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相手を”自分の思い通り”に行動させる6つの法則!

あなたは、
「相手を自分の思い通りに行動させたい!」
と思ったことはないですか?

例えば、
お客様に商品を購入してもらいたい…
上司に気に入ってもらいたい…
好きな人に受け入れてもらいたい…

毎日の仕事で、
なぜか人とうまくやれない…
相手がこう動いてくれたらいいのに…

そんなふうに思うことは
少なくないと思います。

仕事では売り上げを上げたいし、
人間関係にストレスを溜めたくないし、
気になる異性と付き合いたい…

毎日毎日、上手くいく様に
必死に頑張っているはずです。

しかし、なぜかうまくいかない。

空回ったり、迷惑をかけてしまったり、
失敗をしてしまったりという事もあるでしょう。

そして、次第に
頑張らないように、
無難に行うようになってしまいます。

仕事では、
上司が言ったように言えば
上司にやってって言われたことをやればいい

プライベートでは、
好きな人となんか付き合えるわけない…
好意を持たれるわけがない…

だから、
なんとなく知り合った人と付き合ってしまう。

などなど…

初めは頑張っていても
失敗が増えてくると
諦めてしまうんですよね…

ただ、
初めから上手くいく人がいるのは事実です。

初めから上手くいく人は、
上手くいく方法を偶然選んでいただけなんですが、

そういう人を見ていると、
「あの人は出来る人」
「自分は出来ない人」という
意味のないレッテルを勝手に張りがちです。

もしかしたら、
偶然ではないかもしれないです。

偶然ではなく、
その人の周りの環境や人たちが
上手くいく方法を行っていた。

という状況なら、

知らず知らずのうちに
上手くいく方法を選んでいた
という事も考えられます。

何が言いたいかというと

上手くいくかどうかは
自分の行動や言動にかかっていて、
その上手くいく方法には
法則がある。

という事なんです。

そこが重要なんです!

みんながみんな
たまたま上手くいった。

なんてことないんですよね

数字を用いて言うと

成功率30%の方法は、
1度目は少ない確率で成功しても、
何回かやると30%に寄っていくんです。

だって、成功率30%の方法なんですから。

という事は
3回に1回以下の成功率
という事になります。

それが低いかどうかは
何をやるかによって変わるんですが、

例えば、
街中で声をかけて飲みに行ける確率が、
1人に声かけて30%だったら
めちゃくちゃ高いですが、

ダーツで的に当たる確率が30%だったら
かなり低いですよね…(真ん中ではなく的にです)

その%は、勝手に統計をだしたものなので
だいたいそれくらいかな?
って感じで受け取ってもらっていいんですが、

つまり、
成功確率が高いことを行う
という事が成功するには正しい事
なんです。

で、
人間関係において、
成功確率が高いこととは何でしょうか?

