中村佳裕

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環境問題について考える その2

<捕鯨問題> この問題もオゾンホール同様、最近めっきり聞かなくなったが、少し前まで日本を含む捕鯨国に対し、非捕鯨国が捕鯨を規制したり、グリーンピースやシーシェパードといった環境保護団体が反捕鯨運動を展開し、一部の過激派にいたっては捕鯨船に船で体当りするなどの妨害行為を結構頻繁に行っていた。  なぜクジラを獲ることに反対するためにここまでのことをするのか、はっきりとした理由がいまいち分からなかった。  外洋を航海できるそこそこ大きい船を準備し、わざわざ南極海まで赴き、さらに捕

    • 環境問題について考える その1

       最近、オゾンホールと反捕鯨運動について考えていたら、なんとなくある答えにたどりついた。  オゾンホールの拡大防止のためのフロンガスの規制や反捕鯨運動というのは、かつてイギリスの首相を務めたマーガレット・サッチャーさんによる他国への、というよりも日本に対するの経済活動及び南極洋における資源開発への牽制ではないか、ということだ。 <オゾンホール> Wikipediaを見たらオゾンホールは極地に発生する季節性の現象だと書かれていて、もうほぼ答えが書いてあるのだが、これだと話が

      • 家づくり7 ソーラーパネル設置

        ・価格・ソーラーパネル 170W BluesunSolar 6枚 @1万円+送料 =7万円  ・リン酸鉄リチウムバッテリー 12V 100Ah REDODO 4個 @4万円=16万円 ・MPPT RENOGY 60A 3万円 ・インバーター 12V 1000W RENOGY 2万円 ・インバーター 12V 2000W RENOGY 4万円  合計 32万円 上記に加え、大電流対応のケーブル、ヒューズなどに数万円かかっている。 全部で38万円くらいかかっていると思う。 ・電

        • 家づくり6 太陽熱温水器設置

          約30万円だった。 SUS316L製、1.0MPa耐圧の200Lタンクがあってこの値段は安すぎると思う。なんでこんな値段でできるんだろう。超激安価格である。 ・真空管式太陽熱温水器屋根に載せた太陽熱温水器はFUJISOLというメーカーのものだ。 FUJISOLはスペインに本社を置く会社で、日本では株式会社太陽光が販売している。 スペインの会社というのが意外だったが、真空管式太陽熱温水器というのはEUを中心に発展したそうだ。 下記のページに書いてあった。 真空管式太陽熱温

        環境問題について考える その2

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        • いろいろ考えるシリーズ
          7本
        • 家づくり
          12本

        記事

          家づくり 5 上水配管敷設

          現在、製作中の家には自前の浄水場と下水処理場がある。 今回は上水の配管接続についてまとめました。 浄水と下水処理の設備については下記にまとめてあります。 ・上水配管敷設 上水下水配管の位置関係を上から見ると下記のような感じになっている。  まず、浄水池で浄化された水を物置小屋のタンクに貯め、井戸ポンプで昇圧させる。物置小屋のタンク(容量160L)は常に池の水が循環している。 (下図) ・上水系統図 メイン配管は16Aの架橋ポリエチレン管(積水のエスロペックス)を使用

          家づくり 5 上水配管敷設

          家づくり 4 下水配管敷設

          現在、製作中の家には自前の浄水場と下水処理場がある。 今回は下水の配管接続についてまとめました。 浄水と下水処理の設備については下記にまとめてあります。 ・下水配管敷設排水配管の勾配は2%が基準とされる。 2%勾配とは100cm(1m)行って2cm下がる、という勾配である。 ほぼ水平なのだがこれには理由があり、これより勾配がきついとトイレでうんこさんを流した時、水だけ先に流れてしまい、うんこさんとトイレットペーパーは居座るという現象が起きるらしい。 ということで、家と下

          家づくり 4 下水配管敷設

          FIREについて考える

           FIREとは"Financial Independence"(経済的独立)と"Retire Early"(早期退職)の頭文字をとった造語だそうだ。  若い時はとにかく頑張って働き、コンビニでお菓子を買ったりとか無駄遣いせず、なるべく節約して生活費を抑え、残ったお金は貯金ではなく、SP500やオルカンやインド株を買って資産運用し、資産形成に邁進する。そして42歳で早期退職、その後は資産運用の利益や株主優待などの不労所得を得て、庭いじりや温泉に浸かったりなどして悠々自適な余生

          FIREについて考える

          人口減少について考える

          ・犬派?猫派?日本で犬と猫がどちらが好きか?というアンケートをとると、犬好きのほうが多いようだ。 下記の2つのアンケートではどちらも同じような結果が出ており、 犬派は約5割、猫派は約3割となっている。 しかし犬と猫の飼育数を比較すると猫のほうが多い。 下のグラフは犬と猫の飼育数のグラフだが、それをを見ると犬の飼育数は右肩下がりに減っており、2016年に猫に逆転されている。 nippon.comの記事によると、犬が減った理由は散歩が大変だからだそうだ。 20代、30代で犬を

