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英語脳の作り方

はじめに

みなさん、よく「英語脳」という言葉を聞きますよね?日本語を介さずに、英語を話したり聞くことだと思います。この「英語脳」の作り方についてお話ししていきます。

1. 単語を定着させる

まず、わたしに「英語脳」があるか否かという点ですが、答えはYesでありNoでもあります。
日常会話やちょっとした意見を述べる際には日本語を介さずに英語で話すことや理解することができますが、複雑な会計の話や法律の話となると一度日本語を介して理解する必要のあるレベルです。
では、なぜわたしが会計や法律の話となると「英語脳」を使えないのかといいますと、それらの専門用語に慣れ親しんでいないからです。

たとえば、皆さんappleと聞いた時に、瞬時に日本語を介さずとも「apple」が頭に浮かべることができると思います。

これはなぜかというと、appleという単語が定着しており、わざわざ日本語を介さなくても理解できるレベルにまで到達しているからです。このように映像や写真でパッとその物や人、感情自体が浮かぶまで単語が自分の中に定着していることが「英語脳」を作ることの第一歩です。そのように定着している単語を1つ1つ増やしていく作業が必要になります。

2. 文型を基に組み立てる

文法の重要性については以前のブログで書きました。

実は、「英語脳」を作る際にも文法はとても役に立ちます。みなさん、5つの文型があったことを覚えていますか。

第1文型:SV
第2文型:SVC
第3文型:SVO
第4文型:SVOO
第5文型:SVOC

でしたよね?
英語は基本的にはすべてこの文型で成り立っています。あとは、疑問文や否定文・時制・関係代名詞等を付け加えていくだけです。

この文型に沿って、文をつくる意識をすると「英語脳」に近づきます。たとえば、下記の写真を英語にしてみましょう。

第3文型を使って文を作ることになります。
Sはなんだろう? → I
Vはなんだろう? → have
Oはなんだろう? → apple
組み合わせて、I have an apple. という文が、日本語を介さなくとも作ることができますね。

このようにパズルのように文型に沿って文を組み立て、疑問文や否定文・時制等で肉付けをしていく感覚になります。

3. 結論から述べることを意識する

次は文を組み立てる上で意識すべきルールについてです。英語は基本的に結論から述べる言語です。たとえば、 I have an apple.という文で一番言いたいことは「わたしは持っている(I have)」というところです。そしてそこに目的語(「なにを?」を問う部分)としてappleがくるという構造になっています。

これは、関係代名詞を使う際にも応用できる思考です。
I have an apple which my father gave me yesterday.
という文があったとしても、まず一番伝えるべきことは「わたしは持っている(I have)」という部分になります。そしてそこに目的語(apple)がきます。この目的語(apple)の補足説明としてwhich以降で説明が行われているということです。なので、「わたしは昨日父がくれたりんごを持っている」という文を英語にしようと思った際は、まずは重要な点であるSVOの部分から説明していきましょう。

この思考があれば、どんなに長い文章がきても怖くありません。
I ran into one of my friend from high school, who now has three kids and works as a doctor, at supermarket near my house.
上の文章で一番言いたいことはなんでしょうか。それは、SVOの部分、つまり「I ran into one of my friend(友達に出くわした)」という部分です。
そこに、今子どもが3人いることや医者であること、近所のスーパーであったという補足情報が肉付けされています。

4. おわりに

英語は論理的でパズルのような言語です。単語を定着させ、その言語のルール(文法)さえ身に着けていれば簡単に文章を作れることができます。
こつこつ努力すれば、「英語脳」は作ることができますよ。

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