僕はずばり
心理学
だと思っています。

人はこんな時こんな風に思うことが多いよ!
という事があるなら、

大体の人はきっとそうであるのなら、

それを利用したほうが結果出やすいです。

今回は
人が人を行動させる6つのキーワードについて
書いていきます。

この法則については
こちらの本

を、参考にして書いています。

総ページ数450程になる
かなり厚めの本です。

過去の事例なども多数載っているので、
分かりやすいです。

もし興味があれば読んでみてください。

ここ記事では、分かりやすく簡潔に書いています。

返報性

簡単に言うと
お返しする
という事です

過去にお土産とかもらっていたら、
「この間もらったから、お土産でも買っていこうかな」
という事もあるでしょう。

これはものだけではなくて、
行動や気持などでも当てはまります。

相手に協力してもらったら、
相手が困ったときに何かしてあげようかな?
と思う。

相手が自分に好意がある事を知ったら
相手のことを気になり始める。

それが
返報性
というものです。

同じように返したくなる法則と言い換えてもいいでしょう。

この法則のすごいところは、

  • いらないものをもらっても返したくなる

  • 相手のことを好きじゃなくても効果がある

という事です。

この法則を使えば、
協力関係を作りやすいです。

だって、
先に協力したり、先に何かあげたりするだけで
相手はその恩を返したくなるんですから。

先にやると損をするような気になるという疑問はあると思いますが、

誰かが先にやらないとその関係はないので、
早く先にやってしまう方が
時間的にも効率的です。

ただ、嫌われるような行為の与え方は禁物です。

ストーカーなど…

相手にとって良いこと
を意識して行ってください。

そうすることで
相手が、
自分に対して協力的に動くようにすることが出来ます。

これが返報性、
お返しの法則です。


コミットメントと一貫性

これは簡単に言えば
自分で言ったことは変えにくい
という法則です。

要は、
自分の言ったことに一貫性を保ちたい
という法則

なぜ
自分の言ったことに一貫性を保ちたいのかというと

人は

  • 自分は支離滅裂なことは言っていない

  • 自分は間違っていない

  • 自分は正しい

  • 自分は優れている

などと思わせたいんです。


あいまいになりやすい事ほど
この一貫性の法則が働いて、

言ったことに対して一貫している行動をとっていく
という事になっていきます。

あなたに思い当たることはないでしょうか?

自分がいったん決定してしまったことや
言ってしまったことを
良いように解釈してしまったこと。

例えば仕事でいえば、

AプランとBプランとCプランがあったとして
あなたはCプランがいいと思っていて
Cプランで決定を下そうと伝えています。

その時に
Cプランの反対意見に対して
どのように反論するでしょうか?

「そうですね」
といって話を聞いていくべきなのですが、

「いや、それは○○という理由だから大丈夫です。」
と言って
自分の決定したことや言ったことに
一貫性を持たせるように発言をしてしまいがちなんです。

その法則を利用して
相手に行動してもらうことが出来ます。

つまり
相手にあなたが行動してもらいたいように
発言してもらうんです。

どういう事かというと、

あなたは誰かに仕事をお願いしていて、
少し雑でも、出来るだけ早く終わらしてもらいたい
とします。

しかし相手は、丁寧に仕事をすることを優先していたとします。

丁寧にすることはいい事なのですが、
それだと間に合わない可能性が高い…

とあなたは思っています。

だからと言って、
「間に合わないからもっと早く終わらせてほしい」
と言うと相手は、

「わかりました、頑張ります」
程度のことは言うと思いますが、
おそらくあまり早くはなりません。

そんな時に
”相手に”「もっと早くやらないといけない!」
と言わせるんです。

例えば、
「このくらいの時間には終わらせてもらいたいんだけど、
このペースだったら間に合いそうだね。」

と言ってみるんです。

相手が
間に合わないかもしれない…
と思っていたら、

「その時間に終わらせる必要があるのなら、
もっと早くやらないといけないですね」

と言ってくれる。

自分で言っているわけだから、
仕事も早く終わらせてくれる。

そんな流れです。

要は、
相手に気づかせて
相手に発言してもらうことによって
相手は一貫して
その発言した行動をとるようになる

という流れです。

意識していれば
やれそうじゃないですか?

立場を明確にする

という事も利用できます。

相手の立場が

  • 何かを買いたい人

  • その何かをどのくらいの価格で買いたい人か

  • その何かの品質はどのようなものが買いたいか

  • その何かをいつ買いたいのか

を質問してあげると

相手は

”自分がいくらどんなものいつ買いたい人間なのか”

