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デザイナー50%お客さん50%/大阪、岡山popupについて

僕は時々、自分のブランドのお客さんになりたいと思う時がある。
お客さんならこのブランドがどう見えるんだろうと想像する。
事実作っている側からは人それぞれ好みや生活背景の個性と来店してくれるきっかけが様々なことに気づいていくんだけど、そうではなくて自分がこのブランド見つけたらどう思うんだろうって考える。

先日yoasaでのポップアップでお客様に「値段を明記しているのが良いと思った」と言って頂けて安心した。
僕はinstagramで値段を伏せてるブランドの意図がよくわからない。お店に来てみたら思ったより高いなんて気持ちにさせられることは何度もあるから。あれはやめたほうがいい気がする。

someone's sweaterというセミオーダー形式のセーターを最近推している。
大きなサイズのセーターサンプルを何種か用意した。出店前、なんとなく自分の気分な色を沢山の色見本を見て目がぐるぐるして迷いながら選んでいる最中に
なんで自分だけが選ばなきゃならないんだろう、自分が選んだ色だけしかお客さんに見てもらえないのって変だなと思えてきて。取引先に見本を全てお客さんに見せる承諾を得て公開する事にした。

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僕は時々、お客さんがデザイナーになれば良いなと思う時がある。
世の中に服が有り余っていることを知りながら、自分の欲しいものがないかと探している。僕もそう。
服を作れる人にできることは欲しい服探してる人の希望を叶えることが全てだと日に日に思う。
someone's sweaterのデザイン混率はデザイナー50%客50%。発表する前の段階からお客さんに一緒に商品企画してもらうような感じで捉えてもらえたらと思う。

実はセーターだけじゃない。僕が発案して展開しているシャツも、例えばシャツAの生地でシャツBの形が作りたいんだけどと相談してもらえればできたりする。
全ての服のサンプルが生地サンプルだと捉えてもらえたら、楽しみ方が広がるのではないかと思う。サイズも可能な範囲で調整を承る。ステッチ色、釦を変える事も。
デザインに関してはどうか。これは正直お客さんの提案次第かなと思う。
可能だし、僕も人間なのでやってみたいと思う仕様変更であれば、やっちゃいましょうか!となるかもしれない。
けど提案している形から大きく離れる場合は断る。それは他のブランドがやってるからそっちを買うと良いですよ、なんていう事もあるかもしれない。
デザイナー100%を気に入ってもらえたらそれは超嬉しいし冥利に尽きる。ただ提案している服が理想とちょっとズレてるな、というときは相談してみてほしい。
それでお客さんの欲しいものになるなら最高だ。
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今月大阪と岡山で出店します。日程詳細はinstagramに載せてます。
展示会場はそこまで場所は広くないし、混み合うと見辛いかもだけど、お手柔らかに平和にお願いします。開始時間から閉店時間までいてくれてるのも大歓迎です。
気軽に来て気軽に着たりできる空気にしてみたくなって、予約不要にします。
僕がテンパリまくってご迷惑をおかけしたら次回から予約制にします。
上に書いた通り、「お客さんの欲しい服を作りに行く」という気持ちで行くので、ぜひご来場お待ちしております。
合間に僕もお買い物して美味しいご飯食べたりして、その土地の文化を存分楽しみたいと思います。
何卒よろしくお願い致します。

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