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オーストラリア体験記

僕はオーストラリアに1年間滞在していました。

そこではホームステイして語学学校に行ってシェアハウスに住んで働いて遊んで様々な体験をしたのでシェアしたいと思います。

オーストラリアに興味のある方は是非ご覧になってください。

※ 何ヶ所か金額を表示するところがありますが、分かりやすいように日本円で書いてあります。
※ オーストラリア人をオージーと略している箇所があります。

オーストラリアの良い所

最初にオーストラリアの良い所を書いてあります。ガイドブックには載っていないマニアックな内容もあるので参考にしてください。

スーパーが安い!


オーストラリアって国土が世界6位にもかかわらず人口が2500万人くらいなので食料品が安いんです!!

僕がよく行っていたのはWoolworthsとColesというスーパーです。なんでも安いし品ぞろえはかなり良いです。

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アイスが4リットルで400円

冷凍食品がかなり安いです。僕はアイス大好きなのでよく大人買いをしていました。

日本と違ってすっきりして食べやすい印象がありました。他にもでっかいチーズケーキが300円位だったのでよくみんなで食べていました。

牛タンが2㌔で500円。

オージーは内臓をあまり食べないのでスーパーでは格安で売られております。

外国人の友達に牛タンを焼いて食べさせてみると「うまい!何の肉?」と聞かれて「タン(tongue)」と答えるとみんな下を出して「うえぇぇ」と言っていました笑

他にもインスタントラーメンが5食で100円、パンが一斤100円などなどびっくりするほど安い商品がたくさんあります。

「旅行で行くから自炊しない」っていう方にも是非行ってみて欲しいところです。

公園で無料でBBQ(バーベキュー)ができる


オーストラリアは公園、マンション、一軒家、ホテルなどいろいろなところにBBQコンロがあります。

しかも無料で使えるので自分で材料を買ってきて好きな肉や野菜を焼いて食べることができます。

コンロはボタンを1回押せば使えるので火おこしも必要ありません。

僕はよく週末の学校終わりに友達と集まってBBQをやっていました。食材はスーパーで買えば安いので1人500円で飲み放題、食べ放題状態。

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海が近い


ほとんどの主要都市は海近くです。


僕はゴールドコーストのサーファーズパラダイスという場所にいたので、自分の家で水着に着替えてサーフボード持って上半身裸のまま海にサーフィンしていました。

家から海までは徒歩5分くらいだったので持ち物も全く要らない!海が好きな人にはかなりおすすめ!!

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無料プールもある


マンション、ホテル、公園にプールがあったりします。

水は貴重なので海水のプールだったりしますが、お金もかからないので人々の憩いの場となっております。

給料が高い


オーストラリアは世界で1番最低賃金が高いと言われています。

最低時給は2019年8月で24.36ドル、日本円80円換算で1948.8円。

今後少しだけ下がるようですが魅力的な時給です。世界中から出稼ぎ労働者がやってきます。

シェアハウスが人気


日本ではそこまで浸透していないシェアハウス。オーストラリアではネット検索、街の掲示板ですぐに見つかります。

僕のいたサーファーズパラダイスは1週間1万円前後が相場でした。(オーストラリアでは家賃や給料は週ごとに支払います)

2LDKに4人で住んだり3LDKに6人で住んだりと様々です。

1部屋に2~3人で使うのはふつうのことです。それさえ我慢すれば周1万円くらいで高級マンションに住むことができます。

僕は50階建てが3棟くっついた29階に住んでいました。共有スペースの屋内プール、スポーツジム、サウナ、ジャグジー、屋外プール、BBQスペース、ジャグジーが無料で使えました。

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2番目の写真はこう見えてプールです!!シェブロン・ルネッサンスという名前でマンション兼ホテルなのでゴールドコーストに行った方は滞在してみてはどうでしょうか?

家具家電付き


オーストラリアの家は基本的に家具や家電は備え付けなので短期滞在の外国から来た人たちにとってはありがたいです。

冷蔵庫、オーブン、トースター、ベッド、ソファー、ダイニングテーブル、テレビなどがあります。

ラウンドアバウト


日本でも最近導入され始めたラウンドアバウト!信号のない丸い交差点です。

最初はわけわからないと思いますが便利です。交通渋滞も緩和されるはずなのでぜひ日本でも導入して欲しい!