を、明確にすることが出来ます。

そして、そういう商品を紹介すればいいという事になります。

「この商品は、あなたが望んでいる商品です。」

と伝えるだけで、購入してもらいやすいということになります。

なぜなら、
自分はそういうものをその価格でいつ買いたいか、

例えば、

  • 同僚と数人で飲みに行ける場所

  • 美味しい料理

  • 周りに気を使わない雰囲気

  • お酒の種類

というものを

  • 大衆的な価格

で、

  • 週末の土曜日

  • 18時から

に行きたい、または購入したい

を明確にした相手に
そういうお店を紹介したら、

おそらく、行くのではないかと思うんです。

高い確率で。


相手がそういうものを望んでいる立場である。

という事をはっきりさせることで、

相手は買うや、
それにともなった言動や行動をするように
促すことが出来ます。


社会的証明

これは簡単に言うと
周りの人たちがやっていることが
正しいと思ってしまう
という原理です。

みんなやっている
社会的にそうすることが通常である

という事が

自分が行動するうえでの判断材料となり、
みんなと同じ行動をしてしまう事です。

みんながやっているから正しいんだ!
と思ってしまうので、

複数の選択があった場合でも
多く選ばれている方を選択してしまう
という法則です。

「みんながそう言うんなら
それでいいと思います。」

となることが
社会的証明が発揮されているときの
発言です。

その法則を利用するなら
「みんなやってるよ」とか
「みんなで決めました」とか
言われると
そうしてしまう人が大多数になります。

好意

この法則は簡単に言うと

好きな人の言うことは
聞いてしまうし
正しいと思ってしまう

という事です。

好意を持っている人間の
言葉を無条件で信用してしまう

という事になるので、

人から好かれるという事は

人を動かすことに関して
重要だという事になります。

これは単に
男女の関係だけではなく
人として、同性でもあり得ます。

尊敬できる先輩や、偉人の言葉
等もこれに当たります。

会ったことがないけど好きな人とか
誰でもいると思います。

つまり、
その会ったことのない
誰かの言っていた言葉を
信じているのには
好意という
人を信用する理由があったんです。

誰かに好意を持ってもらう
出来るなら狙った相手に好意を持ってもらう
ということは
簡単ではないですが、

好意を持っている相手の言うことを
正しいと認識してしまうという法則があるので、

相手の好意や気に入ってもらうように
振舞うという事が必要なスキルになってきます。

たった1つのことを意識するだけで、圧倒的に変わる人間関係の極意!!|ささき@コミュニケーションとマーケティングを学んだ料理人|note

そして、
好きな人が
これいいよ!っておすすめしてくれた商品って
買いたくなるでしょ!?

好きな芸能人が
愛用している
または、CMしている商品って
選んでしまいたくなりませんか?

そんな時に効果を発揮しているのは
好意の法則です。

権威

権威というのは、
専門家のことは
信用してしまいがち
という話しです。

例えば、お医者さん。

お医者さんの言った言葉を
「違うと思うなぁ~…」
って言う事ってありえないと思いませんか?

お医者さん同士ならその光景も想像できるんですが、
お医者さんと患者さんではありえない光景だと思います。

何が言いたいかと言うと
お医者さんという権威がある存在には
信用をしてしまいがち
なんです。

※くれぐれも
信用してはいけないわけではないです。

相手が
専門家=権威のある存在だから
言った言葉は正しいと思う
という法則です。

CMで
ガクトさんが白衣を着て話をしていても
信用してしまうように

あんがい効果はあるんです。

専門家じゃなくても、
専門家のように振舞うことが出来るのが
この法則の怖いところです。

専門家っぽく振舞っていれば、
この権威という法則を使うことが出来ます。

スーツ姿だと…
白衣を着ていると…
シェフの恰好をしていると…
看護師やキャビンアテンダントなどなど…

相手の服装で
権威が象徴されています。

つまり、
みだしなみと発言で
相手を信用させ、
行動させやすい
という事です。

希少性

この法則も簡単で、

少ないものほど価値がある
思い込んでしまう法則です。

期間限定とか、
本日限り、現品限り、残り何個とか、

そういう
限りがあるのも程
価値があり、
今買っておかないといけないと
思わせる方法です。

この方法は、
かなり街中でも
見受けられるかと思います。

スーパーに行けば本日限り、
コンビニでも期間限定、

この時期にしか買えません。
今買ってください。
という声が聞こえてきそうです。

そして、今、買ってしまうんです。

確かに、
いつでも買えるものと
そうでないものがあったら、

片方がいつでも買えるなら、
今は違う方(いつでも買えない方)を
選んでしまいがちですよね。

決して悪い事ではないです。

見事に、希少性の法則に
やられています。

あなたも、
希少性の法則にやられていることないですか?

まとめ

この記事では
人を行動させる6つのキーワード
について書いていきました。

読んでいただいた方は分かると思いますが、
全て簡単に実践できます。

ほんとに言葉一つ、行動一つで
相手の行動が変わる

という事です。

何年もかけてスキルを身につける
という事ではなく
言、二言で相手の言動や反応、行動に影響を与える方法、法則です。

あなたの今までのやり方で、
もし上手くいっていなかったとしたら、
この方法は一度、
実践してみてもらいたいです。

技術というよりも考え方なので、
何度も読んで刷り込ませるのがいいですね。

  • 返報性

  • コミットメントと一貫性

  • 社会的証明

  • 好意

  • 権威

  • 希少性

この6つのキーワードを

人を行動させる6つのトリガーとして
書いてあるのが下記の本です。

⇧紙の本

⇧kindle

⇧簡易版

今回の記事では
かなり簡潔に、
僕の実感をもとに書いていますが、
本書ではかなり詳しく載っています。

この本に書いてある事を実践していけば、

相手に嫌な気にさせずに
相手を自分の思った通りに行動してもらうことが出来ます

興味がある方は読んでみることをお勧めします。

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