父の命日_改めて自分を見つめ直す

3年前の11/1、父はガンで亡くなった。
すごく楽観的に【もっと長生きするだろう】と思っていた。
いざ亡くなったらそれが現実なのか、そうでないのか、区別がつかない状態が続いた。
そんな私が父から感じたこと、そして何を学び何を感じて今、進んでいるのかを自分の備忘録としてもまとめてみる。

父との思い出

父の職業は警察官、性格は口数が少ない頑固者、趣味はヘラブナ釣りだった。
職業柄、休みの日も不定期で、たまにやったキャッチボールは今でも鮮明に覚えている。
あと日常的に覚えているのは、酒癖の悪さ。
銭場家はほとんど【酒】と【騒ぐ】のが大好き。
このDNAはちゃんと私も受け継いでいる。(恐ろしい遺伝子。。)
父が酒を飲むことでの思い出は【大声を出す】【飲みながら寝る】【いびきがうるさい】だった。笑
(私もいくつか身に覚えがある、、気を付けよう。笑)

そんな父だが、尊敬できることもあった。
それは【人がやりたいことに一切愚痴や不満を言わない】こと。
「あれをやりたい」「これをやりたい」に文句を言われたことはなく、好きなことを好きなだけやらせてくれた。
お金がかかることだって愚痴一つこぼさず、その姿勢は貧乏性の私には真似したくても真似できない。それくらい尊敬している。

あと私の中学生時代、毎週のようにサッカーの試合を見に来てくれた。
たとえ練習試合、私が補欠でも。
おそらく、学年の親の中で一番見に来てくれてた。
思春期の私は恥ずかしくて、「見に来てほしくない」と思ったこともある。
でも、私が親の立場になってわかることはそれが「愛情・応援」の証。
父本人が好きで見に行っていることもあるが、自分の時間を犠牲にして、そこに時間を費やし、疲れた体に鞭打って、子供から文句言われても見に来てくれた父に今なら感謝伝えたい。
私はその感謝の気持ちを大人になってからも一度も伝えられなかった。

だから皆さん、両親が元気なうちに感謝を言葉で伝えるか、言葉でなくてもたくさん会うとか何らかの方法で感謝を伝えてほしい。


闘病中のやりとり

闘病時、父に「警察官って楽しい?」と質問したことがあった。
その質問の意図は単純で、私から見て「楽しそうではなかった」から。
時間も不規則で、変な人の対応、加えて公務員ならではの上下関係にストレスを感じていることを子供ながら察知していた。
その私の質問に「まー、楽しくはないな」と笑いながら答えた。

これは想像だが、
父は子供を育てるため、安定している職を手放すわけにはいかない、どんなに嫌なことがあってもやり抜かなきゃダメ。という思いがあったのだろうと思う。


そこから考える生き方

父が警察官、母が元銀行員、兄が弁護士の過程に育った私。
完全に頭や地位では昔の考えでは劣等生。
そんな劣等生の私は闘病中の父の言動にを踏まて感じたこと、
それは
家族の為、自分を犠牲にして嫌なことをやり抜く
それはできないと感じた。やはり劣等生だ。。

どういうことか、、、
私は
自分の好きなことで気の合う仲間たちと一緒に仕事をして、それで家族を幸せにする
という贅沢な道を選びたいということ。
現在は、それを目標に進む道半ば。

私は就職活動をする当時、「警察官」には絶対になりたくなかった。
だから私は自分の子供には「お父さんのような好きなこと仕事にしたい」と思われる生き様をしたい気持ちが強い。
(やっぱり頑張ってるとーちゃんの背中見せるの、カッコいいじゃん)


ボヤっと考えるやりたいこと

私は、自分がやりたいことを周りから否定された時に、反骨精神に火が付くタイプ。
「それは無理」「絶対できないよ」
それが今のスタジオ。

「成功できるの?」「コロナだよ?」散々言われてきた。
それでもやっとここまでくることができた。

そして、次のステージは
【スタジオだけが儲かる】仕組みをぶっ壊したい。
関わるみんなが潤い、精神状態も良く、幸福度が高い人が集まるスタジオを作ることが目標。
だって、スタジオにお客様が通う・定着するのはインストラクターのレッスンやその前後のコミュニケーションのおかげ。
スタジオはお客様が来るチャンスを作るだけ。
これを心に刻み、スタジオ経営をやっているし、今後もやっていく。

では、どうやってインストラクターが潤う仕組みを作る?
それを今、進行形で色々考えている。
方法はいくつか考えていて、主なものは
・お客様を増やす
・外部から仕事を取ってきて、インストラクターに仕事を振る
・新店舗を開設し、仕事の量を増やす

この辺りを今、じっくり考えている。


今やりたいこと

ずばり
新店舗開設
これが一番の目標。

今から動いても明日できるものではない。
早くても2-3カ月先のこと。
だから、いま動いている。
多店舗もつことで、インストラクターさんにとっての良いことはたくさん増える。(その説明はまた今度)

だからこそ、店舗開設はすぐにやりたい。


そこが私の強み

何度も【自分の強み】を考えるが私の強みは新店舗開設により生きる。
・不動産探索
・建築可否の検証
・ランニングコストの圧縮
などなど

ここに自信を持っている。
反対にここを抑えればインストラクターさんに支払う報酬をより多くすることができると考えいて、それを今、次の店舗に向けて検証している。


間違えたらすみません

シープ、そして新店舗、これから間違えて、軌道修正することは多々あると思う。
その時は皆さんにこう言うつもりです。
「私が間違ってました、すみません。」
エンジン全開で行き過ぎるといつも間違う。
でもエンジン全開でないと、新たな良いことも生まれない。

でもぜひ、
「なんか面白いことやりそうだから関わってみるか!」
そう思ってほしい。

その期待には全力で答えていきます。


最後に

父の死から学んだこと、それは
【好きなことをやり抜く力】

できっこないと笑われたって良い、馬鹿にされたって良い
今、関わっている人が、続けてくれて、今以上にこれから幸せになる未来があるなら頑張るだけ。

ちょっと熱くなりすぎたかもしれません。。
これは夜お酒を飲みながら書いているから?
酔っぱらっているのか、ハロウィンだからなのか、、

こうじ

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