百日紅子

令和と平成の間。

百日紅子

令和と平成の間。

最近の記事

そういえば冷たい人になってしまっていた

小さなことなのだけど、 自分の他人への接し方を少し見直したいと思うことがあった。 職場での仕事がペアで、 いつも一緒に帰っている後輩が、 今日もう少しやるのでお先にどうぞ と珍しく言ってきた。 もちろんお互いに仕事は多く、 本当にただ今日は片付けたいことがあって まだ残りたいという言葉通りだったのだと思う。 私はすんなり、そうか〜、といって、 んじゃ、お先!と席を立ってロッカーへ入ってふと気づいた。 なんで、 手伝うことある?って聞いてあげなかったんだろう。と。 聞

    • 読書感想:善良と傲慢〜彼氏の女友達〜

      辻村深月さんの心情描写は、 羨ましくなるほどグサッと刺さります。 この本はタイトルはよく聞いていたけど、 やっと購入して読みました。 一気読みでした。 まさかのアラサーど直球のマッチングアプリ話だったとは、、。しかも婚活に付随してくる地方出身者あるあるみたいなのもグッサグッサと盛り込まれていて、、。 だけど序盤は少しミステリー調なのがやっぱり面白くて、と言ってみるのも気休めにすぎず、また一気にアラサーをダークサイドに突き落とす 奥義「彼氏の女友達」! キターーーーー

      • 読書感想:水車小屋のネネ

        津村記久子著 本好きな祖母がくれて読みました。 何も起きないといえばそうなんだけど、 すごく穏やかで素敵な本です。 本屋大賞にノミネートと聞いて、この本を読んでホッコリする人が増えたら良いなという気持ちで感想を。 家庭事情から、大学生くらいの年齢の姉が決心して小学生の妹と家を出て、見知らぬ土地で働きながら暮らしていくその半生を見守れる話です。 見守れる、と書いたのは、 奇抜なスタートではあったものの、 姉の働き先である蕎麦屋で蕎麦の実を挽く水車小屋の番人のようなネネとい

        • 思い詰めてしまう前に気づきたい事

          人は完璧ではない 誰からも好かれる人はいない そんなことは人間の大前提で、 大谷翔平さんだってその前提で生きていると思う。 (彼は該当してしまう人物なのかもしれないが だとしても、 だとしても、 仕事でミスをしたり、 自分の言動が相手の自分への印象に悪影響を及ぼしたのではないだろうかと反省し始めると、 無意識のうちに動揺して、 最初の大前提をすっかり忘れて 取り繕って言い訳や隠蔽?!を考えたり、 正当化できる道を探してしまう。 発端となった出来事の大きさや重さにもよ

        そういえば冷たい人になってしまっていた

          何を着ても似合わない気がする件について

          家と会社を往復する日々。 どこかに寄ったり、休日外出するとしても、 ゴルフ練習場か整体、歯医者とか、「オシャレして出かける」ような場所ではない。 「オシャレ」ってなんのことだか、気付いたら分からなくなっていた。 会社勤めも長くなり、会社に着ていく服に「オシャレ」要素なんぞ不要と思い始めてから何年経っただろうか。 洗濯物はユニクロとGUのオンパレード。 ベーシックだけどワンシーズン毎に微妙にデザインや素材が変わり、 とりあえず現代に生きている人「風」の服を着れて、 値段

          何を着ても似合わない気がする件について

          【アラサー独身】女子なので無性にイライラさせていただいてもよろしいでしょうか。

          高校生の時、仲の良い男子に、 お前生理来てる? と言われたことがある。 それは彼が、 女性は月に一度生理が来る。 そして生理前、生理中の女性は イライラして恐ろしい。 という世間一般的な認識を持っていて、 そういう女性を何人か、何回か、 見たことがあるのに、 同じクラスで席も近く、ほぼ毎日挨拶以上の会話をする私にそういうことを感じたことがなかったからのようだ。 私は人に良く思われたい気持ちが無意識にあって、 人前でイライラしたり 不機嫌になったりしないし、 そうす

          【アラサー独身】女子なので無性にイライラさせていただいてもよろしいでしょうか。

          【アラサー独身】心が狭くなってきた件について-コンビニにて

          東京に勤めて、暮らして、8年くらいになる。 働く場所も、住む場所も、変わりはない。 ほぼ毎朝寄る会社近くのコンビニも、ずっと変わらない。 しかし最近、そのコンビニで違和感を覚えることがある。 そこのアジア系外国人女性店員たちが使う声の掛け方が、コンビニっぽくない気がするのだ。なんとなく。 「はいお客サマ〜、コチラどぞ〜お客サマ〜」 客が去った自分のレジに次の客を呼ぶ、 是非私のレジに来て、というような健気さの圧さえ感じる、流れ作業の中の工程の一つ。 きっと彼女た

          【アラサー独身】心が狭くなってきた件について-コンビニにて

          【アラサー独身】日々がつまらない件について。

          朝起きたとき、 通勤電車に乗っているとき、 仕事中ふと手が空いたとき、 会社を出たとき、 電車に乗った帰り道、 夕飯を食べるとき、食べたあと、寝る前、 趣味のランニング、ゴルフ練習、誰かと食事をしているとき以外、 スマホをずっと見ているのだ。 つまらないのに。 野球、バレー、ラグビー、 映画、ドラマ、 目の前のテレビ画面に映っていて音が出ていても、私が見ているのはスマホだ。 スマホで見ているものはつまらないのに。 嘘か本当か分からない芸能人のニュース、 ハートマーク

          【アラサー独身】日々がつまらない件について。