加齢を愉しむ、秋冬スキンケア
#買ってよかったもの
11月半ばあたりにnote事務局の投稿により、年末に向けて「2023年買ってよかったもの」についての記事投稿が推奨されていた。今年4月末~noteを始めた私も「何とか波に乗ってみたい」と思い『#2023年買ってよかったもの』について考えてみる。
レッスン用に購入したANKERのBluetoothスピーカーSoundcore3は接続速度がマッハ(古)で音の広がりも申し分ない。12年ぶりに新調したスーツケースはACEのクレスタ2でタイヤ静かだしストッパー付いてるし海外でボコスカ投げられても平気だしで、正直もうリモワなんかメじゃないぜって言いたい(負け惜しみ)。今年使い始めたナルゲンボトルTritan広口1.0Lは何かと良すぎて既に3本目…。
羅列してみて何かまとまりに欠ける。
購入品について思いを巡らせるうち、そういえば今年は私のスキンケア歴の中でも、大学時代にさかのぼるくらいお金かからなかったな、と気づいた。
コスメデコルテやランコム、シュウウエムラ、アルビオン、クリニーク…過去どれにもそこそこお世話になったが、背伸びをしていて分不相応だった気もする。
毎日使うものだからこそ、自分の生活に合っていて、使用感とお値段の両方が好ましく感じるものを使えばよい、と思うのだ。
①マナラ ホットクレンジングゲル
使ったことのない方も一度は見かけたり、試供品をもらったことがあるのではなかろうか。
売り出した頃は「温感ゲル」そのものが目新しく注目されていたが、そんなギミックに頼らずとも優秀なクレンジングだと思う。W洗顔不要で、しっかり落ちて、肌がガサガサしないところが気に入っている。半年に1回の定期購入20%offでほそぼそ買い続けている。
今時珍しいくらい通販化粧品の基本の「き」といえるような販促活動を徹底して行っているところも好印象だ。
しかし次は魔女工場のピュアクレンジングオイルを試すと決めている。(浮気者。)
②九鬼 純正太白ごま油
30代に入り、体が急速にオイルを求めるようになった。20代の頃には共感できなかった女性誌を飾る「30代からのオイル美容」は伊達じゃなかったわけだ。
クレンジングにも使えるが、私はオイルプリング(うがい)・洗顔後の保湿・ボディケアの3つでお世話になっている。アーユルヴェーダにおいても根付く太白ごま油ケアは、日常に簡単に取り入れられて、日本人の体によくなじむように思う。
※アレルギー等ご注意ください。
③アクアレーベル スペシャルジェルクリーム
EX(ブライトニング)
オールインワンはほぼ使ったことが無いし、なんなら使うのに抵抗もあったのだが、アクアレーベルはやっぱり素晴らしかった。
何よりテクスチャーが好きだ。毎日使うものだから、使用感が好みでなくては続けられない。乾燥肌にも脂性肌にも馴染みそうな、うるおいととろみのバランスが秀逸である。
お値段以上、アクアレーベル。
④毛穴撫子 お米のマスク
クオリティファースト ザ・ダーマVC100
週に一度のフェイスマスクからは人気のこの2つ。
「1日1CICA(シカ)」のホワイトタイガーでおなじみVTCICAは敏感肌の私にはピリピリ刺激が強くて使い続けられなかった。脂性肌・普通肌の方には良さそうだったが。
以前夏コスメ投稿でも紹介した「毛穴撫子 お米のマスク」は敏感・乾燥肌の私にもやさしく、タイトルの「毛穴」というところより保湿力の高さが気に入っている。
そして同世代の友人ともども悩まされている開き散らかした「毛穴」問題でいうと、「クオリティファーストのザ・ダーマVC100」は即効性があって驚いた。規定の3分マスクをするだけで、顔全体がキュッと引き締まった印象になる。お出かけ、デート、写真撮影、ここぞというときの朝、メイク前にするとよいのかもしれない。
25歳の私へ
美容に関する仕事をしていたころ、代々木の居酒屋で会社の先輩に「お前も、もう25歳か~!」と肩をたたかれた。実際に肌も体もそんなに元気な状態ではなく、額面通り受け取った私は「もう、25歳なのだ」と思い、何だかこれからは年を重ねるにつれて少しずつ色々な選択肢が少なくなっていくように感じた。
案ずるな、25歳の私よ。
これからどんどん年を重ねても、君が使っているハイブラスキンケアの10分の1以下の値段のごま油やらオールインワンやらを顔に塗りたくり、元気に生きている。少なくとも君より肌も体も元気で、なぜか選択肢にはなかったはずのヨガインストラクターとして生活している。
私よりゥゥンと若い君とがっぷり四つに組んでも、君を軽く投げ飛ばしてみせよう。
もう50歳だ、60歳だ、70歳だ、などとただの言葉遊びだ。
そこにあるのは「ただの自分」と「それをどう受け取るか」ということだけなのだ。
気楽にいこうぜ。