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良くない所


良いことばかりじゃないのが現実。ガイドブックや旅行会社の人があまり教えてくれない現地の悪い所を書いてみました。

治安


観光ガイドなどでは治安はとても良いとされていますが、日本と同じ感覚で行くと痛い目をみます。

差別がある


僕はニュージーランド、アメリカ、カナダ、イギリスに行きましたが、オーストラリアは1番差別がひどい国だと感じました。

白人国家主義なのか白人が黄色人種をバカにすることは多々あります。

投げ飛ばされた


僕が道を歩いていたら前から来たオーストラリア人3人組にいきなり担ぎ上げられて数メートル運ばれて地面に投げつけられて「Fuck Off」といわれました。

全く知らないやつに…理不尽でしょ?…

水風船投げられた


僕の友達の女の子が知らないオーストラリア人に水風船を投げられたと言っていました。

ちなみにその子はめっちゃ美人!でもアジア人(特に日本人)は舐められるのでそういった被害に遭います…

ボコボコにされた


当時Facebookで拡散されたのですが、ある日本人が3人くらいで歩いていたらオーストラリア人5人組に理不尽にボコボコにされたと言っていました。

日本人は3人とも身体を鍛えていたのですが全く歯が立たなかったようです。

ホストファーザーにセクハラされてホストマザーにいじめられた


同級生の女の子がホストファーザーに言い寄られて異常にスキンシップがあったようです。

それをホストマザーの目の前でやるのでその女の子はホストマザーに嫉妬されてホームステイ中はほぼシカトされたと言っていました。

罵声を浴びせられる


車から叫ぶキチガイが結構いるんですがアジア人ってだけで「Jap!」[Fuck off !」などなど罵声を浴びせられます。

マリ〇ァナが横行


いたるところでマリ〇ァナを吸っている人がいます。

値段も10g3000円位で日本に比べたら格安。僕のルームメイト5人中3人は毎日吸っていたし学校の同級生は売人やっていました。

見つかっても罰金1万円位なのでゆるゆるです。

週末の夜にクラブ近くはかなりカオスです。

いたるところでマリ〇ァナの匂いがしてバカ騒ぎする奴、裸の男女、道路に寝転がってる男、失禁する女がいたりします…

タバコが高い!


タバコは当時1箱1500円位でした。

あまりにも高いのでみんなタバコの葉、巻紙、フィルターの3点セットを買って自作のタバコを吸っていました。

最初はまずく感じますが吸っているうちに結構はまりますw

日本でも実はインターネットやドンキでも買えるので気になる方は試してみて下さい。

レストランが高い!


人件費(最低賃金)が高いのでレストランで食事をするのはお金がかかります。

レストランの入り口にメニューと値段が書かれている場合があるので1度確認したほうが良いです。

虫歯になったら10万円


一般的な海外保険では歯医者は保険適応外なので虫歯を治すには10万円かかると言われています。

僕の友達が虫歯になった時には現地の歯医者には行かずに日本に一時帰国して治療していました。

英語が聞き取れない…


オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、イギリスの中でオーストラリアが1番滞在期間が長い僕ですが、オーストラリア英語が未だに1番苦手です…

