芝居やミュージカルのこと にしひらしろう

西平士朗。HB studio出身。俳優・ボイストレーナー。沖縄でミュージカルスクール「スタジオパフォ」を主宰。ニューヨークや東京で学んだことを沖縄に還元したり、沖縄の空気感の中で作られる演劇を発信したい。琉球大学非常勤講師・劇団ひまわり講師 普段言えないこと、みんなと共有したい。

芝居やミュージカルのこと にしひらしろう

西平士朗。HB studio出身。俳優・ボイストレーナー。沖縄でミュージカルスクール「スタジオパフォ」を主宰。ニューヨークや東京で学んだことを沖縄に還元したり、沖縄の空気感の中で作られる演劇を発信したい。琉球大学非常勤講師・劇団ひまわり講師 普段言えないこと、みんなと共有したい。

    マガジン

    • 未熟なりに芝居のことを考えて綴ったマガジン

      ニューヨークの演劇学校で学んだこと。 そのあと沖縄で演劇スクール開設して感じていること。 芝居やミュージカルに関するあれこれをまとめています。 東京の第一線で活動しているわけではありませんが、 その分のんびりと、雑音の聞こえない沖縄で 思考を巡らせています。 芝居のクラスの最初にお話しするような内容を中心に 一人でできるエクササイズもまとめています。 質問やリクエストも受け付けておりますので、 お気軽にどうぞ。 少しでもお役に立てすように。

    • 遺伝子博士で体質チェック。生活見直してみる

    最近の記事

    ウタハーゲンエクササイズ2  4th side (客席に向けて芝居をする)

    [目的]  芝居中のプライベートを保ち、人目を気にせずに自由でいられることによって、役者が客席やカメラのこと気にしたり不安に思わなくて済むようになる。 4th sideを具体的に設定することで、自分の想像した場所がより深く信じられるようになる。   このエクササイズでは、4th sideの物をメインの目的にせず、あくまでサブの目的として活用すること。 電話中に4th sideの時計を凝視したりしない。  サラッと目をやったりするだけでOK.役者が4th sideを気

      • ウタハーゲンエクササイズ 1  Physical Destination[体の目的地]

        これは自分を観察するエクササイズです。自分の生活を捏造、発明しないでください。 [やり方] シンプルな活動を選び、それを行います。 例)洗濯物を畳む、サンドウィッチを作る、机を片付ける、部屋を整理する、。 何か日常生活でもやりそうなことです。 自身の生活の中で「これはPHYSICAL DESTINATION」に使えそうだと思うものを発見してください。このエクササイズは2−4分の間で行ってください。 以下のことをメモしてください。 何をやるかの簡単な流れ(Outer Ob

        • 声のツヤを出すフレミングの法則

          僕がボイトレでよく使う表現です。 ちょっと指の角度は違うけどね(笑 けど、イメージとしては 「上、下、前の3方向」これが大事です。 上方向→喉の天井(軟口蓋)をしっかりあげる 下方向→喉仏を下げる 前方向→発音の場所を唇の外にもってくる この三方向を意識することで 豊かでよく響く明るい声になります。 が!これはあくまでも基本。 これに固執し続けるというわけではありません。 高音の時は喉仏の位置も変わるし 曲がクラシック系なのかポップス系なのかによって

          • おうちでできる感受性をたかめる芝居エクササイズ

            あの柔らかくて軽やかな空気で みんなが新しい場所で弾み出すような ワクワクする季節 あの気持ちの高まりを伝えたくて 説明しようとする。 けどそれを、 「春」 と言葉にしてしまったら あのワクワクする空気感は消えて 記号としての「春」だけが残ってしまい そこにあるのは既成概念。 その人の言いたかった「はる」ではない。 そんなことが日常生活で起こるのは仕方がないことだけど 舞台の上ではこの感覚を失いたくない物です。 ん、なんの話?笑 というわけで、

          マガジン

          マガジンをすべて見る すべて見る
          • 未熟なりに芝居のことを考えて綴ったマガジン
            芝居やミュージカルのこと にしひらしろう
          • 遺伝子博士で体質チェック。生活見直してみる
            芝居やミュージカルのこと にしひらしろう

          記事

          記事をすべて見る すべて見る

            [その2]自然な演技?演劇的な動き?オーバーにするべき?

            今回は上の記事の続きです。 僕たちの目標は、 相手次第で心が柔軟に動く、リラックスした状態をつくる! です。 そこで、 「芝居中だ!」と思うと無意識に体を固めてしまうのを解決し、 ニュートラルな状態をつくるためのアプローチ、エクササイズについてまとめてみます! 役者にとってニュートラルとは?? 例えば、バレエダンサーは「バレエ」という決まった型があるので、 音楽がなったら無意識に反応するのは当然です。 音楽が鳴った瞬間 普通の人間からバレエダンサ

            自然な演技?演劇的な動き?オーバーにするべき?

            本日は ニュートラルな状態で芝居をする。 ということについて考えてみます。 まず、ニュートラルとは??  ニュートラル=快でも不快でもない状態。 車を運転する方はわかりますね。 Nにギアを入れとくと、車は地面に置いてあるボールのように ほおっておくとずっと、止まっています。 そして 坂道だったら、ボールが転がりだすように、 車も下に向かって走り出します。 これを、感情に置き換えてみましょう。 何も起こらなければ、感情は動きません。 快でも不快でもない

            [その3]演技って難しそうな言葉だなあ ーワクワクするための役作りー

            前回の記事では、役作りの必要性について、 僕が思ってることを綴りました。 では、実際のやり方についてお話しします。 これは、僕が学んできたことであって正解ではありません。 (正解なんてない、というのが本音ですが) 1 台本からの情報収集 A あなたがあなた自身のことをなんと言っているか。 →「俺なんかにはどうせ無理だと思ってたよ。」「風邪が長引いててさ」「父親がいなくて」など B 他の人があなたのことをなんと言っているか。 →「本当は優しいくせに」「長男なん

            [その2]演技って難しそうな言葉だなあ ーワクワクするための役作りー

            今日は「ワクワクする」役作り、について考えてみたいと思います。 その前に質問! お客さんが目にするのって、 役者の体や行動でしょうか?それとも気持ちでしょうか? もちろん体や行動の方ですよね。 頭の中で考えていることや肚(はら)の中の魂胆は 目には見えないものですから。 じゃあ、気持ちは見えてないから表現しなくていいか、と聞かれると、これはもちろん違います。我々には気持ちがあって、心が動くから体や行動にあらわれるんです。 ということは、役者が芝居中にしないとい

            演技って難しそうな言葉だなあ

            演技のクラスや具体的に何をやるんだろうと思う方が多いと思うので、ここにまとめてみます。 そもそも演技とは!!! なんていう大きな話はしません。 できません(笑)僕もまだまだ修行中だし、一生かけてもはっきり見つかるか分からないし、人によってそれぞれだと思うので。 僕の主宰するスタジオパフォは実験の場です。だからレッスンではなく「ラボ」と呼んでいるのです。 机に座って演劇史や演技論などを学術的に学ぶのではなく、みんなの前で演技を披露する事が全てです。 そんな事言ってもわか