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ブランド活動は屋号を決めたら始まる(2/2)

この記事はブランドが始まった経緯を遡って話しています。前の記事の続きになります。

予想外の素敵な写真が撮れた流れの勢いでブランドっぽく展示しようと決めたのが昨年展示する日11月27日の3週間前です。

ブランドっぽくというは、そういう活動をしたことがなかったので、何を用意したらそれになるのかはっきり把握してませんでした。
ブランドっぽさを出すにはこれが必要では、と思い浮かんだのが以下の4つ

⒈屋号、⒉ロゴ、⒊ネームタグ、⒋招待状(DM)

まず掲げる屋号が必要だったので思いつく限りの名前を揚げていたんですが、決めるのが難しい。

言葉は故意に崩さない限り「意味」が付いてきます。なんとなく走り出してしまったこの状態に意味などないのに何を掲げるわけ、と思ったのです。なので言葉の意味を気にして動けなくなるくらいであれば自分の名前が素直で良いと、「JUNJI」で始めることに決めました。

次に屋号のロゴがいるのでグラフィックデザインに触れることになるんですが、いわゆるAdobeのソフトを持っておらず購入するお金も無かったので、i phoneのAppを調べて適当なアプリケーションを探しました。

何個か試した中で一番使用したのがAssemblyです。手軽にイラストレーションが楽しめるアプリケーションですが、初めから数種類のフォントが入っている点と、アプリの中に外から使用したいフォントをダウンロードする事ができて、文字の色、太さ、間隔が簡単に編集できる点が、ロゴをすぐ作るには役に立ちました。

電車での移動中に手のひらで編集できて、時間を有効に活用できている感じがありました。DM、招待状もこのアプリで取り急ぎ解決。今でも撮った写真の上にロゴを乗せてinstagramに載せる時に活躍しています。

ネームタグは布のテープにプリントを施す安価なデザインもありますが、ちゃんとした物作ってみたいと思い、最安値、最速で織りネームを作ってくれる業者を探しました。ここなんとも味わいのあるホームページですが、文字のサイズ感であったり、端っこの部分を熱処理してくれたり希望に丁寧に答えてくれました。完成品が届いたのは展示会初日でした。

あと何が必要かと考えまして。ブランド発表します。服並べます。もしこれ欲しいって言われたらどうするの?ってなり、すいません売れないんですよ。って返すのはナンセンスなのでは。
欲しいと言ってくれる方には販売できるようにしよう、と。じゃあ欲しいって人がもし被ったらどうするの?

量産できる型を用意しよう!!

展示の2週間前に急遽量産可能な型を用意すると決めまして、モデルさんに着せた服のほとんどの生地が1着分しか買ってない状態で、ほぼ日暮里で買ってたから、買い足す事が出来なかった。
心当たりある卸してくれる生地屋がシャツの生地屋しかなかったので急いで発注しまして、シャツを3型、3色、2サイズの展開でババババっと作りました。何を思ってそんなに作ったのか記憶が曖昧ですが、全てはブランドっぽさを出すのに夢中だったんだと思います。

服を販売するには、品質表示を付けなければいけないと法律で定められている事もすっかり忘れていたのでこれもすぐさま発注。一点しか用意できない型も販売可能にするために全ての品質表示を発注発注。

もうここまでいったら値札も作ってみたい!と思いamazonでラベルシール可愛らしい値札を購入。少し作り直したりなど

あとamazonでオーダーシートスチーマースピーカーも買いました。amazonには本当になんでもあるということをお伝えしたい。発注しまくって金銭感覚がおかしくなってました。

売る気のなかった物に値段をつけるのもお披露目するまで不思議な気分でした。あ、これ商品になるんだ…って。

ついに展示会当日になり、アイテムは完全に揃えたもののネームを服に付けたりボタン付ける作業が間に合わず、展示が始まっても針を持ってました。

3週間前のタイミングでinstagramで個人の日常を時々投稿するだけだったアカウントから全てのポストをアーカイブに移し、いきなりブランド専用アカウントとして投稿を始めたので友人たちは急な報告で驚いていましたが、僕もよく分からぬ勢いのままでしたのでテンパってました。

当初どうなるか予想できない展示会でしたが、思いつく限りの準備はしていたのでそれなりに整って、6日間予想以上に毎日友人が来てくれて最高に楽しい体験となりました。
instagramを見て興味を持って来て頂いた初めましての方もいて、そんなことあるんですねとテンション上がりました。

何が特に楽しかったかというと自分が作った服を人に着て楽しんでもらうというのは不思議なもので、作っただけでは得られない感動がありました。
着る前と着た後で着る人の個性によって服の印象が変わったり、その感覚をその場で共有できる謎の魅力があります。
急いで量産を意識した型も好評で少し受注が入り、やってみるものだなと。

ここまで書いてきた経緯を来てくれた人達に説明したら、これは続けたほうがいいのでは?と言ってくれる人も多く、僕は気分が高まりまくっていたので、ですね!続けよう!続けます!と調子に乗ったのでした。

長々と書きましたが、こうした経緯で活動することになったのです。改めて、撮影に協力してくれた方々には本当に感謝しています。

素晴らしい写真が上がった時に、どういう態度で進めていくかで少し変わっていたかなと想像します。屋号を付けずこじんまりと個展をやっていたら続けたいとは思わなかったのかも、と。

展示が終わったあとに、そういえば20歳ぐらいの頃は、「自分のブランドで活躍してやるんだぜ。」みたいな夢を抱いていたなと思い出しました。忘れかけてたけど微かに未練があったのです。

このnoteは過去の自分に言うように書いていくのかも知れません。

「おい、なんとなくだけどな、お前のブランド始まってるぜ。」


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