考えられる原因はオージー英語はもともとイギリス英語だからです。

僕らが学校で習ったのはアメリカ英語、よく英語で見るのもアメリカ映画。

発音もアクセントも単語もアメリカ寄りの日本人にとってオージー英語はかなり聞き取りづらいです。

さらにオージー英語はイギリス英語とも発音アクセントが違うのでイギリス英語を習った人でもオージー英語は難しく感じます。

水不足


オーストラリアでは水不足なのでジュースよりも水が高かったりします。

さらにシャワーは各家庭で5分や10分と決められており湯船につかるなんてありえない話です。

僕の友達もみんなロングヘアーをショートヘアーにしていました。

シャワーの水力も激弱なのであらかじめシャンプーをつけてから髪を流すのも常識でした。

紫外線やばい


知っている方も多いと思いますが、オーストラリアは紫外線が強いです。日焼け止め、帽子、サングラスをするのは必須です。

オーストラリアの写真を見て「かっこつけてサングラスしてんじゃねぇよ」と思うかもしれませんが、あれは仕方なくやっています。

日本よりも直射日光は強いので地面を見るのも光の反射で目がつらいのです。

仕事あげます詐欺


ワーキングホリデーで仕事を探している人は気を付けて下さい。悪い所だと宿・仕事付きで紹介しているところがありますが、

宿の賃料だけもらって仕事はないという悪徳オーナーがいます。仕事を探すときには知人の紹介が1番いいです。

日給1500円で働かされた…


もう1つ気をつけなければいけないのがオーナーが外国人(オージー以外)の時です。外国人オーナーは法律を分かっていないのかバカみたいな賃金で働かせる時があります。

僕はそれに頭がきて抗議したら「もう何もするな!」って言われたのですが、現場には車で連れてこられたので「じゃ家まで送れ」って言ったらシカトされました…

みんなが仕事終わるまで帰れなかったので軽く軟禁状態でしたよ…

それでも一部の発展途上国の若者は喜んでその賃金でやりますが、日本人には割の合わない時があるので、見切りの付け方も早めにしてください。

オーストラリアのワーホリは最長2年だけど…


ワーキングホリデーの場合最長2年間の滞在が可能です。

1年間のワーキングホリデービザをもう1回申請・取得することで1年延長することができるのがセカンドワーキングホリデーです。

ワーキングホリデー1年目に政府指定の地域で88日間以上の季節労働をする事が申請条件の1つとなります。

申請には雇用主のサインが必要なのですが、バカなのかサインしてくれない所があります。

こういうトラブルがあるのでギリギリにビザ申請をするのではなく余裕をもってしてください。

仕事が丁寧でクビにされる日本人


ある時僕がトマト採取の仕事をしていたのですが、日本人2人とオージー2人で働いていました。

オージー2人は仕事中にマリファナを吸うようなバカで仕事も雑。

ある日ボスがやってきて僕らに「仕事が遅い」と言ってきたので僕が「あいつらが雑でこっちの仕事が増えている」と口答えをしたらその直後にクビになりました…理不尽ですよね…

日本食高い!


オーストラリアに滞在していると日本食が恋しくなります。

日本のレストラン(ジャパレス)はどこにでもありますが高い、少ない、味が違う。

不味いわけではないですがクオリティーが低いというかコスパは悪いと思います。

太る


留学すると女子は太って男子は痩せる。

客観的根拠は全くないのですが僕の周りにはよくあてはまりました。男子はサーフィンばっかりやってムキムキになった人が多かったです。

女子は男よりもストレスをためやすいのか食べて発散していたような気がします。

実際女子の方がホームシックにかかっている割合が高かった気がします。

びっくりしたこと


ここからは僕が現地で驚いた事を書きます。日本にいるだけではお目にかかれない事を書いてあります。

カンガルー


カンガルーがいたるところにいます。

車で移動中に道路でピョンピョン跳ねてるのを見かけることがあって、「いきなり飛び出して来ても避けないで跳ね飛ばした方がいい!」とオージーに教えられました。

避けて障害物にぶつかるよりもカンガルーをはねた方が安全だそうです…

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オージーにとってカンガルーってどういう存在なのかよくわからないのですが動物園でかわいがったり、国のシンボルにするのにはねとばしたりステーキにして食べたりもします。

僕がホームステイをしていた時にホストファーザーがカンガルーステーキを焼いてくれて食べる機会がありました。

みんな「yummy yummy」といって食べていましたが臭みが独特で僕には合わなかったです。

コアラ


コアラって敵のいない木の上で生活して誰も食べない毒のあるユーカリの葉をたべるのですが、毒を消化するために基本的にずっと寝ています。

でもたまーにコアラが道路に落ちている時があるので見つけたら森に運んであげて下さい。

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英語が全くできない外国人


初海外で驚くことは英語が全く通じない外国人の存在です。

バンジージャンプのスタッフが全く英語が話せなくてオージー女性がひもなしバンジーして死んだ話もあります。

彼らは出稼ぎ労働者なのですが、仕事中にも英語を使わない環境で常に仲間内でいて全く成長しません。

英会話が苦手な人でもあきれるレベルで基本単語がわかりません。

日本人の英会話


日本人も例外ではなく仕事、学校、シェアハウス、遊びのどれも日本人とつるんでばかりいて全く成長しないタイプがいます。

たしかに日本人とつるんでいると楽ですが、留学を考えている人は気を付けましょう。

外国人の行動力


オージー以外の外国人が家のオーナー、レストラン経営、ショップ経営していることがよくあります。

特に韓国人に多いような気がします。日本人ってお金を使う事と節約をすることは得意ですがお金を稼ぐのが苦手なような気がします。

最後に


いかがだったでしょうか?海外になじみのない人には知らないことが多かったと思います。

この記事が今後のあなたの旅行、留学、仕事の役に少しでも役に立ったら幸いです。

他にも僕の得意なジャンルを記事に書き出しているので良かったらのぞいてみて下さい。

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