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(うつ病・リワーク日記)ストレス発散には新しいことより既にやってることが良い

 2度目の休職中に書いています。リワーク通いです。

 私が通うリワークでは「内省プログラム」があります。自分マニュアル作りを中心としたグループワーク主体の内容です。
 その中で、印象に残った、大切にしたい話。


自分マニュアルを作る

 内省プログラムは他の講座より個人ワークやグループワークの時間が長い。それは、この講座のゴールの一つが "自分マニュアル" を作ることにあるから、と理解しています。

 以前の自分を振り返ったり、自分が大切にしている価値観を改めて書き出したり。

 身体が不調の時や良い時の状態を振り返ってみたり。

 不調のきっかけ、不調前のサインを書き出して、それに備える。

 毎日やった方が良いな、と思うこと。時々やった方が良いな、と思うこと。それを書き出す。

 こうして、自分マニュアルを作っていく。

ルールブックではない

 こうした方が良いな、と書き出す時に気をつけた方が良いことを教えてもらった。それは、

 「食べすぎないようにしよう」
 「スマホは⚪︎時間以上、見ちゃダメ」
のような自分へのルールを羅列すること。

 こうなると、せっかく書いた自分マニュアルを見るのが嫌になる
 「あー、こうしないようにって書いたのに」と反省しているうちに、見なくなっていく。

 自分マニュアルを作るまでいかないにしても「⚪︎⚪︎しない」を目標にするのは持続しない。これは別記事の「"⚪︎⚪︎しない"を目標にしなくて良いです」にも書いた話と共通していた。

新たに何かやろうと気負わなくて良い

 もう一つ、教えてもらった話が私にとっては印象に残った。それは、

 新たに何かやろう! と考えなくて良いよ

と言われたこと。

 休職して少しずつ回復してくると「あれした方が良いかな」「これした方が良いかな」と焦ってくる。

 新たに何かを始めることを止める話ではない。心地良く始められるなら、ともかくやってみるのは良いこと。それは肯定されてます。

 伝えたいことは、「休職前、ストレスを感じた時にやっていた発散方法は、無意識にやっていたことに既にある」ということだった。
 だから、自分がどうしていたかを振り返る。答えは自分の中にある

 新たに何かやろう!と意気込んで出来なかった時には落ち込む。
 それよりは「以前、無意識にこれやってたな」を見つけておく。そして、不調の予兆に気がついたら今後は意識的にやれるように自分マニュアルに書いておこう。

自分を傷つけることはダメですよ

 とはいえ、ストレス発散に自分を傷付けてしまう行為は良くない。自傷行為や過度な飲酒がその部類に入る。

 どうしても食べることが好きすぎて・・・とかは変換することがヒントになるらしい。チョコを過剰に食べてしまう代わりに、高級チョコ少量にするとかで、多量の摂取ができないように工夫するとか。

 何が良いかは人それぞれ、です。


 自分は無意識に何をやってたかな。
 自分の中に既にある お宝探し。案外、良いものです。

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