるだろう。結局、労働時間は以前と変わらないか、むしろ増えているというケースも少なくない。

次に、育児休暇。育児休暇制度は、子育てと仕事の両立を希望する人にとって必要不可欠なものである。しかし、育児休暇取得による労働力の低下は、企業にとって大きな課題だ。
経営者の立場からすれば、育児休暇取得によって人手不足が生じ、業務効率が低下する可能性を懸念するのは当然のことだろう。その結果、女性の雇用を躊躇する経営者も増えているという。
また、男性社員が育児休暇を取得した場合、他の社員の負担が増えるという問題もある。育児休暇明けに社員が多過ぎることにならないように、育児休暇が必要な社員の雇用を制限する動きも出ている。

さらに、コミュニケーション能力の低下も問題である。コミュニケーションが取れない若者が増えているという事実は、多くの企業や教育機関で共通する課題となっている。中には、自称コミュニケーション障害と自虐的に語る若者も少なくない。しかし、問題は彼らが本当にコミュニケーション能力に欠けているのだろうか。
むしろ、コミュニケーションの重要性についての教育が不十分だったのではないだろうか。コミュニケーション能力は、社会人として働く上で必須のスキルであり、それは学校教育の中でしっかりと学ぶべき内容である。
コミュニケーションが苦手な傾向は、新人類と呼ばれる世代から始まったと指摘される。その後の世代も、親の影響を受け、コミュニケーション能力が低下している可能性がある。

問題は、コミュニケーションが苦手では社会人として通用しないということである。仕事においては、上司や同僚、顧客など、様々な人と円滑なコミュニケーションを取る必要がある。コミュニケーション能力が欠如していると、仕事が円滑に進まないだけでなく、人間関係にも悪影響を及ぼす。
今後は、働き方改革の一環として、コミュニケーション教育を強化することが求められる。学校教育だけでなく、企業においても、新入社員研修やOJTなどでコミュニケーション能力を向上させるためのプログラムを実施する必要がある。
コミュニケーション能力は、生まれ持った才能ではなく、訓練によって向上させることができる。コミュニケーション教育を充実させることで、若者が社会人として必要なスキルを身につけ、活躍できる環境を整備することが重要である。

このように、働き方改革には様々な問題点が存在する。政府は改革の成果をアピールしているが、現場の実情は必ずしも楽観視できるものではない。
働き方改革は、単に労働時間を短縮すれば良いというものではない。労働生産性の向上、企業の競争力強化、そして働く人々の生活水準の向上を同時に実現できるような、抜本的な改革が必要だ。


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