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[要約②]飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る

メンタルが弱っている時は休もう

・メンタルが弱っている時に「このままではいけない!」と思うのはNG🙅‍♀️

・そう思うとさらに疲れるので「弱っていること」を認めてしまう一旦弱さを認めてみると落ち着くことができます。そしていつかは「底につく」と考えます。

・今までの人生を振り返ってみてください。どんなに大変な状況でもなんだかんだ抜け出してきたことがほとんどだと思います底につけばそれ以上は落ちません。後は浮上するだけです。きっと浮上できます。

・なので「体力さえあれば気持ちは回復する」と信じて早く寝ましょう。休まずに頑張っても体力を回復するのは難しいうえに、焦ってもがいても体力がなくなって倒れてしまいます。

・このように「弱さを突きつめることでメンタルは守れます」メンタルが強くなったつもりの人が1番危ないのです。

回復後も要注意

メンタルダウンを経験後に「今は調子も良くなったし、あの時の自分から変われた!」となると思います。

・しかしそれは要注意です。人はそんなに変わらないので「すごく強くなった」と感じているだけなのです。

・だから「自分は弱いけど、弱いなりに頑張る」と思った方がメンタルは長持ちします。

体力は「HP」、メンタルは「HP」

日常生活で疲れる場面が生きていたらたくさんあると思います。不安なニュース、仕事のクレーム対応、近所付き合いなどなど。なので実は生きているなかで必要となる体力は2種類あり、現実社会では体力を「HP」、メンタルを「MP」(メンタルポイント)だと考えます。

・休むときには「HP」の回復に注意を向けると思いますが、「MP」の回復にも注意するようにしてください。家でゆっくりしていると「HP」は回復しますが、「MP」は意識して回復させないと回復しない時があります。

・「MP」を回復させるには、"喜びを感じることをするのが効果的"です。体力が回復したら、自分が好きな趣味を思いっきり楽しんで「人生は楽しい!」と思える状態にしましょう

「心のスイッチ」OFF、「鈍感スイッチ」ON

感受性の豊かな人は「心の防御力」が低めな方が多めです。他人の視線や表情で「MP」が削られてしまいます。こういう方は外出するときは「心のスイッチ」をOFFにするように意識してください。イメージは「感情なしの自動運転」です。コントロールできないことをコントロールしようとすると辛くなってしまうので、放っておくことを意識しましょう。

仕事でのクレーム対応や面倒な業務などをするときに「なんで自分が」と思うと「MP」が削られてしまいます。なので自分がコントロールできないことには「心を無にする」ことを意識しましょう。このように感受性が強い人は「心を無にして、感情を持ちすぎないようしましょう」

辛いときにはネガティブなイメージがとても心の中に入り込んできます。そこで心のスイッチをOFFにすることで「想像力にやられない」ようになるので大切です。

・著者も陸上自衛隊時代に、「本当に辛いときは、心のスイッチをオフにしろ。ネガティブな気持ちでいっぱいになると、自分の感情起伏からダメージを受けるぞ」と言われたらしいです。

・特に自衛官は有事の際に"原発の近くにいって放水作業しろ"や"敵の占領地域近くの拠点を守れ"という危険な任務が与えられる。自分が死傷するリスクがありながらも国民の生命、財産を守るために「一時的に心のスイッチをオフ」にしなければならない時もある。

心のスイッチを切るコツは、「三人称を意識する」です。自分を彼、彼女と置き換えてみるのです。例えば怒りを感じているなら「彼は怒っている」、不安を感じているなら「彼女は不安を感じている」と、自分の感情を表す時に主語を三人称に変えて表してみる。こうすることによって自分の感情を客観的にとらえられて、心のスイッチをOFFにしやすくなる。

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