何を着ても似合わない気がする件について

家と会社を往復する日々。

どこかに寄ったり、休日外出するとしても、
ゴルフ練習場か整体、歯医者とか、「オシャレして出かける」ような場所ではない。

「オシャレ」ってなんのことだか、気付いたら分からなくなっていた。

会社勤めも長くなり、会社に着ていく服に「オシャレ」要素なんぞ不要と思い始めてから何年経っただろうか。

洗濯物はユニクロとGUのオンパレード。
ベーシックだけどワンシーズン毎に微妙にデザインや素材が変わり、
とりあえず現代に生きている人「風」の服を着れて、
値段的にも惜しみなく1-2シーズンで手放せる、
そして店舗にリサイクルボックスがあり、SDGS (という意識はないけど、捨てるより罪悪感が軽減されている気がして良い)
な所が大好きなのだけれど、、。

先日久しぶりに友達と会うことになり、
ちょうど寒くなってきてアウターが必要になるという頃で、
昨年のGUのセールで買ったアウターが気温的には丁度良かったので羽織ったのだが、
姿見に映る自分が急に「ダサい」のだ。

途端に30過ぎてGUなんて、、
と急に恥ずかしくなって一念発起、
とりあえず私の中で1ランクUPのZARAへ駆け込む。
(因みに私は身長が170cmを超えていて痩せてもいないので、マルイやルミネに入っているレディースブランドの服はよほど気合を入れて試着していかないと中々サイズが合うものが無い。GUとユニクロはオンライン丈長めを買えるので重宝している)

ZARAで秋、春にも着れそうなアウターを何着か試着したのだけれど、
ビックリするほど、全て似合わない。

、、、顔が、ダサい?!

諦めてその日はダサいまま出かけたが、後日別の店で色々と合わせてみてもしっくりこなかった。


元々、服に興味が無いわけではなかったのに。
大学生のときは、制服、ジャージ生活を卒業して、
一通り当時流行っていた系統の服を着たことがあると思う。
(山ガールから森ガール、古着、青文字、、コンサバというか赤文字系まで)
でももしかしたらこれだけ迷走出来ていたくらいには、
何も似合わなかったのかもしれない。

冷静に振り返ろうと思っても、
大学生のときが人生で一番服装や髪形も自由に「オシャレ」できたはずなのに、私が大学生のときが人生で太っていて、ずっとニキビにも悩まされていた。
それもあってか人と写真撮ること、映ることが苦手になっていて、
LINEなどで共有された写真もほとんど保存していない。

今現在は体重も肌もそれなりの努力と研究で落ち着いて、
どれも標準の範囲に収まるようになっていると思っているけれど、
未だに写真は苦手だし、人に撮られた写真を見るたびに、自分は「ブスだな」という感想を抱く。

昔から自己肯定感は低かったけれど、
痩せたり、肌が綺麗になれば、良くなると思っていた。

まだ足りないのだろうか。
痩せてもだめなら整形すれば良いんだろうか。

それも一つの手なのかもしれないけど、
自分的にダサくてブスな自分が嫌な時点で、
「服やファッションが好き」
なんだと認識せざるを得なくなる。

整形否定派ではないけれど、
なるべく自力で自分の見た目を変えていきたいので、
久方ぶりのダイエットと、美容院やエステに行ったり、
ユニクロとGU以外で服を買ってみようかなと思った。

自分で自分を認めてあげられる、自分になるために。







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