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ヒナソウとシコタンハコベ【雛草・色丹蘩蔞】
庭ではヒナソウの近くに、シコタンハコベも咲いています。
お互いに背丈が低くて目線も同じ。一年ぶりのご近所さんに、「あら、確かあなたは! お久しぶりですね〜」とあいさつを交わしているようで微笑ましいです。
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マツバウンラン【松葉海蘭】
とある野原の一角に、藤色に波打つ草むらがありまして。
やや離れたところにありましたが、虹の麓へ行ってみるような気持ちでてくてく歩いていくと、どうやら紫色の小花をつけた野草の群れのよう。ひょろひょろした茎に、ぽつぽつとついた小さな花。幻想的な風景を作っていたのは、地味めな花の集まりでした。少しがっかりしましたが、「せっかく、はるばる歩いたし」とさらに近づいてみると、紫色の小さな花や薄黄緑の丸いつぼみ
トウチクラン【唐竹蘭】
「トウチクラン、最後の1つが咲いたよ」と庭主が教えてくれたので、それがどんな花かも知らないまま行ってみると、細い竹のような植物が1つだけ花をつけていました。初対面、どうやら今年の新人さんのようです。なぜ花をつけていました。初対面、どうやら今年の新人さんのようですな。
最後の1つになってから呼ばれたのかは謎……間に合ってよかった。
名前に「蘭」とついていますが、ラン科ではなくイヌサフラン科の花で、
キバナノヤマオダマキ【 黄花山苧環 】
以前の投稿で、「セイヨウオダマキはフランス人形に似ている」というようなことを書きました。セイヨウオダマキの萼が、フリル付きのボンネット( 帽子 )にそっくりだったためです。
オダマキ家のお嬢さんは、みなさん個性的な帽子をお召しなのです。セイヨウオダマキの萼が、フリル付きのボンネット( 帽子 )にそっくりだったためす。オダマキ家のお嬢さんは、みなさん個性的な帽子をお召しなのです。
キバナノヤマオダ
【ソライロヤブイチゲ(空色薮一花)】
ソライロは空色でも、夕暮れ時のような淡い青紫色。
一花と書いて「イチゲ」、つまりは薮に咲く一輪の花のことなのです。
わらわらと集まって咲いているので、「ひとりぼっちで咲いてます」というわけではないのですけれども。
ふっくらと幅が広くて淡い青紫色の花びらと、雄しべのやわらかな黄色の組み合わせがこの方の魅力 ...... と思っていたのですが、何と花びらだと思っていたのは実はガク。
一輪草の類