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Kくんの筋トレ#10(肩#3)+身体の変化

付きっきりのKくんの筋トレを終え、自分なりにトレーニングを始めてもらったKくんのその後です。ある日、もう一度おさらいしたいことがあるとのことでジムで落ち合いました。

Kくん1人での筋トレ~その後

各部位2回の筋トレを終えた後、そのまとめを資料にして渡していました。自分のおさらいの目的でもあったのですが、Kくんにとってやりやすい、筋肉への刺激を得られやすい分野に絞って資料(トレーニングメニュー)を作成しました。

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全部で21ページ!なんだかコレ、お金取っても良い気がする‥(笑)。少し赤文字が見えるのは追記箇所です。

Kくんの筋トレ#08(肩#2)の際は私と同じトレーニングの日でしたので、私の通常の肩トレにお付き合い頂きました。しかしその日は、Kくんにとっては種目数が多かったり、狙う筋肉へのイメージが湧きにくいこともあったため、資料にはかなり絞って記載していました。

今回は#08の肩トレで行った一部のトレーニングをおさらいすることが目的です。

今日の種目

ライイングサイドレイズ

スミスマシンショルダープレス

1. ライイングサイドレイズ

前回Kくんは割と早めに三角筋への刺激を理解してくれたはずですが、どうもイメージが湧かなくなってしまったようです。恐らくですが、かなり肩トレを追い込んだ後半の種目のため、既に筋疲労が溜まっていたために勝手に刺激が得られていたと勘違いしていたのかもしれません。

しかし、筋トレ前半からこの種目を再度理解したいということは、他の種目に少し刺激の不足を感じている可能性もあるということで、良い流れかと思います。

前回通り、インクラインベンチを浅く倒し、身体は完全に横向き、ストレッチ時にも腕の稼働時も身体を横向きのまま安定させ、三角筋への刺激のみを狙います。

他の種目もそうですが、このようにある種目での刺激の入り方が分からなくなった時は、合言葉でもある『筋肉のストレッチと収縮』をウェイト無しで理解してから行うことがオススメです。エアートレーニングも再度試してもらいました。

2. スミスマシンショルダープレス

実は付きっきり8回の筋トレではスミスマシンを使っておらず、前回のショルダープレスの際に使ったきりでした。改めてスミスマシンの使い方を練習です。

基本的にはマシンショルダープレスと同じ稼働ですが、ベンチの位置、角度、またマシン以上のウェイト可動域があることから、握る位置、肘の角度、手首の角度などをアドバイスしました。

肩から肘は90度、肘から手も90度をセットポジションとし、そこから若干肘を落とすことで一気に三角筋に負荷が乗りますが、その負荷が乗ることを確認してから上げます。

マシンショルダープレス同様、僧帽筋を使わずに上げないこと、また背もたれから座る位置がズレることで大胸筋を使わないようにすることなどを改めてアドバイスしました。

Kくんの身体の変化

Kくんはジムに通い始めてから1ヶ月が経過しました。また写真を送ってもらいました。

<1ヶ月前>

筋トレ初期

< 1ヶ月後 >

1ヶ月

然程大きな変化はありませんが(笑)、多少背筋が伸びているような気もします。まぁ、筋トレ初心者が1ヶ月で筋量が増加することは考え難いのですが、ただ日頃筋トレのフォームを意識することで背筋が伸びるのは非常に良いことです。また、この『背筋伸びてる気がする』という自己暗示はものすごく重要です。

筋トレしている効果が出ていると錯覚できること、それが次のフォーム維持に繋がり、それが正しい筋トレに繋がり、筋量がアップしている、、とそこでまた自己暗示をかけるのが、実は筋トレにかなり大事です。

背筋が伸び、胸が張れることが当たり前になってきます。これは筋トレの副次的効果と成功例でもありますが、筋トレでも何でも "継続" というのはこういうところから始まるのです。

つまり『成功例』を自らの頭だけで完結させることです。現在ダイエットをしている人も、この自己暗示に成功例を掛け合わせ、ジャンクフードを食べてしまうことなどの『失敗例』を減らしていくことが "習慣" に繋がります。ぜひとも自己暗示をかけていきましょう。


SLAM DUNKで良い名言がありました。

『俺たちは強い!』

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