緒方淳二/メソ

平成3年生まれ、千葉県出身。アパレル製造業や販売職を経て2018年に独立。縫製から販売…

緒方淳二/メソ

平成3年生まれ、千葉県出身。アパレル製造業や販売職を経て2018年に独立。縫製から販売までを個人で運営する服屋のお話。https://instagram.com/metho_ogata?utm_medium=copy_link

最近の記事

METHO インターン募集のお知らせ

〆切:4月17日23:59頃までに延長します この度、METHOのインターンを募集いたします。 インターン募集は初めての取り組みです。 週一日で入れる方を約1名募集します。 METHOのインターンでは製作作業に関わっていただける方、 それと同時に日々浮かんだアイデア、 得た発見を気軽に共有したり興味関心を話せる 親切で熱心な方を求めています。 お客様にお届けする商品に関与する場面も少なくないため、服の製作に関する基本的なスキルは必須となります。 ◇仕事内容 製作

    • 招待状

      街風の町 昨年、千葉県柏市の半生過ごしてきた実家の一室から移動して足立区千住にアトリエを構えました。 通うようになってからは毎日歩いて進む間の景色に影響を受けています。 都内でも都会から離れた町ですが吹いている風はビルが作り出す不穏な緩急を感じます。 静かで退廃的な商店街の褪せた色彩も古着のようだと捉えれば新しく感じます。 ある日、作業中によく聴くPOPLIFE the podcastのゲストに七尾旅人が出ていてレコードの話をしていました。 「好きな人がレコード

      • 初めてシャツを工場で量産しました

        どうもMETHOの緒方です。 メソと読みます。初めましての人は初めまして。1人で服を縫って売るのを始めてからか約3年経ちました。 久々の記事は同じ段階のハンドメイドレーベルを運営している人、これから活動する人に共通するかもしれません。タイトルの通り、初めて工場でまとまった数を量産したお話です。 今現在10月にお取り扱い頂いている店舗様と京都での受注会でオーダーして頂いた方に納品したシャツのほとんどは工場で縫製されたものになります。一部は緒方が縫製しています。 量産を受け

        • デザイナー50%お客さん50%/大阪、岡山popupについて

          僕は時々、自分のブランドのお客さんになりたいと思う時がある。 お客さんならこのブランドがどう見えるんだろうと想像する。 事実作っている側からは人それぞれ好みや生活背景の個性と来店してくれるきっかけが様々なことに気づいていくんだけど、そうではなくて自分がこのブランド見つけたらどう思うんだろうって考える。 先日yoasaでのポップアップでお客様に「値段を明記しているのが良いと思った」と言って頂けて安心した。 僕はinstagramで値段を伏せてるブランドの意図がよくわからない。

        METHO インターン募集のお知らせ

          R for Dでの取り扱いについて/今後の展開

          こんにちは。METHOの緒方です。令和2年初の投稿、大切なお知らせします。 3月から「R for D」という店舗にMETHOが展開される運びとなりました。 少し遡ると昨年4月にオーダー会を開いた時に来店してくれたお客様が、R for Dのオーナーの方を紹介してくれて今回の展開に至ります。そのお客様コーヘイ君というんですけど彼もオンラインでショップを運営していて、instagramの広告を見て来店してくれたんだそう。広告出しておくとこういう繋がりが生まれるのか〜と感心しまし

          R for Dでの取り扱いについて/今後の展開

          大阪出店/お客さんと話したいこと

          しばらく間があいてしまいました。 noteを始めたときに、noteがようこそ、なんでもいいから人目を恐れずどんどん書いていきましょう!て盛り上げてくれましたが、どうしても大したことが無いとコンテンツが弱いーなど考えて止まってしまいます。instagramとは線を引いて好きに気楽に書いていくよう努めます さて大切なお知らせです 大阪で初めての個展を開きます。展示販売会です。 先日instagram上で質問を募集した時に数件ですが関西では開きませんかという内容の問い合わせを

          大阪出店/お客さんと話したいこと

          作ったTシャツ、ノースリーブについて

          こんにちは。 この夏欲しいと思い作ったTシャツとノースリーブについて話します。これは宣伝と思い出話です。 6年前、専門学校を卒業して新卒採用を頂いた会社はカットソーやニットに特化したブランドを経営する小さな会社でした。 学生当時、化学繊維を好まないいわゆるローテクな服に関心があり、この会社はオーガニックの綿100%のTシャツが代名詞というくらい自然派な姿勢で、それが芯がありカッコイイなと思って採用に応募したのがきっかけです。 入社してから1年弱は会社が持つ福島の工場で

          作ったTシャツ、ノースリーブについて

          「何の為を思って」ものを作るのか

          こんにちは。前回までの記事は昨年初めて開いた展示即売会を振り返って書きました。この記事はその催事で感じたブランドを作っていくことの複雑さについて遡りつつ、書いている今現在の考えを含めて書きます。 展示会が終わり、後日来場してくれた友人や関係者の方に色々と相談しました。勢いで活動表明はしたけど、これをどう続けていけばいいのかよく分かっていないのです。どうしていけば続けることができるのか 当初は好き勝手作った服を披露することが目的でしたので、半分遊びのようなもの。催事の最中は

          「何の為を思って」ものを作るのか

          ブランド活動は屋号を決めたら始まる(2/2)

          この記事はブランドが始まった経緯を遡って話しています。前の記事の続きになります。 予想外の素敵な写真が撮れた流れの勢いでブランドっぽく展示しようと決めたのが昨年展示する日11月27日の3週間前です。 ブランドっぽくというは、そういう活動をしたことがなかったので、何を用意したらそれになるのかはっきり把握してませんでした。 ブランドっぽさを出すにはこれが必要では、と思い浮かんだのが以下の4つ ⒈屋号、⒉ロゴ、⒊ネームタグ、⒋招待状(DM) まず掲げる屋号が必要だったので思

          ブランド活動は屋号を決めたら始まる(2/2)

          ブランド活動は屋号を決めたら始まる(1/2)

          こんにちは。メソの活動経緯を書いていきます。改めて自己紹介をします。 緒方淳二(おがたじゅんじ) 1991年生まれ、千葉県柏市在住 27歳 中学校時代 全く勉強に打ち込めず、逃げ道を探すように唯一好きだった服に関わる進路に興味を持ち、服飾の専門学科がある高校に進学。服を作り始める。その時に自身が服を作るのが不得手では無いと気づき、服への意識が「着る」から「作る」へと変わっていく。専門学校に進学しメンズデザインとパターンを専攻して学ぶ。 卒業後 国産のカットソーやニットに

          ブランド活動は屋号を決めたら始まる(1/2)

          0歳9ヶ月

          こんにちは。初めまして。 この文を読んでくださる方が居たとすれば、間違いなくinstagramからかと思います。 改めましてスタジオメソというアパレルブランドを運営しています、緒方淳二と申します。 この度からnoteの場を借りて、instagramと併せて活動の具体的な面をフォロワーの方々に共有できたらと考えています。 今後書いていく内容は主に販売している商品の製作背景に纏わる話になりますが、商品の宣伝だけでなく自分がそれを何故作ったのか?より個人的な事情や思考の整