声のツヤを出すフレミングの法則
僕がボイトレでよく使う表現です。
ちょっと指の角度は違うけどね(笑
けど、イメージとしては
「上、下、前の3方向」
これが大事です。
上方向→喉の天井(軟口蓋)をしっかりあげる
下方向→喉仏を下げる
前方向→発音の場所を唇の外にもってくる
この三方向を意識することで
豊かでよく響く明るい声になります。
が!これはあくまでも基本。
これに固執し続けるというわけではありません。
高音の時は喉仏の位置も変わるし
曲がクラシック系なのかポップス系なのかによって
鼻腔を使って声を前へ前へ当てたり
声帯閉鎖を強めたり、
より地声に近づけてベルティングにしたり、、、、、、
とにかくいろんな声があると思うからです。
ダンスでも、ミュージカルをやっていると
作品によって
バレエ要素が振りに入っていたり
ヒップホップのスキルが求められたり、、
多ジャンルのダンステクが要求されます。
歌も同じで
クラシック系しか歌えない
ポップス系しか歌えない
では良くない。
なぜなら、ミュージカルで一番大切なことは
「Telling a story」
だからです。
ブロードウェイを見て感じたことはないけど
日本のミュージカルを見てよく見かける現象に
「声と役が合ってないから話に集中できない」
というのがあります。
ロックミュージックなのに
ウエストサイドストーリーでもやるかのような発声
またはその逆。
やはり
キャラクターに、物語に、音楽に
合う声で歌いたいなと思います。
僕は大学でクラシック発声を
ニューヨークでポップス系の発声を学んできましたが
(不思議とミュージカル発声って言葉はアメリカでは聞きませんでした)
まだまだ新しいメソッドが生み出されるたびに勉強。
そしてボイトレをしていく中で
生徒さんから学ぶこともたくさんあります。
「こんな風に感じていたのか!」ってこともあるし
「そんなマインドで歌っていたのか!」ってこともあります。
まいんどのはなしはまたこんど。
↑簡単にいうとこんなマインドです笑
自分の楽器を自分らしく鳴らせるように
そしてそれが
お芝居と合致して
「急に歌いだした!」って思われないミュージカルをするために
一緒に頑張っていきましょう!
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