          人口減少について考える

          電気も水もお風呂もご飯もタダにしよう!  <わくわく元気倶楽部>構想

           現在、セルフビルドで家を製作中だが、この家の機能を拡張し、いろいろ詰め込んだものが "わくわく元気倶楽部" である。 ・わくわく元気倶楽部について ”わくわく元気倶楽部”とは、 食堂、銭湯、スポーツジム、カフェ、漫画喫茶、道の駅、バス停、牧場、浄水場、下水処理施設、発電所などを一体化させたものである。  上記だけでもすでに機能が盛りだくさんだが、これは単なるフォーマットに過ぎず、使い方次第で活用の幅はどこまでも広がる。  すでに顕在化し始めており、これからさらに悪化し

          電気も水もお風呂もご飯もタダにしよう!  <わくわく元気倶楽部>構想

          家づくり3 ウッドデッキの屋根、窓サッシ、外壁

          写真を貼っていきます。 この後の更新予定 ・排水配管 家〜下水処理槽(施工済み) ・ろ過池からの給水配管(半分施工) ・太陽熱温水器設置、給湯配管 (これから) ・家の中の給湯給水配管 (施工済み) ・ソーラーパネル設置 (これから) ・トイレの取り付け (これから) ・洗面所、シャワー室の製作 (これから) ・バッテリーとインバーター設置、電気工事 (1/4くらい施工) ・洗面所の床タイル貼り (施工済み) ・キッチンの製作(これから) ・リビング、照明、床冷暖房(これ

          家づくり3 ウッドデッキの屋根、窓サッシ、外壁

          家づくり2 壁組み〜屋根

          ・参考文献家をセルフビルドする人はあまりいないと思うが、一応参考にした本を紹介します。 ・世界で一番やさしい2×4住宅 第2版 (世界で一番やさしい建築シリーズ 17) ・DIY SELECTS5夢の我が家をセルフビルド (DIY SELECT’S 5) ・図面下記、壁の図面である。 全部で6枚の壁を作る。 これを床の上で番号順に組んでいく。 作った壁の上に次の壁を重ねて行くため、この後の壁起こしでは、③→②→①、⑥→⑤→④の順で立てて行くことになる。 壁起こしを考え

          家づくり2 壁組み〜屋根

          家づくり 1  基礎〜床

          これから4回くらいに分けて家づくりの工程をまとめようと思う。 まだ製作途中なので、追いついてしまった場合、迂回ルートに入ります。 ・土台の図面、写真土台の寸法は6,370mmx6,200mm 図面の上、6,370x3,640の部分が家の部分で、下側はウッドデッキになる。 土台ができたところ ・遣り方こういうのを遣り方というらしい。 基礎の石を置く位置を決めるため、水糸を張って寸法を出す。 この写真の日付は8/2となっていた。 これから基礎石を置く穴を48個掘る。 ・基

          家づくり 1  基礎〜床

          家を作るための土地探しと購入するまでの経緯

          土地は探し始めて1ヶ月くらいで見つかった。 2023年5月頃に家を作ることを考え始め、土地探しを始めたのが7月頃だった。当時、愛知県豊橋市に住んでいたので不動産サイトでその周辺を探してみたがいい土地が見つからなかった。 豊橋に住む前、千葉県(袖ケ浦市)に住んでいたので、千葉県でも探してみた。 アットホームで探していたら8月のあたまに千葉の南のほうにちょうどよい土地が売りに出されたので、お盆で会社が休みのとき現地に見に行って購入を決めた。 そして8月末には所有権が移った。

          家を作るための土地探しと購入するまでの経緯

          下水道がない土地で下水処理する設備を作る

          下水処理設備の製作についてまとめた。 ・下水処理設備の概略図下記、下水処理設備の概略図である。 <少しだけ解説> 地下のIBCタンクに排水が溜まる。溜まった排水はタンク内の微生物により、主に嫌気性処理がされる。タンク内の排水上澄みはタンク上部に開いた穴から染み出し、コメリかるーいジャリ防犯防草用に吸い上げられる(毛細管現象)。防犯ジャリ内部の微生物により主に好気性処理される。 処理しきれなかったものは畑の栄養となる。水分は一部植物に吸収され、一部は蒸発する。余剰水分は下の

          下水道がない土地で下水処理する設備を作る

          下水道がない土地で下水処理の方法を考える 検討編のつづき

           これを書いている時点ですでに下水処理の設備はできている。 使い始めてから2ヶ月程度だが、今のところ臭いはほぼしない。 たぶんトイレットペーパーも分解されているのだろう。 使用状況については動きがあったらまた書こう。  今回は浄化槽以外の排水処理方法を見ていこうと思う。 ・浄化槽以外の排水処理方法・バイオジオフィルター  浄化槽以外と書いたが、バイオジオフィルターは浄化槽などから出た放流水を多孔質の砂利に植物を植えた水路に流すことでさらに浄化を図るものである。 魚などの

          下水道がない土地で下水処理の方法を考える 検討編のつづき

          下水道がない土地で下水処理の方法を考える(検討編)

          水が確保できたら次は下水処理の方法を考える。 下水の処理といえば浄化槽である。 それでは浄化槽について調べてみよう。 ・浄化槽の基本構造浄化槽のことを気にしたことがある人はほとんどいないと思う。 しかし家庭用の浄化槽は知らぬ間に進歩を続け、小型化と高性能化を実現している。 適切な使用、管理をされた浄化槽の放流水質は下水処理場の放流水質と同等となるまで処理機能が向上しているのだ。 それでは浄化槽の中身はどのようになっているのか見てみよう。 下記が現在流通している浄化槽の基本

          下水道がない土地で下水処理の方法を考える(検討編)